作者 | ロバート・カイリュー、ニコラ・ペロー[1] |
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初版 | 1992年12月[2] |
最新版 |
1.03[3]
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プログラミング 言語 | THINK C[1] |
対応OS | Mac OS[1] System 6.0.5,[4] System 7[4] |
対応言語 | 英語 |
サポート状況 | 終了 |
種別 | ウェブブラウザ |
MacWWWまたはSamba[5][6][7]は、Macintosh向けに最小限の機能を実装した初期のウェブブラウザであり、1992年にリリースされた。Classic Mac OSプラットフォーム向けとしては最初のウェブブラウザであり、Unix系以外のオペレーティングシステムで動作した最初のウェブブラウザである。WorldWideWebの設計をエミュレートしようとしている[5]。最近のブラウザとは異なり、リンクをダブルクリックすることでリンク先ページを新たなウィンドウとして開くようになっている[3]。CERNが有償で配布したもので、価格は50ECUだった[6]。
元もとのFTPロケーションからはダウンロードできなくなっているが[A 1]、ミラーサイトからダウンロード可能である。
CERNにてロバート・カイリューが書き、後にニコラ・ペローが開発を助けた[5][7]。ペローはそれ以前にLine Mode Browserに関わっており、ペローはこの2つのブラウザのソースコードの一部を共通化した[1]。
1993年5月12日、Version 1.00をリリース。「もっと改良が必要だとわかっているが、system 7とsystem 6.0.5ではうまく動作する」というコメントがついていた[4]。
MacWWWは必要最小限の機能しかないブラウザであり、テキストのみを表示し、画像やリストは表示できない[8][3]。
ステータスをロードできないなど評判は悪く[3]、1年以内にMosaicやMacWebといった高機能なブラウザが登場したため、廃れた。Classic Mac OSのマルチウィンドウシステムに対応しており、マウスで操作可能だが、基本的にはテキストモードのブラウザである[3]。