Mark10 | |
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タイプ | 核爆弾 |
開発国 | アメリカ合衆国 |
開発・生産 | |
開発期間 | -1952年(計画中止) |
生産数 | なし |
要目 | |
核出力 | 12-15kt(計画) |
弾頭 | 核分裂弾頭(ガンバレル型) |
直径 | 12インチ(計画) |
重量 | 1,500-1,750ポンド(計画) |
Mark 10はアメリカ合衆国が開発していた核爆弾。Mark 8を基にした軽量核爆弾であったが、実用化はなされなかった。
Mark 8と同じく、核物質に高濃縮ウランを用いたガンバレル型の核分裂兵器であり、Mark 8より軽量化することが求められた。また、多目的核爆弾として、信管は空中爆発用のみのものが計画された。そのため、"エアバースト・エルシー"(Airburst Elsie 空中爆発エルシー)の愛称を得ていた。エルシーはLC(Light Casing bomb 軽量爆弾)であることに由来している。大きさは、直径12インチであり、重量は1,500から1,750ポンド、核出力は12から15ktを予定していた。
1952年5月にMark 10の開発は中止されている。軽量核爆弾としてはMark 12の開発が進められた。Mark 12はインプロージョン方式であり、Mark 10よりもさらに軽量で、必要な核物質量も少なくて済むものであった。