開発元 | Mopria Alliance |
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対応OS | クロスプラットフォーム |
公式サイト | www.mopria.org |
Mopria(モプリア)とは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器から、個別のドライバーを必要とせずにワイヤレスで印刷をするための規格である。プリンターメーカーなどで構成する業界団体Mopria Allianceが、規格の策定や普及活動を行っている。
2013年9月にHPやキヤノンなどを中心とするMopria Allianceが発足し[1]、エプソンやブラザーなど主要プリンターメーカー各社が名を連ねている。
通常、モバイル機器からプリンターへ印刷するためには、プリンターメーカーや機種ごとに専用のアプリケーション(ドライバー)をユーザーがインストールしなければならないが、Mopriaに対応したプリンターであれば、各機種ごとのアプリをインストールせずにMopriaプラグインを通じて印刷が可能である。同様の仕組みとして、AppleのAirPrintやGoogleのGoogle Cloud Printなどがある。
2014年から、Android 4.4(KitKat)用のMopriaプラグインの公開、およびMopria対応プリンターが発売されている。2015年現在ではAndroidのみのサポートとなっているが、Mopria Allianceでは、他のOSやプラットフォームに対しても拡大していくとしている[2]。