NBAドラフト全体1位指名選手は、北米プロバスケットボールリーグNBAのドラフトにおいて、全体1位指名を受けた選手の一覧である。1位指名権はNBAドラフト抽選によって与えられるが、ほとんどの場合、前シーズンの成績が最下位などのチームである。
これまでに全体1位指名を受けた選手75名のうち、47名がオールスターまたはオールNBAチームに選出され、19名が殿堂入りを果たしている。また、22名が新人王、11名がMVPを獲得している。一方で最初期にはNBA入りを選択しなかった選手も2名存在した。
外国籍で指名を受けた選手は11名で、このうちアメリカの高校・大学でのプレー経験がないのは姚明とアンドレア・バルニャーニの2名である。また、高卒で指名を受けた選手はクワミ・ブラウン、レブロン・ジェームズ、ドワイト・ハワードの3名である。最も1位指名選手を輩出した大学はデューク大学(5名)で、ケンタッキー大学(3名)がこれに続く。
* | バスケットボール殿堂入り |
^ | 現役プレーヤー |
S | NBAオールスター |
A | オールNBAチーム |
R | NBAオールルーキーチーム |
D | NBAオールディフェンシブチーム |
C | NBAチャンピオン |
F | ファイナルMVP |
M | シーズンMVP |
指名チーム | 回数 | 年度 |
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クリーブランド・キャバリアーズ | 6回 | 1971,1986,2003,2011,2013,2014 |
ヒューストン・ロケッツ | 5回 | 1968,1976,1983,1984,2002 |
サクラメント・キングス | 5回 | 1956,1957,1959,1960,1989 |
アトランタ・ホークス | 4回 | 1952,1955,1975,2024 |
オーランド・マジック | 4回 | 1992,1993,2004,2022 |
フィラデルフィア・76ers | 4回 | 1973,1996,2016,2017 |
ワシントン・ウィザーズ | 4回 | 1961,1962,2001,2010 |
ポートランド・トレイルブレイザーズ | 4回 | 1972,1974,1978,2007 |
ミルウォーキー・バックス | 4回 | 1969,1977,1994,2005 |
ニューヨーク・ニックス | 4回 | 1963,1964,1966,1985 |
デトロイト・ピストンズ | 3回 | 1967,1970,2021 |
サンアントニオ・スパーズ | 3回 | 1987,1997,2023 |
ロサンゼルス・クリッパーズ | 3回 | 1988,1998,2009 |
ゴールデンステート・ウォリアーズ | 3回 | 1965,1980,1995 |
ロサンゼルス・レイカーズ | 3回 | 1958,1979,1982 |
ボルティモア・ブレッツ | 3回 | 1951,1953,1954 |
ミネソタ・ティンバーウルブズ | 2回 | 2015,2020 |
ニューオーリンズ・ペリカンズ | 2回 | 2012,2019 |
ブルックリン・ネッツ | 2回 | 1990,2000 |
プロビデンス・スチームローラーズ | 2回 | 1948,1949 |
フェニックス・サンズ | 1回 | 2018 |
トロント・ラプターズ | 1回 | 2006 |
シャーロット・ホーネッツ | 1回 | 1991 |
ダラス・マーベリックス | 1回 | 1981 |
ボストン・セルティックス | 1回 | 1950 |
ピッツバーグ・アイアンメン | 1回 | 1947 |
順位 | 国・地域 | 回数 |
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1 | アメリカ合衆国 | 65回 |
2 | バハマ | 2回 |
2 | ナイジェリア | 2回 |
2 | オーストラリア | 2回 |
2 | カナダ | 2回 |
3 | 中華人民共和国 | 1回 |
3 | イタリア | 1回 |
3 | ドミニカ共和国 | 1回 |
3 | フランス | 1回 |