NS-45 | |
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種類 | 機関砲 |
原開発国 | ソビエト連邦 |
運用史 | |
配備期間 | 1944-1947 |
配備先 | ソビエト連邦 |
関連戦争・紛争 | 第二次世界大戦、冷戦 |
諸元 | |
重量 | 152 kg |
全長 | 252 cm |
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砲弾 | 45 mm×186 |
砲弾重量 | 1.065 kg |
口径 | 45 mm |
発射速度 | 250 rpm |
初速 | 850 m/s |
装填方式 | ベルト給弾方式 |
NS-45(ロシア語: НС-45)は、第二次世界大戦中にソビエト連邦が開発した航空機関砲である。
NS-45はNS-37を拡大したもので、口径は37 mmから45 mmとなった。名称は、開発者のA・E・ヌデリマーンとA・S・スラノフの頭文字に砲口径を組み合わせたもの。
第二次世界大戦においては、Yak-9Kに装備されて軍に評価された。Yak-9Kは計53機が生産され、それらを用いた前線での実戦試験の結果、過大な反動や低い信頼性などを理由として機体は採用には至らなかった[1]。
そのほかにも、Il-2襲撃機では各翼下に1門を搭載した試作機が作られ[2]、大戦後に試作された夜間戦闘機Tu-1にも装備された。いずれも採用には至っていない。
本機関砲を搭載した航空機が少数生産もしくは試作のみに終わったことから、NS-45の生産も少数にとどまっている。