Nokia 6650はノキアが開発し、2003年に発売したW-CDMA/GSM方式の携帯電話端末である。
日本では、ノキア・ジャパンからNokia 6650として2003年6月に、J-フォン(ボーダフォン日本法人、現ソフトバンクモバイル)からW-CDMA通信方式のボーダフォングローバルスタンダード(現SoftBank 3G)サービスを利用可能な機種として、2003年8月よりV-NM701として発売された。
ノキア初のW-CDMAをサポートした携帯電話であり、GSM(900/1800)及びW-CDMA通信方式に対応する。GSM1900に対応していないため、北米では利用できない。ノキア・ジャパンから販売されているが、日本語表示をサポートしていないため、メニューなどの表記は英語であり、SMSで日本語を利用できない。
Series 40 Developer Platform 1.0を採用しているため、J2MEアプリケーションを動作させることができる。
なお、ボーダフォンブランドのV-NM701については、2008年1月よりネットワークのソフトウェア更新に伴って、利用が出来なくなる(ノキアスタンダードモデルに関しては、SoftBank 3G USIMカードをさした場合でも利用可能。もちろん、docomoのドコモUIMカードでも利用できる)[要出典]。
J-フォン時代までは、型番に含まれるノキアの略号は「NM」であったが、ボーダフォンへの社名変更後に発売された702NK以降は略号が「NK」に変更される。