開発元 |
ノルウェー Opera Software |
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初版 | 2013年9月9日[1] |
対応OS | iOS |
対応言語 | 32 言語 |
サポート状況 | 開発終了 |
種別 | ウェブブラウザ |
ライセンス | プロプライエタリ |
公式サイト | www.operacoast.com |
Opera Coast(オペラ・コースト)とは、オペラ・ソフトウェアによって開発されていたiPad、iPhone向けのウェブブラウザである。このブラウザは多種あるOperaをベースにして作られている訳ではなく、全く独自に作られた物である。今までのブラウザはタブや履歴、ブックマークのようなボタンをベースにした物であったが、Opera Coastに於いてはそれらはジェスチャーに取って代わられており、それに合わせてブラウザもデザインされている[2][3][4]。
2013年9月9日にiPad向けにOpera Coastが発表された[1]。その後9月24日にCoast1.10として初のアップデートを実施した[5]。27日には1.11の開発が告知され[6]、翌28日に1.11がリリースされた[7]。その後、1.12が発表され、11月5日に1.13が発表された[8]。7日にはGulltasten2013でベスト・ユーティリティ・アプリケーションと年間アプリケーション賞、WebIT Congressでベスト・ソフトウェア賞を授与された[9]。20日には1.14がリリースされた[10]。
2014年4月24日にはiPhone版がリリースされた[11]。5月26日には3.02がリリースされ[12]、7月10日には3.10がリリースされた[13]。9月3日には3.13として開発されていた物がリリースされる予定であったが、13が不吉な数字であるためにこれは3.14として発表された[14]。その後、12月16日には4.0が発表されている[15]。
Opera Coastは2017年8月にApple Storeから削除された [16][17]。
証明書や信頼性、URL、履歴、ページのコンテンツ等のセキュリティをOpera Coastは内蔵しており、危険を察知した場合は警告が為されるようになっている[2][3][18]。
Opera Coastは自動的にiCloudと同期されるように出来ている。これはホームスクリーンのタイルに於いても同様である[2][3]。
Opera Coastは4.0の時点で32言語に対応している。