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開発元 | フランス国立宇宙研究センター |
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最新版 |
9.1.0
/ 2024年9月27日 |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | C++ |
対応OS | クロスプラットフォーム |
対応言語 | C++, Python, Java, IDL (プログラミング言語) |
種別 | ライブラリ |
ライセンス | CeCILL |
公式サイト | OTB homepage |
Orfeo Toolboxはリモートセンシング画像処理用ライブラリである。 2006年にフランス国立宇宙研究センターが開発し、フリーソフトウェアライセンスのCeCILL (GPLと類似し、互換性がある)として公開しており、オープンソースコミュニティは成長し続けている。 衛星画像の使用に必要な全てのツールを実装し利用者に提供することを目標として掲げている。[1] 実装しているライブラリは、プレアデス衛星やCOSMO-SkyMedのみならず、多様な検知装置が取得した高解像度の画像を対象としている。
Linux、Mac OS X、Windowsなど複数のプラットフォームにて徹底的に検証されており、 ほとんどの機能は、大容量の画像(4GB以上)を処理の際にストリーミングにてし、可能な限り頻繁にマルチコアプロセッサを活用している。
ライブラリの他にもGUI経由で、セグメント化、オルソ補正、分類、画像レジストレーション (印刷・映像)などいくつかのアプリケーションが利用できる。
Ohlohの調査によると、41人の貢献者による合計26万行近くのコード(開発開始時に提供された多くのライブラリを含む)で構築されている。[2]
医療用画像処理ライブラリであるInsight Segmentation and Registration Toolkitに基づいたC++ライブラリである。
他のファイルを結合する機能はPythonとJavaで実装され利用可能であり、公式ブログにてPythonのラッパー使用例詳細を公開している。[11]
利用者の一人は、始めからライブラリ機能を使用する手順の定義にMATLABを使用している。[12]
2009年後半以後有志のボランティアによりQGIS用プラグイン[13]として、[14]分類、セグメント化、陰影処理などいくつかのモジュールが開発されている。
実装アルゴリズムは、Sextanteフレームワークを通じてQGISで利用可能である。
何ができるかを実証するために設計された簡単なツールとして、 多くの利用者が実際の処理作業に使用し始めたことから、開発側はより一般的に、強力に、使いやすく改良した。 結果としてラスタ・ベクタデータに対応し、既存機能の大部分を統合した。 アーキテクチャは、パイプラインのストリーミングやマルチスレッド機能を活用している。 名称は「オルフェオ Orfeo」を作曲したフェルディナンド・ベルトーニ由来である。[15]