種類 | サプリメント・化粧品製造販売業 |
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本社所在地 | ルクセンブルク、シェンゲン |
設立 | 1993年 , 創業者 Rolf Sorg、日本支社ゼネラルマネージャー高石博文 |
業種 | 高級栄養サプリメント、コスメ |
純利益 | 17億1,000万米ドル(2020年)[1] |
外部リンク | https://www.pm-international.com/ |
PM-International AGは、シェンゲン(ルクセンブルク)に本社を置くサプリメントや化粧品のメーカーである。
PM Internationalは、1993年にロルフ・ゾルク(Rolf Sorg)によってリンブルガーホーフに設立された[2]。同年、ポーランドに初の海外支店を開設。翌年、ルクセンブルクにPM-International-Holdingが設立された[3]。
2003年、同社はシュパイアー( ラインラント=プファルツ州)に物流センターを開設。2005年には、GmbH(有限会社)から非上場の株式会社へと法的形態を変更する。
2013年の時点で、PM-Internationalはヨーロッパ内外30以上の直販拠点で事業を展開している。さらに15万人もの独立販売パートナーが同社の製品を販売している。同年の年間売上高は、2億米ドルにもおよんでいる[2]。
2015年、同社はシンガポールにアジア太平洋地域の販売拠点を設立[4]。同年、本社をルクセンブルクのシェンゲンへと移転する[5]。
2019年、シュパイアーの第4倉庫の建設工事に取り掛かる [6]。2020年には、ベルギーのアレンドンク に進出を果たす[7] 。同年、販売パートナーが販売時に直接収入を受け取る独自の決済システム「PM Direct Cash」を、米国でのテストプロセスを経てヨーロッパでも導入した [8]。
PM International は、世界40カ国以上で事業を展開し、35以上もの事業拠点を構えている。2019年の総収入は11.1億ドルと報告されている [7]。PM-Internationalは世界中に400人もの社員を抱えており、そのうち192人がシュパイアーの物流センターで働いている(2020年現在)[9][10]。
PM Internationalは家族経営の会社として運営されており、父ディーター・ゾルクはエンジニアとして同社の建設プロジェクトを担当し、妻のヴィッキー・ゾルク は社会的プロジェクトに携わり、さらにロルフ・ゾルクの母も会社に関与している[3][6]。
同社は、数々のスポーツチームと提携を図っている。代表的なのはATP・男子プロテニス協会のOfficial Partners & Suppliersであり、ほかにも、男子ドイツ、オーストリア、ポーランドのスキー協会(DSV、ÖSV、PZN)をはじめ、 ドイツアイスホッケー協会(DEB)、ドイツ自転車競技協会(BDR)、 ドイツ陸上競技協会(DLV)、スイススライディング協会(ボブスレーを含む)、スイス、ルクセンブルクのハンドボール協会(SHV、FLH)、 ルクセンブルクのバスケットボール協会(FLBB)などが挙げられる [7][11][12]。
PM Internationalは、自社ブランド「FitLine」のもとで、健康・フィットネス・美容のための製品を販売している[7] 。同社の製品は、ダイレクトセリングに属する独立販売パートナー、インターネット、自社の直営店を通じて独占的に販売されている [13]。同社の製品は、GMP基準で製造されており、すべてのサプリメントがドーピングフリーの製品としてケルンリストに掲載されている[14][15] 。QRコードを通じて、選択された製品のTÜV Süd 規格に準拠した試験結果を得ることができる [16]。
PM Internationalは15年以上にわたりワールド・ビジョンを支援しており、2300人の子供たちを支援しているワールド・ビジョンの世界最大の企業スポンサーとしての役割を担っている[17][18]。2020年の新型コロナウイルス感染症の世界的流行時には、100万ユーロを中央ヨーロッパ地域の支援プロジェクトに寄付している[19][20]。
2016年以降、PM Internationalはルクセンブルク大公国の国立ルクセンブルク科学技術研究所(LIST)と提携して、食品サプリメントや化粧品の生理活性分子の研究を行っている。 [21]。