公式サイト | POWER9 |
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生産時期 | 2017年12月から |
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設計者 | IBM |
CPU周波数 | から 4GHz |
アーキテクチャ | 64ビット |
命令セット | Power ISA V3.0 |
コア数 | 12 または 24 |
前世代プロセッサ | POWER8 |
次世代プロセッサ | POWER10 |
L1キャッシュ | 32+32 KB/コア |
L2キャッシュ | 512KB/コア |
L3キャッシュ | 120MB/チップ |
Power アーキテクチャ |
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POWER9(パワーナイン)は、IBMが2017年に発表したスーパースカラー型シンメトリックマルチプロセッサ。64ビットのPower Architectureベースのマイクロプロセッサで、POWER8の後継。
POWER9は製造プロセス14nmおよびFinFET SOIを採用し、スケールアウト用の12コア SMT8および24コア SMT4、スケールアップ用の12コア SMT8および24コア SMT4の、4つのバリエーションで登場した[1][2]。またPOWER9のアーキテクチャはOpenPOWER Foundationのメンバーにライセンシングのために公開され、修正される[3]。
2016年9月のHot Chips 28 で事前発表され[4]、2017年12月5日にPOWER9を採用するPower System AC922サーバとともに出荷開始が発表された[5]。
2019年8月のHot Chips 31でPOWER9 AIO(Advanced I/O)が2020年リリース予定と発表された[6]。