ジャンル | サバイバルホラー、パズル |
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対応機種 | |
開発元 | Mob Entertainment |
発売元 | Mob Entertainment |
プロデューサー |
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ディレクター |
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プログラマー |
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音楽 | Zachary Preciado |
美術 | Nick Heltne |
人数 | 1人 |
メディア | ダウンロード販売|パッケージソフトウェア |
発売日 |
チャプター1
チャプター2
チャプター3
チャプター4
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エンジン | Unreal Engine 5 |
対応言語 | 英語日本語フランス語イタリア語ドイツ語ポルトガル語ロシア語スペイン語韓国語 |
『Poppy Playtime』(ポピー プレイタイム)は、インディーゲーム開発者のMob Entertainmentが開発及び販売したロジックパズルのサバイバルホラーゲーム。チャプター1は2021年10月12日、チャプター2は2022年5月5日、チャプター3は2024年1月30日にそれぞれリリースされた。
本作は、10年前に失踪したと思われていた職員からの手紙を受け取り、Playtime Co.が所有していた廃玩具工場に再度訪れた元従業員を操作してプレイする一人称視点のサバイバルホラーゲームである[1]。工場の中には会社のマスコットである大きな人型の人形「Huggy Wuggy (ハギー・ワギー)」や自由に手足を伸ばせる「Mommy Long Legs(マミーロングレッグス)」、赤いガスを吐く「Cat Nap(キャットナップ)」などが住んでいて、工場中の敵と共に主人公へ襲い掛かり[2]、工場から脱出する方法を探し始める[3]。工場内には様々な場所に置かれたVHSテープを見つけることができ、それぞれのテープから物語のより詳細な解説がなされている[4]。
ゲームには複数のパズルが登場し、プレイヤーは先に進むためにそれらを解かなければならない。パズルの中には「GrabPack(グラブパック)」と言うガジェットを必要とするものもあり、このバックパックには玩具の両手が付いていて、遠くから物を引っ張ったり、電気を通したり、特定のドアにアクセスしたりすることができる[5][6][7]。チャプター2からは、「Grapple (グラップル) 」をスイングして飛び越えられ、また緑色の手を使って電気を移動させることができるようになった[8]。さらには、チャプター3のでは、紫色のグラブパックが登場し、マークがあるところで手を当てるとジャンプするようになる。オレンジ色のグラブパックがあり、閃光弾を打つことが可能。
物語は、人気のおもちゃを製造していた「Playtime Co.」の元従業員であり主人公に、VHSテープが入った荷物が届くところから始まる。10年前、Playtime Co.の玩具工場の従業員全員は姿を消し行方不明となっていた。テープには、有名な人形の「Poppy Playtime」と工場ツアーのコマーシャルが映し出され、突然Poppy(ケシ)の落書きの映像が組み継ぎされており、行方不明となっていた従業員の手紙には「find the flower(花を見つけて)」という頼みごとが書かれていた。
そして廃玩具工場を訪れた主人公は、パズルを解き、そこで手に入れたGrabPack(グラブパック)を使いながら工場を進んでいく。しかし、Playtime Co.で最も有名な大型のおもちゃHuggy Wuggy(ハギーワギー)に主人公は襲われ、追い詰められていく。主人公は箱を引き下ろしコンベヤーベルトの一部を破壊することで、ハギーを工場の底へと落下させ危機を逃れた。Poppyの落書きが書かれた壁の奥へと進み、Poppyという名前のおもちゃが入ったケースがある部屋に辿り着いた主人公は、そのケースを開きPoppyを開放する。
ポピーを開放した主人公は、工場の裏側を探索し、Playtime Co.の創設者であるElliot Ludwig(エリオット・ルートヴィヒ)のオフィスを見つける。ルートヴィヒのオフィスにある通気口に入ると、ポピーに出会う。曰く自分を解放してくれたことへのお礼に、工場の列車を起動するためのコードを教え、工場からの脱出を手伝ってくれるという。しかし、彼女は謎の手に捕まってしまい、近くの大きな穴に引きずり込まれてしまう。
後を追うように穴へ飛び込み列車のあるゲームステーションに辿り着いた主人公は、クモのようなおもちゃMommy Long Legs(マミーロングレッグス)に遭遇する。そしてポピーを人質に、主人公のグラブパックから赤い右手を奪い取る。マミーはゲームステーションでゲームに3勝するよう主人公に挑み、その見返りとして列車のコードを渡し、ルールを守らなければ殺すと脅す。主人公は工場内を移動しながら、一時的に電気を保持することができる、グラブパック用の緑色の手を入手、そして列車のカードを手に入れるべく3つのゲームに挑む。
途中ハギーによく似たKissyMissy(キシーミシー)の手を借りつつ2つの列車のコードを入手、最後の列車コードを入手すべく3つ目のゲームに挑む。ところが肝心のゴールは崩落して無くなっており袋小路であった。マミーは初めからコードを渡すどころが主人公を亡き者にするつもりであり、これまでの2つのゲームにもそのためのイカサマを張り巡らせていた。仕方なく主人公はグラブパックを使って窓を蹴破り工場の地下トンネルに逃げ込み、出発する。
あの手この手を利用しても目論見が外れたマミーは主人公をチーター呼ばわりする。そんな彼女を尻目に列車を目指す主人公であったが、後少しのところで落下してしまう。さらに追いかけてきたマミーに見つかったことで今度こそ主人公の命を刈り取ろうとする彼女によって、最後のゲーム「かくれんぼ」をやらされてしまう。
主人公はマミーの追跡を掻い潜りながら仕掛けを起動していくものの彼女の猛攻はなお止まず、トンネルを抜け工場内まで追い掛ける。主人公はギリギリのタイミングで開いたシャッターの奥に飛び込み工業用シュレッダーを起動、マミーは勢い余ってぶつかったために手を巻き込ませ、意味不明な内容を叫びながら真っ二つにされて事切れる。その後、謎の手が出現し(詳細は後述)マミーの亡骸を連れ去ってしまった。
主人公は3つ目の列車のコードを手に入れ、クモの巣に掛かったポピーを開放し、列車に乗り込んで脱出しようとする。しかしポピーは、工場内での主人公の行動から「主人公を逃がすのはもったいない」「私達でここを救うのよ」と言い、列車を迂回させる。しかし会話が途中で途切れて列車は暴走し、「Playcare」を示す看板の近くで列車が横転し脱線してしまい、主人公の意識が途絶えてしまう。
脱線した衝撃で意識が朦朧としている主人公は、猫のような巨大なモンスターによってトンネルに投げ込まれ、起動寸前の圧縮機に転落。挟まれないよう非常口を探し、寸前で脱出する。その奥を進むと突然電話が鳴った。電話を掛けた相手は Ollie(オーリー)と名乗る謎の人物であった。彼は主人公にバッテリーを渡し、脱線した列車のところに到着する。その後、暗い道を進みPlaycare(プレイケア)入口へ到着。入場口のゴンドラに乗り、Playcare_Orphanageに無事到着。Playcare_Orphanageは、Playtimeの創設者エリオットルードヴィヒによって設立され、PlaytimeのSmiling Critters(スマイリングクリッターズ)のメンバーによって運営されている孤児院である。オーリーによると元は8名のメンバーで構成されていたが、現在は先刻主人公を圧縮機に放り投げて殺そうとしたCatNap(キャットナップ)のみが残ったとのこと。移動中のゴンドラの中でルートヴィヒのプレイケア創設時の演説を聞きがてらプレイケアに到着。早速オーリーは主人公を中心に置かれている像の下は案内し、ガス生産エリアのキーを渡す。ガス生産エリアは主に建物に電気を供給すると共に、「赤い煙」と呼ばれるガスを生産する役割を担っている (キャットナップ自身もこのガスを放出可能であり、プロローグのニュースによるとこれがキャットナップのぬいぐるみからなぜか放出されたことで物議を呼んだらしい)。主人公が本体を起動した後、突然電源が落ちた。その後、主人公は、キャットナップを避け、ケシガスを放出するLSDから生き残るためにガスマスクを使用しながら、プレイケア内でバックアップ電源を探し始める。まず向かうのは、子供達の住居である「ホーム・スイート・ホーム」。中に入ろうとすると赤い煙が漂っていた。他に選択肢がないことから覚悟を決めて突撃すると、気が遠くなりそうなほどの長い階段とあたり一面扉だらけの不気味な場所に辿り着く。主人公はドアだらけの道と時折聞こえるラジオ音声の中を進んで行き、最終的にVHSとテレビが置かれている部屋に到着する。見てみるとPlaytime社の初出勤のVHSであった。見終わると、巨大なハギーワギーがTVの中から出て来て襲って来た。プレイヤーは何とか脱出しようとするが、彼の走るスピードが速く、一瞬で捕まってしまった。だが、その直後目を覚ます。ガスの正体は幻覚を誘発するものであり、これがガスを無力化しなければならない理由であった。その後ガスマスクを入手した主人公は改めて荒れ果てた孤児院の探索を開始、ゲームステーションにいたはずのキシーととある一室で居合わせながらも予備電源装置の作動に成功する。用がなくなった孤児院を後にした直後先ほど部屋にいたはずのキシーに襲われ、さらに彼女を慌てて止める形でポピーと再会する。
キシーを落ち着かせ移動がてら彼女の肩に乗るポピーは口を開く。従業員の失踪に思うところがあったポピーたちは、おもちゃたちの司令塔であり先にマミーの亡骸を持ち去った実験体1006(プロトタイプ)を排除しようとしていた。ところが相手が相手なだけにこれといって対抗手段が見つからず進展は見られなかった。そこで目をつけたのが、ハギーワギーを退けポピーを解放した主人公でありこれが帰らせるわけにいかなかったわけであった。そこまで告げると主人公に、今地上に戻って脱出しようとしてもその前に殺されてしまうと説得した上でプロトタイプを排除するための助力を求めた。ポピーから一通り事情を聞き別れた直後、実はポピーと顔見知りだったオーリーの勧めで学校を探索することとなる。曰くキャットナップも寄りつくことがないということだったのだが、電波が届かないせいで連絡が途絶え単身で探索する羽目になる。しかも学校内は無人ではなくMs. Dilight(ミスディライト)というかつて学校で教師をしており同じく主人公を憎むおもちゃがいた。結局予備電源を起動した矢先にミス・ディライトが姿を現し発電機を破壊、彼女の追跡から逃れることとなった。だるまさんが転んだの如く彼女と目を合わせながらなんとかバッテリーを接続しドアを開け、シャッターを下して隔離しようとし、最終的に彼女を圧死させるに成功。奥へ進むと閃光弾を撃てるオレンジ色のグラブパックの手を入手し先を急ぐ。洞窟のようなところを歩み進めると、おもちゃの祭壇と謎の儀式を行っているキャットナップが見える。距離が遠い上に儀式の真っ最中であったため素通りして先を行くと、やがて子供達の遊び場であるプレイハウスという場所に到着した。中は視界が良くない上ミニスマイリングクリッターズが蠢く狩場と化していた。主人公は先ほど入手したオレンジの手を使って閃光弾を撃ち数の暴力で攻めてくるミニスマイリングクリッターズを捌きながら奥へと進む。そして地下に降りて牢獄のような場所を進むと、スマイリング・クリッターズのリーダーであり拷問を受けていたDogDay(ドッグデイ)が声をかける。彼はキャットナップを化け物と吐き捨て、プロトタイプに心酔していることが主人公の命を狙う理由であることと、小さなおもちゃたちは殺されるかもしれないという恐怖からキャットナップの言いなりになっていると告げた。主人公がポピーの協力者であると把握していたドッグデイは、自らは手遅れであると伝えた上で主人公に対して抜け出し生き延びることとポピーと共にこの地獄を終わらせるよう激励する。だが言い終わる前にミニクリッターズがどこからともなく姿を現しドッグデイの体内に入りドッグデイを操作する。このままでは主人公を亡き者にしてしまうと悟った彼は「自分のことはいいから逃げろ」と叫び、その遺言(?)通り主人公は何とか操られたドッグデイから逃げてエレベーターで脱出した。プレイハウスの外に出た直後オーリーから電話がかかり、キャットナップはそもそも命の危機に見舞われたがプロトタイプに救われたことが心酔する理由であることと前述の祭壇はプロトタイプのためのものであったと説明される。その後、主人公が教員室に到着した後、バッテリーを拾う。だがキャットナップに襲われ、ついには赤い煙のガスを吸ってしまいトランス状態に陥る。主人公に「何をしているのかわかっているの?」と尋ねるポピーの声が響く中、プレイケアとプレイケア内で暮らしている子供達の幻覚を見る。工場内で子供達が実験されており、その結果がこれまで相対してきたおもちゃたちであると示唆されており、最後に阿鼻叫喚の断末魔が響く中プロトタイプの手がこちらに伸びてくるが、けたたましくなる電話のおかげで奇跡的に目覚める。電話に出ると声の主はプレイケアを去らなければ殺しに行くと警告するキャットナップであった。外に出てなんとか準備を整えた主人公がガス生産エリアに戻って電力を再起動しようとしたところ、キャットナップと遭遇し、エレベーターに逃げ込む。そしてキャットナップと決着をつけるためにバッテリーをはめ、閃光弾とギミックを駆使して妨害し待機した。そして天井から降り立ったタイミングでオーバーチャージした緑のグラブパックをキャットナップに投げつけ火だるまにさせる。直後プロトタイプの手が上部ハッチから伸びてキャットナップに向かい、向き合った直後に喉を突き刺して殺害、動かない体を引きずり去った。予想だにしない形でキャットナップを倒した主人公は下の階に戻り、電源を再起動してガスの無力化に成功する。直後ポピーと会い、信用の証として主人公にThe Hour of Joy(喜びの時間又は歓喜の時)と呼ばれるビデオを見せる。それは1995年の8月8日にプロトタイプに操られたおもちゃたちによって従業員が虐殺されるという余りにも凄惨な一部始終を映したものであった。分かることはこの工場で何が起きたか、そして主人公が探している同僚はもう誰も残っていないことであった。この一連の地獄絵図を目の当たりにしてプロトタイプへの怒りを滲ませるポピーと主人公がエレベーターに乗って地下へ向かおうとした時、何者かがキシーを襲い、ポピーは必死でエレベーターを戻そうとした。 何に襲われたのかは誰にも分からないその続きの物語は『Poppy Playtime Chapter 4(仮称)』へ続く。
poppy playtimeには、ARGという公式システム・サイトが存在する。チャプター3PC版発売から約2,3カ月前(正式日は不明)から追加されたシステムで、ARGでは通常は手に入れることができないファイルを閲覧・ダウンロードすることができる。また、次期チャプターに関わる内容のファイルも含まれるので、考察勢がよく使用している。サイトは、不定期更新で、突然サイトが閉鎖されて、利用不可になることもある。
2021 | チャプター1 - A Tight Squeeze |
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2022 | チャプター1がiOSとAndroidでリリース |
チャプター2 – Fly in a Web | |
PROJECT:PLAYTIME | |
チャプター2がiOSとAndroidでリリース | |
2023 | monster & mortal poppy playtime panic dlc |
2024 | チャプター3 - Deep Sleep |
本作のアイデアは、元々ディレクターのアイザック・クリストファーソンが考えたもので、ほとんどのインディーホラーゲームが「ウォーキングシミュレーター」と呼ばれている中、MOB Gamesに「ありきたりなゲームプレイではなく、刺激的で恐ろしく、ユニークであり続けるものを作る」というアイデアを与えてくれたのがきっかけとなっている。チャプター1は、2021年10月12日にSteamにてMicrosoft Windows向けに、2022年3月11日にAndroidとiOS向けにリリースされた[9]。トレーラーは2021年9月に公開された[10]。チャプター1のリリース後は、ゲームの公式グッズの発売が開始され、Tシャツ、ポスター、ぬいぐるみなどのほか[11][12][13]、Youtoozがプロデュースした公式グッズも発売された[14]。またチャプター2のリリースに向け、チャプター1は無料になった[15]。
以降のチャプターは、ダウンロードコンテンツとしてリリースされる予定となっている[5]。チャプター2は、2022年5月5日にMicrosoft Windows[16]、2022年8月15日にAndroidとiOS、2024年9月20日にPlayStation 4・5とXbox、2024年10月31日にNintendo Switch向けに、リリースされ[17]、内容はチャプター1の約3倍の長さになっていると推測されている[18]。チャプター名は「Fly in a Web」であり、2022年2月22日にトレーラーが公開され[19]、その後の2022年4月9日に公開されたものを含む[20]、複数のティザートレーラーが公開された[21]。2022年8月6日にチャプター3のトレーラーが公開、そして2023年7月26日にもトレーラーが公開で2023年冬にリリースされる予定だと明かされていたが、2023年12月12日に公式X(旧Twitter)にて延期が発表され[22]、2024年1月24日に予告編が公開され、1月30日(米国時間)にリリースされた。 日本時間では、1月31日の午前4時にリリースされた。そして3月1日にMob EntertainamentとRobloxの大型コラボにより、制作された「Poppy Playtime Forever(ポピープレイタイム フォーエバー)」を配信。全く新たなストーリーを体感することが可能。
2024年9月30日に公式からシリーズ四作目となる「PoppyPlaytime Chapter4」が2025年の1月ごろにリリースされる事が明かされ、公式YouTubeチャンネルよりティーザートレーラーが公開された。
2024年10月31日にWindows版チャプター1、2の大幅アップデートが配信された。チャプター1では、コンソール版同様、開発エンジンがUnreal engine5に移行され、日本語吹き替えが利用可能となった。チャプター2では、懐中電灯の切り替えや写真の追加など、コンソール版を修正したものに変更された。又、今回のアップデートと同時に、本作がEpic Games Storeでも入手可能となった。
本作はチャプター1がリリースされてから好評を博し、多くの肯定的なレビューを受け、その雰囲気とストーリー、キャラクターデザインなどが高く評価されている[23][24][25]。『Five Nights at Freddy's』のフランチャイズと比較されており[21]、スクリーン・ラントのオースティン・ガイガーは『Five Nights At Freddy's: Security Breach』よりも本作の方が「より魅力的である」と評価した[26]。しかしチャプター1のプレイ時間は約30~45分で、短いといった批判もされている[18][27]。また、YouTubeやTwitchなどのプラットフォームでも公開されており[28][29]、YouTubeでは動画の再生回数が数百万回に達している[30]。『Roblox』でも本作を題材にしたゲームが登場した[31]。
チャプター2はSteamで様々な評価を受け、声の演技とエンディングが高く評価された[32]。その一方で音声の問題、クラッシュ、バグ、いわゆる「Barry glitch」などといった多くのバグとパフォーマンスの問題が批判され、MOB Gamesはこれに対し謝罪し、前述の問題に対するパッチの配布を開始している[33]。
2021年12月にTwitterで、開発者がゲーム内ポスターの非代替性トークンを発表したところ、すぐにコミュニティから反発と否定的なレビューが寄せられ、また開発者がゲームの情報をペイウォールの内容に入れたとして、返金を行うユーザーも現れた。これを受け、チームは発表を削除したが、「契約満了を待つしかない」と述べておりNFTも削除することができなかった[34][35][36]。2022年5月4日、MOB GamesのCEOであるザック・ベランジャーはTwitterで声明を発表し、NFTで得た利益はすべて団体のClean Air Task Forceに寄付されることを確認した[37][38]。
本作のリリース前後で、開発者のEkrcoasterはMOB Gamesが自身のゲーム『Venge』を盗作したと主張していた。前述の声明でベランジャーは、この主張は2017年の「過去のドラマ」に基づくものであると述べ、疑惑を否定している[37][38]。
2022年3月22日にDorset Policeが[39]、2022年4月7日にはウィスコンシン州のラファイエット郡保安局がキャラクターのHuggy Wuggyに関する保護者向けの声明を発表した[40]。声明の内容は、キャラクターの名前が原因で、様々な動画がファイアウォールによってブロックされず[31][39]、TikTokやYouTube Kidsなどの様々なプラットフォームで保護者向けのフィルタリングに引っかからないというものである[41]。またDorset Policeは、ある子供が別の子供を抱きしめ、その相手の耳元で不吉なことをささやくというゲームを子供たちが再現しているという報告がイギリス国内の学校からあったと主張している[42]。ある親は子供が窓から飛び降りようとしたと報告し、キャラクターの真似をしていると主張[31]、ウィスコンシン州のラクセンバーグ=キャスコ・スクール・ディストリクトは「Huggy Wuggyが怖くて眠れない」という生徒からの苦情が寄せられたことを明かしている[43]。ファクトチェックサイトのスノープスは、イギリス国内の保護者から通報があったことを確認したが、その歌がゲームのファンによって作られたものでゲーム内で使われていないにもかかわらず、キャラクターが歌を歌ったと警察が誤った主張をしたとも述べている。スノープスは、TikTokとYouTube Kidsでは、このキャラクターが登場する不適切な動画は低年齢層には公開されていないとし、それぞれのプラットフォームのスポークスパーソンがそのことを確認したと述べている[39]。
2022年4月、MOB GamesはStudio71と連携し、ゲームを原作とした映画を制作していると発表した。映画化に関し、ベランジャーは「素晴らしい旅になることでしょう」と述べ、Studio71のコンテンツスクリプト担当社長であるマイケル・シュレイバーは映画のストーリーに対し「独自の恐ろしい、心をつかむサーガとして独立した新しいストーリーを楽しむことができるでしょう」と明言している[44]。またMOB GamesとStudio71は、ロイ・リーを招聘するための初期交渉も行っていると伝えている[44]。
2月5日午前5時30分(日本時間)にて、『Poppy Playtime Movie』(仮称)のディザートレーラーが公開。Xの公式アカウントも開設しており、アイコンにはハギーワギーが映されており、ディザートレーラーでは、映画の10秒カウントダウンが流れた後、Poppy playtimeのロゴが表示され、マミーの笑い声が聞こえる映像だった。今後についてはMob Entertainament公式の続報に期待するしかない。
『Poppy Playtime: Forever』のコミカライズが2024年7月3日発売の『りぼん』(集英社)8月号にて、「Poppy Playtime: Forever〜忍びよる足音〜」のタイトルで掲載[45]。漫画はいしかわえみが担当[45]。