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発売日 | 1995年8月8日 |
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販売終了日 | 1997年2月17日 |
OS | 漢字Talk 7.5.2–7.6.1, 8.0–8.6, 9.0–9.1 |
CPU | PowerPC 604, PowerPC 604e @ 120, 132, 150, 180 MHz |
メモリ | 16 MiB, 公式512 MiB (Apple), 1024 MiB (非公式), (70 ns 168-pin FPM or EDO DIMM) |
Power Macintosh 8500(120MHzモデルは、ヨーロッパでのPower Macintosh 8515としても知られている)は、1995年から1997年までAppleが設計、製造、販売していたMacintoshシリーズ。上位機種として商品化されたPower Macintosh 8500は交換可能なドーターカードを利用した最初のMacintoshの1つだった。第1世代の8500は、132MHzのPower Macintosh 9500よりも低速だが、9500にはないオーディオおよびSビデオ/コンポジットビデオ入出力ポートを備えていた。8500は、640×480ドットのA/V入出力を搭載した最初のパーソナルコンピュータだったが、1995年に製造されたHDDでは、その解像度でビデオをキャプチャするために必要な18MB/秒の帯域がなかった。しかも、8500の内蔵するSCSI-2の最大帯域は10MB/秒であった[1]。
Power Macintosh x500シリーズの他のモデルと同じように、8500は数度の高速化モデルチェンジを経た。 最初は120MHzのPowerPC 604 CPUを搭載し、後で同じチップの132MHzモデルや150MHzモデルが発売され[2]、最後のモデルではPowerPC 604e/180MHzに達した[3][4]。その後は、1997年2月にPower Macintosh 8600に引き継がれた。