種類 | 長距離空対空ミサイル |
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製造国 | ソビエト連邦 |
性能諸元 | |
ミサイル直径 |
31cm 動翼145cm |
ミサイル全長 |
R-40T 6.36m R-40R 6.76m R-40TD 5.98m R-40RD 6.22m |
ミサイル重量 |
R-40T 455kg R-40R 466kg R-40TD 450kg R-40RD 461kg |
弾頭 | HE破片効果弾頭(70 kg) |
信管 | レーダー・アクティブレーザー信管 |
射程 | 30~60km |
推進方式 | 固体燃料ロケット |
誘導方式 |
(R-40TD) 中間慣性誘導(INS)+赤外線誘導 (R-40RD)中間慣性誘導(INS)+セミアクティブ・レーダー・ホーミング(SARH) |
飛翔速度 | マッハ4.5 |
R-40 (K-40)はロシア連邦の長距離空対空ミサイル。MiG-25の主武装として開発された。アメリカ国防総省(DoD)による識別番号はAA-6、北大西洋条約機構(NATO)によるコードネームは"Acrid(アクリッド、「辛辣」の意)"。
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R-40は敵の妨害下に置いて高空及び低空を高速で飛ぶ目標を撃墜することを要求されており、高速飛行時の高熱に対処するためにレドーム部とセンサーキャップに耐熱素材を使用している。また、推進剤の燃焼による影響を少なくするため、ロケットモーターを重心の中間点においている。これと前方のカナードによりR-40は高いGに耐えることができる設計となっている。近接信管にはソビエト初となるレーダー光学式の指向性HEが装備され目標撃破率を向上させている。また、R-40は各部をモジュール化することにより、高い生産性と整備性を誇っている(モジュールごとの分業生産が可能でかつ現地では複雑な整備を避け分割して交換できるため)。