S・J・クラークソン
| S・J・クラークソン S. J. Clarkson | |
|---|---|
 2014年のサンディエゴ・コミコンにて。 | |
| 出生地 |
.svg){kind=small} イギリス |
| 職業 | 映画監督、テレビ監督 |
| 活動期間 | 1999年-活動中 |
S・J・クラークソン（S. J. Clarkson）は、イギリスのテレビおよび映画監督である[1][2][3][4]。
キャリア
[編集]クラークソンが参加したテレビシリーズには『Doctors』、『Casualty』、『EastEnders』、『Footballers' Wives』、『時空刑事1973 LIFE ON MARS』、アメリカ合衆国の『HEROES』、『Dr.HOUSE』、『デクスター 警察官は殺人鬼』、『メディア王 〜華麗なる一族〜』、『アグリー・ベティ』などがある。2008年にはイギリスのシリーズ『ミストレス 愛人たちの秘密』で共同企画を務めた。
2019年、『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚番組がHBOより発表され、クラークソンはシリーズの企画に携わるほか、パイロット盤の監督と製作総指揮を務めることとなった[5][6]。『Bloodmoon』という題で報じられたこの番組は本編シリーズの5000年前を舞台とし、主演はナオミ・ワッツだった。その後番組は2019年後半にHBOで棚上げとされた[7][8]。
映画ではクラークソンはヘレナ・ボナム＝カーター主演の『トースト 〜幸せになるためのレシピ〜』を監督し、2010年にBBC Oneで放送された。
2024年、クラークソンはマーベル・コミックの同名のキャラクターを基にし、ダコタ・ジョンソンとシドニー・スウィーニーが出演した『マダム・ウェブ』で劇場映画の監督としてデビューした[9]。
フィルモグラフィ
[編集]映画
[編集]| 年 | 題名 | 役割 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2010 | トースト 〜幸せになるためのレシピ〜 Toast |
監督 | テレビ映画 |
| 2024 | マダム・ウェブ Madame Web |
監督・脚本・製作総指揮 |
テレビシリーズ
[編集]| 年 | 題名 | 役割 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2001-2004 | Doctors | 監督 | 計37話担当 |
| 2002 | A Week in the West End | 監督・製作 | |
| 2003-2005 | Casualty | 監督 | 計5話担当 |
| 2004 | EastEnders | 計8話担当 | |
| 2005 | Footballers' Wives | 計2話担当 | |
| Bad Girls | |||
| 2006 | 華麗なるペテン師たち Hustle |
第3シーズン第5話「王室スキャンダル」 第3シーズン第6話「怪盗ゴースト」 | |
| 2006-2007 | 時空刑事1973 LIFE ON MARS Life on Mars |
計6話担当 | |
| 2008-2010 | ミストレス 愛人たちの秘密 Mistresses |
計2話担当 | |
| 企画 | 計16話担当 | ||
| 2009 | ホワイトチャペル 終わりなき殺意 Whitechapel |
監督 | 計3話担当 |
| 2009-2010 | HEROES Heroes | ||
| 2009-2011 | デクスター 警察官は殺人鬼 Dexter | ||
| 2010 | アグリー・ベティ Ugly Betty |
第4シーズン第10話「ベティの情熱」 | |
| 2011 | Dr.HOUSE House |
第7シーズン第14話「不況の波」 | |
| 2012 | HUNTED/ハンテッド Hunted |
計2話担当 | |
| 2013 | バンシー Banshee |
第1シーズン第2話「レイブパーティ」 第1シーズン第5話「キンドレッド団」 | |
| SMASH Smash |
第2シーズン「傷心」 | ||
| ベイツ・モーテル Bates Motel |
第1シーズン第7話「9号室の男」 | ||
| ブリッジ 〜国境に潜む闇 The Bridge |
第1シーズン第12話「自暴自棄」 | ||
| HOSTAGES ホステージ Hostages |
第8話「背後にある理由」 | ||
| 2014 | Turn: Washington's Spies | 第1シーズン第3話「Of Cabbages and Kings」 | |
| オレンジ・イズ・ニュー・ブラック Orange Is the New Black |
第2シーズン第9話「一時出所の憂鬱」 | ||
| 2015 | DIG/聖都の謎 Dig |
第1話「預言」 | |
| ジェシカ・ジョーンズ Jessica Jones |
第1シーズン第1話「AKA レディース・ナイト」 第1シーズン第2話「AKA クラッシュ症候群」 | ||
| 製作総指揮 | 第1シーズン第1話「AKA レディース・ナイト」 | ||
| 2016 | VINYL-ヴァイナル- Sex,Drugs,Rock'n'Roll&NY Vinyl |
監督 | 第4話「シナーマン」 |
| Love, Nina | 監督・製作総指揮 | ミニシリーズ 全5話担当 | |
| 2017 | ザ・ディフェンダーズ The Defenders |
監督 | ミニシリーズ 第1話「ヒーローはもうこりごり」 第2話「強烈な右フック」 |
| 製作総指揮 | 第1話「ヒーローはもうこりごり」 | ||
| 2018 | コラテラル 真実の行方 Collateral |
監督・製作総指揮 | ミニシリーズ 全4話担当 |
| メディア王 〜華麗なる一族〜 Succession |
監督 | 第1シーズン第8話「プラハ」 | |
| 2021-2022 | メイド・フォー・ラブ Made for Love |
製作総指揮 | 計10話担当 |
| 2022 | ある告発の解剖 Anatomy of a Scandal |
監督・製作総指揮 | ミニシリーズ 全6話担当 |
参考文献
[編集]- ^ Kroll, Justin (2018年4月26日). “‘Star Trek 4’: S.J. Clarkson Becomes the First Female Director in Franchise’s History (EXCLUSIVE)” (英語). Variety. 2022年12月22日閲覧。
- ^ Biswas, Srabani (2022年4月15日). “'Anatomy of a Scandal': Contrary to the Series’ Theme, Rupert Friend Describes Working With Naomi Scott, Sienna Miller, SJ Clarkson, and Others as Being "A kid on Christmas"” (英語). Netflix Junkie. 2022年12月22日閲覧。
- ^ Riesman, Abraham (2017年8月21日). “How Defenders Director S.J. Clarkson Filmed an Understated Earthquake” (英語). Vulture. 2022年12月22日閲覧。
- ^ Miller, Liz Shannon (2017年8月17日). “‘Marvel’s The Defenders’: How One Director Overcame the Challenge of Uniting Four Very Different Series” (英語). IndieWire. 2022年12月22日閲覧。
- ^ Miller, Liz Shannon (2019年1月9日). “Why S.J. Clarkson Is Perfect to Direct the ‘Game of Thrones’ Prequel” (英語). IndieWire. 2022年12月22日閲覧。
- ^ Otterson, Joe (2019年1月8日). “‘Game of Thrones’ Prequel Rounds Out Main Cast, SJ Clarkson to Direct” (英語). Variety. 2019年1月8日閲覧。
- ^ Martin, George R.R. (September 16, 2019). “I Could Tell You…”. Not a Blog. April 16, 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。September 19, 2019閲覧。
- ^ Wigler, Josh; Lesley, Goldberg (October 29, 2019). “'Game of Thrones': Naomi Watts-Led Prequel Dead at HBO”. The Hollywood Reporter (Valence Media). オリジナルのMay 20, 2020時点におけるアーカイブ。 October 29, 2019閲覧。
- ^ ANI (2022年9月17日). “Dakota Johnson starrer Spiderman spin-off 'Madame Web' shifted to 2024, 'Kraven the Hunter' also delayed” (英語). ThePrint. 2022年12月22日閲覧。
