Superman and Batman: World's Funnestは、エヴァン・ドーキンが原作を担当し、複数の画家によって作画されたDCコミックスの漫画作品。エルスワールドの話で、メインのDCユニバースとは直接関係はない。このようなタイトルであるにもかかわらず、バットマンとスーパーマンは、Mr. Mxyzptlkとバットマイトの脇役に過ぎなかった。その本では、モダン・エイジからゴールデン・エイジまでの多くのDCコミックス世界やヒーローたちがからかわれる。そのセッティングはプレ・クライシスのDCユニバースに類似した多元世界であり、他のエルスワールドの話(キングダム・カムとバットマン: ダークナイト・リターンズ)への言及もあり、現代のDCユニバース、DCアニメユニバース、そして、クライシス・オン・インフィニティ・アースさえ訪問する。
物語は、ジョーカーとレックス・ルーサーのスーパーヴィランチームを当局に手渡しているスーパーマンとバットマンとロビンが居る典型的なシルバー・エイジのワールド・ファイネストスタイルで始まる。バットマイトは、彼のヒーローであるバットマンに会うため、Mxyzptlkはスーパーマンを苦しめるために現れた。やがて2匹の小鬼は衝突し、スーパーマン、バットマン、ロビン、ジョーカーとルーサー、そして、彼らを助けに来たヒーロー(バットウーマン、バットガール、スーパーガール、JLA、リージョン・オブ・スーパーペッツ、リージョン・オブ・スーパーヒーロー、スペクターなど)は全て殺された。彼らの戦いは結局、地球、宇宙とファントム・ゾーンを消費する。
全てが破壊されると、バットマイトはMxyzptlkによって追われ、アース2へ逃げる。アース2もまた破壊される。2匹の小鬼はいくつもの世界を移動し、戦い、破壊を繰り返す。また、彼らはときに第四の壁を壊して現実の世界へ移動し、我々を風刺し、嘲り笑う。
最後に、キングダム・カムの世界に行き、Mxyzptlkは「魔法の爆弾」をキングダムカムのフラッシュ(唯一生き残り)のヘルメットの後ろにいるバットマイトへ投げつける。その後両者とも完全に疲れきって、笑い始め、何もかもが楽しかったと認める。彼らは、再び会うと誓った「次の火曜日」であるシルバー・エイジの始まりまで現実をリセットした。この一連のイベントは不思議な小鬼たちの一般的な遊びの一部にすぎなかった。