ジャンル | 3Dカードバトル(トレーディングカードゲーム) |
---|---|
対応機種 | PlayStation 3 |
発売元 | SCE |
人数 | 1〜2人(オンライン対戦有) |
メディア |
SET.1:Blu-ray Disc SET.2:ダウンロード販売 SET.3:ダウンロード販売 |
発売日 |
BIOLITH REBELLION 〜機神の叛乱〜 SET.1:2007年10月25日 SET.2:2008年3月27日 SET.3:2008年10月16日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
デバイス | PLAYSTATION Eye対応 |
その他 | オンライン対戦サービスは2010年9月30日で終了 |
『THE EYE OF JUDGMENT』(日本語タイトル:アイ・オブ・ジャッジメント)は、ソニー・コンピュータエンタテインメントが発売したPlayStation 3(PS3)用ゲームソフト。略称はEOJ。
テレビゲームと対戦型のトレーディングカードゲームを融合させたゲームで、2007年10月25日に第1弾となる『THE EYE OF JUDGMENT BIOLITH REBELLION 〜機神の叛乱〜SET.1』が発売された。ゲームで使用できるトレーディングカードは日本ではSET.2まではタカラトミー、SET.3はアッパーデックより発売されている。オンライン対戦にも対応しており、世界中のプレイヤーともプレイが可能。またイベント、ゲーム雑誌等でのカード配布も行われている。
しかし、PS3のカードはSET1は現在(2009年8月2日)で販売店舗が殆ど無く、メーカー自体も絶版でまず手に入らない。欲しくば通販しか無いと思われる。SET2も現在はほぼ絶版。SET3はネット販売がされている模様。
ゲームデザインは『マジック:ザ・ギャザリング』、『デュエル・マスターズ』などのカードゲームを製作したウィザーズ・オブ・ザ・コーストが行った。
拡張現実を本格的に取り入れたゲームであり、使用するカードには「サイバーコード」と呼ばれる2次元バーコードが印刷されており、バトルフィールドとなるプレイマットの上にPS3と接続した「PLAYSTATION Eye」(カメラ)を設置することでテレビ画面に映ったカードの実写映像上にPS3が描写する3Dキャラクターが出現する。
実際のトレーディングカードとテレビゲームを組み合わせたタイプのゲームはアーケードゲームではポピュラーであるが、家庭用ゲーム機を主体にしたタイトルは本作が初めてとなる[1]。
なお当初2008年中に予定されていたコンプリートディスクは、同年12月19日に発売中止が発表された[2]。また、オンライン対戦サービスも2010年9月30日をもって終了した。
2010年3月4日にはSCEより、続編となるPlayStation Portable用ソフト『THE EYE OF JUDGMENT 神託のウィザード』が発売された。『BIOLITH REBELLION 〜機神の叛乱〜』と異なり、本物のカードではなくゲーム中で入手するデジタルデータのカードで戦う。
それぞれのSET.には約100種類のカードが収録され、SET.3までの拡張パックがPlaystation Storeにて配信されており(後述)、SET.2、SET.3用のカードは、それぞれの拡張パックをダウンロード購入してインストールすることで、それ以前のカードに混ぜて使用可能となる。SET.3の発売後は、全データを収録済みのパッケージソフト「コンプリートディスク」を発売の予定だったが、諸般の事情により中止された。
なおサブタイトルである「BIOLITH REBELLION 〜機神の叛乱〜」が付いているのは日本版のみで、他の国では「THE EYE OF JUDGMENT」が商品名である。
ジャンル | 3Dカードバトル(トレーディングカードゲーム) |
---|---|
対応機種 | PlayStation Portable |
発売元 | SCE |
人数 | 1人(オンライン対戦有) |
メディア | UMD、ダウンロード販売 |
発売日 | 2010年3月4日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
『THE EYE OF JUDGMENT 神託のウィザード』(日本語タイトル:アイ・オブ・ジャッジメント しんたくのウィザード)とは、ソニー・コンピュータエンタテインメントが2010年3月4日に発売したPlayStation Portable(PSP)用ゲームソフトである。PS3版ではカードリーダーを用いて実際のカードを読み込ませ使用するが、こちらはゲーム内でカードを収集していき、自らのデッキを構築していく。登場カードはクリーチャーカード274枚、スペルカード68枚の、計342枚。
全20チャプターからなるストーリーモードが実装され、1人用プレイの充実が図られている。このストーリーモードやフリープレイ等を行う事で結果に応じたカードを取得できる他、同時にゲーム内で使用できる通貨も獲得でき、ゲーム内のカードショップでカードを購入する事も出来る。
この節の加筆が望まれています。 |
このゲームは3×3の9のフィールドで構成されるボード上で進行する。
各プレイヤーは前準備として、クリーチャーカードとスペルカードを組み合わせて30枚のデッキを構築し、デッキデータを登録(複数登録可能)する必要がある。デッキの登録は、デッキに組み込むカードをPLAYSTATION eyeに読み込ませる事で行う。カード登録時に一度に読み込む枚数は4枚までであり、5枚以上並べても、5枚目以降は認識せず、先に登録されたカードを取り除く毎に、取り除いた枚数分だけ追加認識する。
1デッキ内に同一名称のカードを複数枚登録する事も可能であるが、カード№が同一の物は、1デッキに3枚までしか組み込む事が出来ない。また、クリーチャーの種族や名前、スペルカードの種類などによっては、デッキに組み込める枚数に制限が設けられている場合があり、それを越える枚数を組み込む事も出来ない。尚、複数枚登録の際は、使用する枚数分のカードを同時に読み込ませて枚数を認識させる必要がある為、一枚のカードを複数回読み込ませて複数枚登録に見せかける不正行為は出来ない。
ゲーム開始前に両プレイヤーとも山札からカードを5枚引き(ドローカード)、最初の手札とする。手札に不服がある場合には一度だけ手札の引きなおしが出来る(マリガン)。
対戦はターン制となっており、各ターンは、ターン開始・アクションフェイズ1・アクションフェイズ2・ターン終了の流れで進む。各プレイヤーは、自ターンのアクションフェイズ2でクリーチャーの新規召喚を行う事でフィールドを占領し、ターン終了時にフィールドを5つ占領していたターンの勝利となる。
ターン終了時にどちらかのプレイヤーがフィールドを4つ占領している場合はチェックがコールされる。その為、チェックされた側は、コール直後の自ターン内で相手クリーチャーを倒せないと敗北がほぼ確定するが、先述の通り、あくまでも、ターン終了時にフィールドを5つ占有していた時点で勝利である為、その後の相手ターンで新規召喚が為されなかった場合はそのままゲームが継続し、相手が5体目を召喚する前に相手クリーチャーを一体以上倒す事が出来れば、問題なくチェック解除となる。
ターンプレイヤーはターン開始時に山札からカードを1枚引く。この時、山札にカードが残っていなかった場合はそのプレイヤーの敗北となる。尚、先攻のプレイヤーは、最初の自ターンのみドローカード出来ない。
ネットワーク対戦では、カードの任意選別による不正防止の為、登録されたデッキデータから利用するデッキを予め選択しておき、ドローされるカードは全て、選択されたデッキデータからゲーム側で自動選別する方式となっている。つまり、プレイヤーが山札からカードを引く事は出来ず、自動選別されたカードを山札から選び出す事になり、デッキデータを登録する必要があるのはその為である。但し、手札のカードを墓地へ捨てなければならない場合(ディスカード)と、墓地から山札又は手札へカードを戻す必要がある場合は、任意でカード選択可能である。
プレイヤーはカードを引いた後にマナを2点獲得する。マナとは、プレイヤーが各行動を行う際に消費されるポイントの事であり、スペル使用、クリーチャーの再行動、召喚或いは入替召喚により使用される。また、クリーチャーやスペルによって使用されるマナ数は異なり、行動する時点でマナが必要数に達していない場合は、その行動を行う事は出来ない。勿論、マナを消費せずに使用できるカードも存在する。また、ターン開始時のマナ獲得と別に、スペル効果、召喚済クリーチャーのカード効果や、クリーチャー死亡による増減もある。手持ちのマナが0になってもそれだけで敗北する事はないが、行動する事も出来なくなる為、マナ数も考慮した戦略を立てることも重要となる。
このフェイズではプレイヤーは次の3つの行動を取れる。これらは条件を満たす限り何度でも順不同で実行可能。
このフェイズではプレイヤーは次の行動を取れる。
クリーチャー召喚後の攻撃、反撃、及びそれによるカード効果の反映が終了するか、各アクションフェイズでプレイヤーが任意でターン終了を行った時点でターン終了となる。アクションフェイズ1、2で攻撃力アップなどのターン数限定効果を獲得していた場合、規定ターン数の終了時点でその効果が消滅する。
その後に手札の枚数チェックが行われ、8枚以上所持している場合は手札枚数が7枚となるようにディスカードが行われる。
最後に勝利チェックが行われ、フィールドを5つ占領しているプレイヤーがいれば、そのプレイヤーの勝利のアナウンスが行われデュエルは終了となり、いない場合は相手のターンに移る。
この節の加筆が望まれています。 |
本作で使用するカードにはクリーチャーカードとスペルカードの2種類がある。