開発元 | Christophe Grenier |
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最新版 |
7.2
/ 2024年2月22日 |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | C |
種別 | Data recovery |
ライセンス | GPL |
公式サイト |
www |
この項目「TestDisk」は途中まで翻訳されたものです。(原文:[1]) 翻訳作業に協力して下さる方を求めています。ノートページや履歴、翻訳のガイドラインも参照してください。要約欄への翻訳情報の記入をお忘れなく。(2024年3月) |
TestDiskは、自由でオープンソースのデータ復元プログラムであり、失われたパーティションの復元や壊れたファイルシステムの復元をすることができる[1]。TestDiskは壊れたドライブの詳細な情報を集めることができ、そのデータを専門家に渡してより細かい分析を依頼することもできる。TestDiskは、DOS、Microsoft Windows (NT 4.0、2000、XP、Server 2003、Server 2008、Vista、Windows 7、Windows 8.1、Windows 10)、Linux、FreeBSD、NetBSD、OpenBSD、SunOS、MacOSをサポートしている。パーティションされていないメディアとパーティションされているメディアのどちらも操作できる[2]。GUID Partition Table (GPT)、 Apple partition map、PC/Intel BIOS partition tables、Sun Solaris slice、Xbox fixed partitioning schemeを認識できる。TestDiskの操作にはキャラクタユーザインタフェース(CLI)を用いる。TestDiskによって、削除されたファイルを97%の精度で復元することができる[3]。
TestDiskは削除したパーティションの復元、パーティションテーブルの再構成やマスターブートレコード (MBR)の書き直しをすることができる[4][3]。
TestDiskはデータを保存したデバイス (たとえばハードディスクドライブ、メモリーカード、USBフラッシュドライブ、もしくは仮想ディスクのイメージ) のLBAやCHSの配置を、BIOSやオペレーティングシステムから取り出す。この配置の情報は復元を成功させるために必要である。TestDiskはデバイスのセクターを読み取り、パーティションテーブルやファイルシステムに修復が必要かどうかを判断する(次項を参照)。
TestDiskが認識できるパーティションテーブルのフォーマットは以下の通り[2]:
TestDiskはさらに細かいチェックで、パーティションテーブルから削除されたパーティションを配置することができる[2]。ただし、TestDiskの見つけた復元可能な可能性のあるパーティションのリストから、実際に復元するパーティションを選択するのはユーザー自身の判断となる。
パーティションの配置後、TestDiskはパーティションテーブルの再構築とMBRの書き直しを行える[2]。
TestDiskはいくつかの論理ファイルシステムに関しては修復することができる[5]。
ファイルか削除されたとき、そのファイルの占めていたディスク内のクラスタの情報が消去され、その後に別のファイルの作成や修正をする際に利用可能なように印がつけられる。特に、もしそのファイルがフラグメンテーションされておらず、そのクラスタが再利用されていない場合は、TestDiskは削除されたファイルを復元することができる。
TesDiskのパッケージには2つのファイル復元の方法がある[2]:
TestDiskはデジタル・フォレンジックの分野で、ずっと昔に削除されたパーティションを回復するために使用できる[3]。EnCase(英語版)で使われているExpert Witness File Formatなど、様々な種類のディスクイメージをマウントすることができる[2]。ddrescueで作られたバイナリのディスクイメージなども、デバイスと同様にマウントすることが可能である[6]。
バージョン7以前のTestDiskでは、細工されたディスクやイメージを用いて、Cygwin上のTestDiskに悪意のあるコードを挿入することが可能であった[6]。
TestDiskのファイルシステムのサポート状況を次の表に示す。
名称[2] | パーティションの回復 | ファイルシステムの回復 | ファイルの回復 | |
---|---|---|---|---|
ファイルシステムの検知 | ブートセクタ/ スーパーブロックの修復 |
ファイルテーブルの修正 | 復元[2] | |
FAT12/16/32 | Yes | Yes[注釈 1][注釈 2] | Yes[注釈 3] | Yes |
exFAT | Yes | Yes[注釈 2] | Use fsck | Yes |
NTFS | Yes | Yes[注釈 1][注釈 2] | Yes[注釈 4] | Yes |
ext2, ext3, and ext4 | Yes | Yes[注釈 5] | Use fsck | Yes |
HFS, HFS+, HFSX | Yes | Yes[注釈 2] | Use fsck | No |
BeOS | Yes | No | No | |
BSD disklabel (FreeBSD/OpenBSD/NetBSD) | Yes | No | ||
Cramfs | Yes | No | ||
IBM JFS2 | Yes | No | ||
Linux RAID (mdadm)[注釈 6] | Yes | No | ||
Linux Swap 1 and 2 | Yes | No | ||
LVM and LVM2 | Yes | No | ||
Novell Storage Services (NSS) | Yes | No | ||
ReiserFS 3.5, 3.6 and 4 | Yes | No | ||
Sun Solaris i386 disklabel | Yes | No | ||
UFS and UFS2 (Sun/BSD/…) | Yes | No | ||
XFS from SGI | Yes | No |
パーティションテーブルの編集やPhotoRecの「carving」などの機能は、どのファイルシステムでも使用できる。
Test Disk Team: Main Contributor: Christophe Grenier. Location: Paris, France. URL: cgsecurity.org. He started the project in 1998 and is still the main developer. He is also responsible for the packaging of TestDisk & PhotoRec for DOS, Windows, Linux (generic version), MacOS X, and Fedora distribution.