種類 | 公開会社 |
---|---|
市場情報 | SIX: VACN |
本社所在地 |
スイス 9469 Seelistrasse 1, Haag, Sennwald, ザンクト・ガレン州 |
設立 | 1965年 |
業種 | 電気機器 |
代表者 | Mike Allison(CEO) |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
VAT(ブィエーテー、独: VAT Group AG)は、スイス・ザンクト・ガレン州に本拠を置く、世界最大の真空バルブメーカー[1]。特に半導体製造装置向けの超高真空バルブ分野で高い市場シェアを持つ[1]。スイス証券取引所上場企業(SIX: VACN)。
1965年に、ザンクト・ガレン近郊のFlawilにて、Siegfried Schertlerにより設立され、その後リヒテンシュタインとの国境そばのハーク(Haag)に本社を移した[2]。1988年に半導体製造装置向けの真空バルブの製造を開始[1]、2012年12月、スイスの機器メーカーであるインフィコンから真空バルブ事業を買収した[3]。
2014年2月、投資ファンドのパートナーズ・グループとCapvisがVATを買収して以降、経営規模の拡大を目指した改革が行われた[4]。2016年4月に株式公開企業となった[5]。
アジアでは日本のほか、中国や台湾などにも現地法人を持ち、売上の過半数はアジア地域であり、南北アメリカが次ぐ形となっている[1]。アプライド・マテリアルズ、ラムリサーチ、東京エレクトロンなどが主な顧客となっている[1]。
日本では1985年2月、スイス法人の日本および極東地域の販売会社として、エス・ケイ・ケイ・パキュウムエンジ二アリンク株式会社の社名で設立、2007年3月に現在の「VAT株式会社」(VAT Co., Ltd)に商号変更した。VAT社製品の輸入販売を行い、日本市場においても真空バルブの最大手となっている[6]。本社を東京(大田区)に置き、姫路市に事業所を持つ。