VBKラドゥガ

NASAのイラスト

VBKラドゥガ(VBK-Raduga)はかつて宇宙ステーションミールから物資を地上に送る際に使用された大気圏再突入カプセル

プログレスMに搭載された状態で打ち上げられ、ミールに運ばれた。プログレスがミールを離れる前にプログレスのドッキングプローブとカプセルが入れ替えられ、プログレスが軌道を離脱した後、カプセルを切り離し、カプセル単独で大気圏再突入を果たす。そのためカプセル自体には推進装置は搭載されていない。突入後はパラシュートを展開して着陸する。

カプセル 打上げ日 プログレス ロケット
VBK-ラドゥガ1 1990-09-27 プログレスM-5 ソユーズU2
VBK-ラドゥガ2 1991-03-19 プログレスM-7 ソユーズU2
VBK-ラドゥガ3 1991-08-20 プログレスM-9 ソユーズU2
VBK-ラドゥガ4 1991-10-17 プログレスM-10 ソユーズU2
VBK-ラドゥガ5 1992-04-19 プログレスM-12 ソユーズU2
VBK-ラドゥガ6 1992-08-15 プログレスM-14 ソユーズU2
VBK-ラドゥガ7 1993-05-22 プログレスM-18 ソユーズU2
VBK-ラドゥガ8 1993-08-10 プログレスM-19 ソユーズU
VBK-ラドゥガ9 1993-10-11 プログレスM-20 ソユーズU
VBK-ラドゥガ10 1994-03-22 プログレスM-22 ソユーズU

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]