対応機種 | Oculus Rift、Oculus Rift S、Oculus Quest、Oculus Quest 2、PlayStation VR |
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ディレクター | ベン・スノウ |
シナリオ | デヴィッド・S・ゴイヤー[1] |
発売日 |
2019年 2020年8月25日(PS VR版)[2] |
『Vader Immortal: A Star Wars VR Series』(ベイダー イモータル ア・スター・ウォーズブイアールシリーズ)は、同じストーリーの別々のエピソードとして発売された3つのゲームシリーズ。
ゲームのストーリーは『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』と『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の間に設定されている[3]。
このゲームは元々Oculus QuestとRift専用であったが、後にPlayStation VR(PS VR)でも3章を一つにまとめる形で発売された[4][2]。
各ゲームには、本編ストーリーの一つのエピソードと、プレイヤーがライトセーバーやフォースの力を使用して戦闘を楽しめる「Lightsaber Dojo」(ライトセーバー道場)モードが搭載されている[1]。
プレイヤーはゲーム内の直線的な道を進み、次のエリアに進むために必要に応じてフォースを使ってさまざまなことを行える[5]。 エピソードが進むにつれプレイヤーはだんだん強力なフォースを扱えるようになり、『1』ではライトセーバーを扱える[注釈 1]だけだったが、『2』ではライトセーバー[注釈 2]や敵などを投げることができるようになる[6]。 そして、『3』ではブラスター銃をはじめとする多彩な武器を扱えるようになるだけでなく、パルパティーンの奥の手・「フォース・ライトニング」をも繰り出すことができる[6]。
プレイヤーはダース・ベイダーと協力し、惑星ムスタファーにあるとされる強力なアイテム「ブライトスター」を探していく[6]。
主人公は、ダース・ベイダーにけいこをつけてもらい、できることが増えるも、ベイダーに裏切られてしまう[6]。主人公はムスタファの住人と協力し、ベイダーに立ち向かう[6]。
本作は、ルーカス・フィルムのVRゲーム部門であるILM × LABとOculusスタジオが共同で開発した[6][1]。 全3章の脚本はデヴィッド・S・ゴイヤーが手掛けている[1]。 主人公となるドロイド・ZO-E3の声は、エミー賞を2度受賞したマーヤ・ルドルフが担当している。 また、ダース・ベイダー役には、『Star Wars TIE Figter』や『スター・ウォーズ バトルフロントII』などでベイダーを演じたスコット・ローレンスが起用された[6]。 このほかにも、シリーズ出演経験のあるサム・ウィットワーも声優として参加している[6]。
本作は、2020年9月のPS Store ダウンロードランキングのPS VR部門にて2位にランクインした[7]。
IGNのハタフミノブは本シリーズの没入感の高さを評価し、「これらの3作は“多くファンがやりたいフォースアクション”をVRゲームで実現させてくれたことから、僕にとって今年遊んだベスト1のゲームに君臨した。」と述べている[6]。 また、ハタは別の記事の中で、スティックを傾けるだけでも方向転換ができるなど、身体障がい者や反射神経の遅いプレイヤーでも遊びやすいよう工夫されている点を称賛している[8]。
第31回アメリカ製作者組合賞(イノヴェーション賞)[9]