Vinasat-1 | |
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所属 | VNPT |
主製造業者 | ロッキード・マーティン |
公式ページ | VINASAT CENTER |
国際標識番号 | 2008-018A |
カタログ番号 | 32767 |
状態 | 運用中 |
目的 | 通信・放送 |
設計寿命 | 15年 |
打上げ場所 | ギアナ宇宙センター |
打上げ機 | Ariane 5 ECA |
打上げ日時 | 2008年4月18日 22:17 |
物理的特長 | |
衛星バス | A2100A |
質量 | 2,600kg(燃料含む) |
姿勢制御方式 | 3軸姿勢制御 |
軌道要素 | |
周回対象 | 地球 |
軌道 | 静止軌道 |
静止経度 | 東経132度 |
高度 (h) | 約35,790km |
軌道傾斜角 (i) | 0度 |
軌道周期 (P) | 約24時間 |
Vinasat-1はベトナムの人工衛星。ベトナム最初の衛星であり、2008年4月18日のグリニッジ標準時22時17分にフランス領ギアナのギアナ宇宙センターからアリアン5ECAで打ち上げられた。衛星の発注と運用はベトナム郵電公社(VNPT)が行い、衛星の製造はロッキード・マーティン、打ち上げはアリアンスペース社が執り行った。ベトナムの計画するVINASAT計画のうちの1台で、この計画はベトナム国内の奥地における通信・放送インフラストラクチャーを改善するとともに、衛星通信分野での独立性、国家安全保障の強化、新しい経済チャンスの開拓などを目的にしている。
ベトナムは衛星通信によるいくらかの利益を望んでおり、そのひとつとして他国の衛星のトランスポンダのリースに支払われている年間数100万ドルの手数料の節約が期待されている[1]。
もともとは2005年に計画されていたが、ITUの無線通信規則の下での周波数調整の手順に手間取り、打ち上げは2008年4月18日に延びた。
衛星バスはロッキード・マーティンA2100衛星で、12台のKuバンドトランスポンダと8台のCバンドトランスポンダが積まれている。