W50 | |
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タイプ | 核弾頭 |
開発国 | アメリカ合衆国 |
配備先 | アメリカ陸軍 |
開発・生産 | |
開発期間 | -1963年 |
生産期間 | 1963年-1965年 |
配備期間 | 1963年-1991年 |
生産数 | 280発 |
要目 | |
核出力 | 60、200、400kt |
弾頭 | 熱核弾頭 |
直径 | 15.4インチ |
長さ | 44インチ |
重量 | 409-410ポンド |
W50は、アメリカ合衆国が開発した核弾頭。ロスアラモス国立研究所が開発したものであり、アメリカ陸軍のミサイル向けに開発された。
熱核弾頭であり、1963年から生産され、1965年までに280発が生産されている。サイズは直径15.34インチ、長さ44インチ、重量409-410ポンド。核出力はサブタイプによって異なり、60、200、400ktであった。
パーシング I弾道ミサイルの弾頭として用いられ、ミサイル廃棄の後も1991年まで保管されていた。なお、パーシング I ミサイルは、西ドイツ空軍にも配備され、アメリカ軍の管理によりW50核弾頭を運用していた。このほか、開発中であったXLIM-49A ナイキ・ゼウスB弾道弾迎撃ミサイルの弾頭としても採用されたが、XLIM-49A ナイキ・ゼウスBの設計は1968年までにLIM-49A スパルタンとして更新され、W71搭載の設計となっている。