Wiiであそぶセレクション(ウィーであそぶセレクション)は、任天堂の家庭用ゲーム機・Wiiのソフトラインナップの1つ。欧米での名称は“New Play Control!”。
かつてニンテンドーゲームキューブ(以下GC)専用ソフトとして発売されたもののうち、Wiiリモコンと相性の良いソフトをWiiリモコンの操作に最適化して移植したシリーズである。新たにワイド表示にも対応し、ソフトによっては追加要素が含まれているものもある。このシリーズのソフトはいずれもGCコントローラやその他GC周辺機器を使用することができない。2008年10月2日に開催された「任天堂カンファレンス2008秋」において発表された。
GC用ソフトをWiiリモコンの操作体系にアレンジして移植するという試みは、本ラインナップ以前にも、任天堂の『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』(GC版とWii版ともにWii本体と同時発売)、カプコンの『バイオハザード4 Wiiエディション』(『バイオハザード4』の移植)、『バイオハザード』『バイオハザード0』(いずれも同名タイトルの移植)、エム・ティー・オーの『GT pro series』(『GT CUBE』の移植)などがあり、中でも『バイオハザード4』の操作体系は高い評価を受けていた。
海外では、『メトロイドプライム』と『メトロイドプライム2 ダークエコーズ』は続編『メトロイドプライム3 コラプション』とセットになった『メトロイドプライム トリロジー(Metroid Prime: Trilogy)』 という作品で発売されている。『トリロジー』は“New Play Control!”として扱われていない。海外版の『Wiiであそぶ ちびロボ!』は発売中止となった。
2017年6月21日にはWii U向けにWiiディスクソフト ダウンロード版として一部タイトルが配信された。
価格はいずれも3,800円(税込)。