この文書は解説ページです。ルールや手続きについて、一般的な事実や共有されている合意事項を解説しています。ウィキペディアの方針やガイドラインそのものではありません。 |
ウィキメディア・ラボのロゴ | |
URL | Wikimedia Labs |
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運営者 | ウィキメディア財団 |
設立者 | ウィキメディアのコミュニティ |
営利性 | 非営利 |
登録 | 開発に携わる場合のみ必要 |
ユーザー数 | 1,464+ |
開始 | 2011年6月3日 |
ライセンス | フリーライセンス |
ウィキメディア・ラボ(英語: Wikimedia Labs、略称:WMFLabs, WikiLabs, Labs)とはウィキメディア財団による運営に必要なソフトウェア開発のためのクラウドコンピューティング環境で財団自身が運営しています。また財団のプロジェクトを支えるコミュニティが使用・メンテナンスするボットやツールを管理しています。ウィキメディア・ラボプロジェクトはWikitechで管理されており、またWikitechは財団のメインサーバー(別名プロダクション環境)に関するテクニカルドキュメントも管理しています。
財団の基盤を支えるためのボランティアを増やすことを目標にボランティアのソフトウェア開発者が財団による運営に必要なソフトウェアの開発とテストに参加しやすくするために生み出されたのがウィキメディア・ラボです。2011年10月に限られたユーザーが参加したベータテストの形で開設され、数カ月間のテストの後、2012年4月に一般公開されました。
OpenStackを使用することでソフトウェアのデバッグ、アップデート、テスト、内容の変更に役立つ実例を開発者に提供します。各実例は他と共有できる仮想環境となっており、実際の運用を開始する前に設定をテストすることができます。
誰でもウィキメディア・ラボ上でアカウントの作成が出来ますが、全てのソフトウェアはmw:Wikimedia Labs/Terms of useで定められたフリーライセンスで公開する必要があります。関連するヘルプはwikitech:Help:Contentsで参照できます。
運営やインフラに必要なソフトウェアの動作に加え、財団のプロジェクトを支えるのに役立つソフトウェアも管理しています。
財団のプロジェクトを支えるボットをウィキメディア・ラボのサーバー上で動作させることが出来ます。開発者ヘルプはwikitech:Help:Move your bot to Labsで参照できます。また、wikitech:Nova Resource:Botsやwikitech:User:Russell Blau/Using pywikibot on Labsにもさらなる情報があります。
財団のプロジェクトを支えるのに役立つソフトウェアツールをウィキメディア・ラボのサーバー上で管理することが出来ます。開発者向けのヘルプはwikitech:Nova Resource:Tools/Helpにあります。
2013年2月、ウィキメディア財団は開発者が自身の開発したツールやボットをウィキメディア・ラボのサーバーに移行することを手助けするための契約をマーク=アンドレ・ペルティエと交わしました。移行に関するヘルプは非常に有意なアドバイスと共にwikitech:User:Magnus Manske/Migrating from toolserverに開設されました。一般的な情報はmw:Wikimedia Labs/Migration of Toolserver toolsで参照できます。
数人のユーザーは早くからウィキメディア・ラボに自身のツールを移行し、2013年12月までの完了を前提に同年6月より本格的な移行が始まり、2014年6月にツールサーバーにあるソフトウェアは削除される予定です。ツールサーバーの完全終了は同年12月までに完了する予定となっています。
こちらも参照
ウィキメディア・ラボで活動しているチームメンバーの一覧はmw:Wikimedia Engineering/2013-14 Goals#Wikimedia Labsで参照できます。wikitech:Nova Resource:Toolsではツールの現管理者が、wikitech:Nova Resource:Botsではボットの管理者が列挙されています。開発者は次の場所でさらなるヘルプを得られます:
運営ステータスは次のサイトです;
データベース複製ラグ