XM312 | |
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種類 | 重機関銃 |
原開発国 | アメリカ合衆国 |
開発史 | |
開発者 | ジェネラル・ダイナミクス/統合小火器計画局 |
開発期間 | 2000年 |
製造業者 | ジェネラル・ダイナミクス |
製造期間 | 2004年 |
派生型 | XM307 |
諸元 | |
重量 | 52 lb (19 kg) |
全長 | 61.42 in (1,560 mm) |
銃身長 | 36 in (914 mm) |
全幅 | 9.84 in (250 mm) |
全高 | 7 in (180 mm), 18 in (460 mm) まで三脚で調節可 |
要員数 | 2 |
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弾丸 | 12.7x99mm NATO弾 |
口径 | 0.50 in (12.7 mm) |
作動方式 | 低反動式 (ローテイティングボルト式の改良) |
発射速度 | 毎分260発 |
最大射程 | 2,000 m |
装填方式 | ベルト給弾 |
照準 | オープンサイト (光学サイトも取付可) |
XM312は採用から年数が経ち旧式化したブローニングM2重機関銃を代替するというアメリカ軍の要求に応えてジェネラル・ダイナミクスが開発を進めていた重機関銃で、技術的にはXM307 25mm擲弾射機をもとに12.7x99mm NATO弾に対応させたものである。
部品点数が少なく、軽量で、XM312とXM307はユニット交換によりわずか数分で相互に転換することができる[1]。
アメリカ軍は2008年度予算においてジェネラル・ダイナミクスにXM307とXM312の開発のため1,000万USドルを支払った[2]。
アメリカ陸軍は2008年5月にブローニングM2を補完するため、より軽量の50口径機関銃XM806の開発についてジェネラル・ダイナミクス・アーマメント・アンド・テクニカル・プロダクツとの間で900万ドルの契約を締結した[3]が、2012年に開発は中止された。代替機種が見つからないため、アメリカ陸軍は制式採用から半世紀以上を経過した旧式銃であるブローニングM2とMk19 自動擲弾銃を調達し続けている[4]。