名称 | ゲルマン祖語 | 古英語 | 古ノルド語 | |
*Þurisaz | Þorn | Þurs | ||
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"giant" 「巨人」 | "thorn" 「棘、茨」 | "giant" 「巨人」 | ||
形状 | ゲルマン共通ルーン Elder Futhark |
アングロサクソンルーン Anglo-Saxon runes |
北欧ルーン Younger Futhark | |
Unicode | ᚦ U+16A6
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翻字 | þ | |||
転写 | þ | |||
IPA | [θ] | [θ], [ð] | ||
アルファベット順 | 第3字母 |
ᚦ (スリサズ、古ノルド語: Þurs、古英語: Þorn、英語: thurisaz) はルーン文字の第3字母で、北欧ルーンや、アングロサクソンルーンにおいて /θ/、/ð/の音価を表す文字である[1]。ゲルマン祖語の再構形は*Þurisazである。 アングロサクソンルーン詩では「Þorn (thorn)」と呼ばれ、ラテン文字 þの由来である。
ᚦはþと翻字され、無声歯摩擦音の音価を持つ。 (現代英語の th に当たる。)
Þurs は霜の巨人の名前である。
その名前は全ての3つのルーン詩に記されている。
ルーン詩:[2] | 現代英語への翻訳: |
古ノルウェー語
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古アイスランド語
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古英語
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サートゥルヌスはユミルまたはウートガルザ・ロキを表している可能性がある。