『あんみつ姫』(あんみつひめ)は、倉金章介による日本の漫画作品。また、それをもとにした映画、テレビドラマ、テレビアニメ作品、および同作品に登場する主人公の名前である。
漫画作品としては、1949年から1955年にかけて光文社『少女』に連載された原作と、テレビアニメ化のタイアップとして1986年から1987年に講談社『なかよし』に掲載された竹本泉版がある。
やんちゃでお転婆、おちゃっぴい な「あんみつ姫」が、城の内外で騒動を巻き起こす時代劇コメディ。菓子類に因んだキャラクターの名前や、江戸時代を舞台にしていながら現代のものが混在し、発表当時の出来事や流行が作中に数多く登場するという特徴がある。
原作漫画が一旦連載終了した[注 1]1954年に、東宝系の東京映画で雪村いづみ主演の映画が2本作られ、以降何度も映像化されている。1958年にはKRT(ラジオ東京テレビ、現在のTBSテレビ)にて、中原美紗緒主演で連続ドラマ化。1960年のドラマ放送終了後には、松竹で再び映画化され、鰐淵晴子が主演した[1][2]。
原作者の没後に作られた映像化作品は、全てフジテレビ系列で放送されている。1983年には小泉今日子主演で『月曜ドラマランド』にて再度ドラマ化された[注 2]。1986年にはスタジオぴえろ製作のテレビアニメ作品として放送。小山茉美があんみつ姫の声を演じたほか、当時の人気アイドルグループであるおニャン子クラブが主題歌を務めた。このアニメ版をもとにしてセガ・マークIII用ソフトとしてテレビゲーム化もされている。また、1986年から1987年まで、関西電力のCMのキャラクターに起用された。
その後も、1995年に第32回『新春かくし芸大会』で内田有紀が演じ、2008年には井上真央主演でドラマ化された。
1949年、すでに創刊されていた光文社の少年雑誌『少年』と対をなす少女雑誌として、『少女』が創刊された。以来『少女』では、売出し中だった長谷川町子による漫画「仲よし手帖」が連載されていたが、さらにこの雑誌の柱となる漫画を求めた編集部は、長谷川と同じ田河水泡の門下である倉金章介[注 3]に白羽の矢を立てた。倉金と編集部は、終戦後の不自由な時代に少女たちを満足させるためには、衣食住、とくに「食べるものと着るもの」が必要であると考え、登場人物の名前を、当時は入手困難だった甘い食べ物に設定し、主人公を振袖のお姫さまとした。また、親たちが子供を気遣う余裕のない時代だったため、現実の厳しさから離れた夢のある物語を展開するための舞台として、江戸時代が設定された。こうして『少女』の第4号(5月号)から「あんみつ姫」の連載がスタートし、1万部程度だった『少女』の発行部数を70万部まで伸ばすほどの人気漫画となった[8]。
少女たちだけでなく、少年たちの間でも人気を博した『あんみつ姫』は、単行本となり、映画化もされた[1]。『少女』での連載終了から1年後の1956年には、集英社の少女雑誌『りぼん』で連載を再開[9]。1958年からは、掲載誌を同社の芸能雑誌『明星』に移し、「あんみつ姫もお年頃」のタイトルで連載され、テレビドラマ化もされた[2][注 4]。講談社の『たのしい二年生』、小学館の『幼稚園』と平行しながら、『明星』での連載は1962年4月号まで続いた[9]。
1950年にキングレコードより発売[10]された漫画のイメージソング。
1986年の竹本泉による漫画は、テレビアニメ版と広義のメディアミックスの関係にある作品ではあるが、アニメ版の新番組告知が公表される前から連載が始まり、アニメ版のコミカライズではなく、全く別内容のナンセンスコメディとなっている。 特徴的なこととして、主要キャラクターとして隣の国の若殿様“さくらもち太郎”というオリジナルのキャラクターが登場している。これは元々アニメ版の企画段階で用意されたキャラクターに起源を持つが、アニメ版では設定が正式決定するまでに没となって未登場になり、竹本版でのみ登場になったという経緯を辿ったものである[注 5]。
1951年12月30日から1952年3月30日まで[注 7]、ラジオ東京(現:TBSラジオ)で日曜日17:05 - 17:25に放送された音楽放送劇。光文社の一社提供[11]。
ほか
雑誌『少女』に連載された「あんみつ姫」を原作としている。以下の二本が公開された。
『あんみつ姫の武者修業』のタイトルで、1960年12月27日から松竹で正月映画として公開された。時代劇初主演の鰐淵晴子のほか、多数の歌謡スターやジャズ界の人気者が出演した[12]。雑誌『明星』に連載されていた「あんみつ姫もお年頃」を原作としており、姫の年齢は16歳に設定されている。
あんみつ姫の映像化作品としては初のカラー作品[2]。
1958年12月1日から1960年10月28日まで、KRT(現:TBS)系列で月曜日の19:00 - 19:30→金曜日の19:00 - 19:30(JST)に放送された[13]。ブラザーミシン販売の一社提供[14][15]で、生放送番組[16]。全100回。
『明星』に連載されていた「あんみつ姫もお年頃」を原作としている[2]。
脚注のないものは第50回台本[17]より。
『朝日新聞』(東京・大阪・西部・名古屋)の番組表を基に作成。
放送回 | 放送日 | サブタイトル | 放送回 | 放送日 | サブタイトル | |
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1 | 1958年12月 | 1日あんみつ姫もお年頃 | 51 | 11月16日 | あんみつ姫と金の鯱 | |
2 | 12月 | 8日あんみつ姫と腰元たち | 52 | 11月23日 | あんみつ姫と感謝の日 | |
3 | 12月15日 | あんみつ姫のボーナス | 53 | 11月30日 | あんみつ姫と愛の大売出し[27] | |
4 | 12月22日 | あんみつ姫とクリスマス | 54 | 12月 | 7日あんみつ姫と忍術修業 | |
5 | 12月29日 | あんみつ姫のお年越 | 55 | 12月14日 | あんみつ姫とボーイフレンド | |
6 | 1959年 | 1月 5日あんみつ姫のファッションショー | 56 | 12月21日 | あんみつ姫と三太九郎助[27] | |
7 | 1月12日 | あんみつ姫の乳兄妹 | 57 | 12月28日 | あんみつ姫と年の暮 | |
8 | 1月19日 | あんみつ姫とお家の御法度 | 58 | 1960年 | 1月 4日あんみつ姫の初夢 | |
9 | 1月26日 | あんみつ姫は御心配 | 59 | 1月11日 | あんみつ姫と花嫁人形[27][注 9] | |
10 | 2月 | 2日あんみつ姫と花言葉 | 60 | 1月18日 | あんみつ姫とお脈拝見[27] | |
11 | 2月 | 9日あんみつ姫の冒険 | 61 | 1月25日 | あんみつ姫と新家老 | |
12 | 2月16日 | あんみつ姫の冒険2 | 62 | 2月 | 1日あんみつ姫とスパイ | |
13 | 2月23日 | あんみつ姫と冷い戦争 | 63 | 2月 | 8日あんみつ姫と針供養[27] | |
14 | 3月 | 2日あんみつ姫と心の旅路 | 64 | 2月15日 | あんみつ姫と春浅し | |
15 | 3月 | 9日あんみつ姫とご隠居 | 65 | 2月22日 | あんみつ姫と入学試験 | |
16 | 3月16日 | あんみつ姫と春がすみ | 66 | 2月29日 | あんみつ姫と女の一大事[27] | |
17 | 3月23日 | あんみつ姫と花見の喧嘩 | 67 | 3月 | 7日あんみつ姫と敵討の父娘 | |
18 | 3月30日 | あんみつ姫と時の氏神 | 68 | 3月14日 | あんみつ姫とそばやの娘 | |
19 | 4月 | 6日あんみつ姫と招待状 | 69 | 3月21日 | あんみつ姫と就職の春[27][注 10] | |
20 | 4月13日 | あんみつ姫と夕月姫 | 70 | 3月28日 | あんみつ姫と精神修養 | |
21 | 4月20日 | あんみつ姫とゆく春 | 71 | 4月 | 4日あんみつ姫と愛のお作法[27] | |
22 | 4月27日 | あんみつ姫とつみ草 | 72 | 4月11日 | あんみつ姫と開かずの間 | |
23 | 5月 | 4日あんみつ姫と旅立ち | 73 | 4月18日 | あんみつ姫と春の珍事 | |
24 | 5月11日 | あんみつ姫とゴマのハエ | 74 | 4月25日 | あんみつ姫とのんきな殿様[27] | |
25 | 5月18日 | あんみつ姫と狐つき | 75 | 5月 | 6日あんみつ姫と真空斬りの巻[注 11] | |
26 | 5月25日 | あんみつ姫とある少女 | 76 | 5月13日 | あんみつ姫と恐いお役人 | |
27 | 6月 | 1日あんみつ姫と関所破り | 77 | 5月20日 | あんみつ姫と家宝の土瓶[27][注 12] | |
28 | 6月 | 8日あんみつ姫と鉄砲屋 | 78 | 5月27日 | あんみつ姫と旅法師 | |
29 | 6月15日 | あんみつ姫と三休さん | 79 | 6月 | 3日あんみつ姫の御縁談 | |
30 | 6月22日 | あんみつ姫と仙人 | 80 | 6月10日 | あんみつ姫と初夏の風 | |
31 | 6月29日 | あんみつ姫と大海賊 | 81 | 6月17日 | あんみつ姫と御意見無用[注 13] | |
32 | 7月 | 6日あんみつ姫とある島 | 82 | 6月24日 | あんみつ姫と太陽がいっぱい[注 14] | |
33 | 7月13日 | あんみつ姫と司令官 | 83 | 7月 | 1日あんみつ姫と庭の古井戸 | |
34 | 7月20日 | あんみつ姫と旅の宿 | 84 | 7月 | 8日あんみつ姫としゃっくり病 | |
35 | 7月27日 | あんみつ姫と竜神さま | 85 | 7月15日 | あんみつ姫と幽霊 | |
36 | 8月 | 3日あんみつ姫とあまから城 | 86 | 7月22日 | あんみつ姫とゆかたの季節[27] | |
37 | 8月10日 | あんみつ姫と闇太郎 | 87 | 7月29日 | あんみつ姫と殺し屋の巻[27] | |
38 | 8月17日 | あんみつ姫とからくり城 | 88 | 8月 | 5日あんみつ姫と御駕籠騒動 | |
39 | 8月24日 | あんみつ姫と危険旅行 | 89 | 8月12日 | あんみつ姫のノド自慢[注 15] | |
40 | 8月31日 | あんみつ姫と謎のひな | 90 | 8月19日 | あんみつ姫と水騒動 | |
41 | 9月 | 7日あんみつ姫と御前会議 | 91 | 8月26日 | あんみつ姫と瓢箪騒動[注 16] | |
42 | 9月14日 | あんみつ姫と北の旅 | 92 | 9月 | 2日あんみつ姫と秋近し | |
43 | 9月21日 | あんみつ姫と旅の絵師 | 93 | 9月 | 9日あんみつ姫とオンボロ部落 | |
44 | 9月28日 | あんみつ姫と北の国 | 94 | 9月16日 | あんみつ姫とやりくり大名[27] | |
45 | 10月 | 5日あんみつ姫と宝さがし | 95 | 9月23日 | あんみつ姫と江戸の隠密[27] | |
46 | 10月12日 | あんみつ姫と竜神の池 | 96 | 9月30日 | あんみつ姫とラブ・レター[注 17] | |
47 | 10月19日 | あんみつ姫と三太夫 | 97 | 10月 | 7日あんみつ姫と外国大使 | |
48 | 10月26日 | あんみつ姫と黒雲一家大あばれ | 98 | 10月14日 | あんみつ姫と合カギ | |
49 | 11月 | 2日あんみつ姫と黒雲さんの草履とり | 99 | 10月21日 | あんみつ姫は名判官 | |
50 | 11月 | 9日あんみつ姫と落葉の唄[27] | 100 | 10月28日 | あんみつ姫と晴れの鹿島立ち |
1960年9月時点。番組開始当初は南海放送でも放送されていた[34][35]。
放送地域 | 放送局[15] | 放送日時[36] | 備考 |
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関東広域圏 | KRT | 月曜 19:00 - 19:30 (第74回まで) ↓ 金曜 19:00 - 19:30 (第75回以降) |
制作局 |
宮城県 | 東北放送テレビ | 1959年4月1日開局。 | |
中京広域圏 | 中部日本放送 | ||
近畿広域圏 | 朝日放送 | 1959年2月までは大阪テレビ放送。 | |
福岡県 | RKB毎日 | ||
北海道 | 北海道放送 | 月曜 19:00 - 19:30 | |
岩手県 | ラジオ岩手テレビ | 1959年9月1日開局。 | |
新潟県 | 新潟放送 | 1958年12月22日サービス放送開始[37]。 | |
長野県 | 信越放送 | ||
静岡県 | 静岡放送 | ||
石川県 | 北陸放送 | ||
鳥取県・島根県 | ラジオ山陰テレビ | 1959年12月15日開局。 | |
香川県・岡山県 | 山陽放送 | ||
広島県 | ラジオ中国テレビ | 1959年4月1日開局。 | |
熊本県 | ラジオ熊本テレビ | 1959年4月1日開局。 |
KRT(現:TBS)系 月曜19:00枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
おさげ社長
|
あんみつ姫
(中原美紗緒版) |
|
KRT(現:TBS)系 金曜19:00枠 | ||
お嬢さん奮闘記
|
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KRT(現:TBS)系 日本ミシン製造(ブラザー工業)一社提供枠 | ||
おさげ社長
|
あんみつ姫
(中原美紗緒版) |
お嬢さん奮闘記
|
フジテレビ系列 月曜ドラマランド | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
どっきり天馬先生
(第4作) (1983.5.16) |
あんみつ姫
(小泉今日子版第1作) (1983.5.23) |
どっきり天馬先生
(第5作) (1983.5.30) |
帰って来た意地悪ばあさん
(1983.10.10) |
あんみつ姫
(小泉今日子版第2作) (1983.10.17) |
|
あんみつ姫
(小泉今日子版第3作) (1984.1.9) |
七にんめのいとこ
(1984.1.16) |
あんみつ姫 | |
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ジャンル | 時代劇アニメ、ギャグアニメ |
アニメ | |
原作 | 倉金章介 |
総監督 | 案納正美 |
シリーズ構成 | 浦沢義雄 |
脚本 | 浦沢義雄、高屋敷英夫、菅良幸など |
キャラクターデザイン | 南家こうじ |
音楽 | 小笠原寛 |
アニメーション制作 | スタジオぴえろ |
製作 | フジテレビ、読売広告社、スタジオぴえろ |
放送局 | フジテレビ系列 |
放送期間 | 1986年10月5日 - 1987年9月27日 |
話数 | 全51話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
1986年10月5日から1987年9月27日まで、フジテレビ系列(テレビ大分・テレビ宮崎各局を除く)で毎週日曜18:00 - 18:30枠に於いて放送された。
『サントリー スポーツ天国』、『スポーツ特Q』と、それまでスポーツニュース番組が放送されていたこの枠でアニメ作品が放送されるのは、『未来警察ウラシマン』の枠移動前の1983年3月末以来3年半振りとなった。なお、従来本枠で放送されたアニメの制作を請け負っていたタツノコプロは、本作では企画協力という形で参加している。
原則として各話一話完結であるが、以前の回で登場したキャラクターやストーリーがのちの回で言及されることも多い。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
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1 | プリンセスは誕生日がお好き | 浦沢義雄 | 八尋旭 | 日高麗 | 池上裕之 | 1986年 10月5日 |
2 | 御先祖様のステキな贈り物 | 石山タカ明 | 高岡希一 | 10月12日 | ||
3 | 天才科学者源内さん登場! | 香川豊 | 川端宏 | 10月19日 | ||
4 | 初めまして!私の城下町!! | 金春智子 | 本郷満 | 本山浩司 | 10月26日 | |
5 | オートマからくり神社 | 浦沢義雄 | 立場良 | 岸義之 | 11月2日 | |
6 | 黄門様がやって来た!! | 高屋敷英夫 | 石山タカ明 | 千明ゆり | 11月9日 | |
7 | 謎の必殺中国拳法、来々拳!! | 菅良幸 | 石井文子 | 石井邦幸 | 11月16日 | |
8 | せんべいさん、涙の大ズモウ | 久島一仁 | 香川豊 | 川端宏 | 11月23日 | |
9 | 謎の忍者軍団、こんぺい党 | 菅良幸 | 八尋旭 | 青木佐恵子 | 三原武憲 | 11月30日 |
10 | 恐怖の雪山スキー!! | 高屋敷英夫 | 石山タカ明 | 増谷三郎 | 12月7日 | |
11 | 源内さんのアッパレ一日殿様 | 浦沢義雄 | 立場良 | 池上裕之 | 12月14日 | |
12 | 屋根裏のメリークリスマス! | 金春智子 | 香川豊 | 千明ゆり | 12月21日 | |
13 | あの素晴らしい愛をもう一度! | 浦沢義雄 | 本郷満 | 柳田義明 | 12月28日 | |
14 | 初春の大空に舞うケンカ凧!! | 菅良幸 | 石山タカ明 | 三原武憲 | 1987年 1月4日 | |
15 | 天才爆発浮世絵師、写楽の謎 | 高屋敷英夫 | 立場良 | 池上裕之 | 1月11日 | |
16 | 暗黒港、姫様対ギャング! | 浦沢義雄 | 中村隆太郎 | 岩本保雄 | 増谷三郎 | 1月18日 |
17 | 姫様家出!あんみつ一人旅! | 菅良幸 | 石井文子 | 重国勇二 | 1月25日 | |
18 | モーレツ姫様ダメ鬼猛特訓! | 久島一仁 | 中村孝一郎 | 柳田義明 | 2月1日 | |
19 | 発覚!家老のスキャンダル! | 高屋敷英夫 | 香川豊 | 千明ゆり | 2月8日 | |
20 | 初恋は波止場の夜霧とともに | 浦沢義雄 | 岩本保雄 | 和泉絹子 | 2月15日 | |
21 | 走れ!名馬アマカラシンボリ | 石山タカ明 | 池上裕之 | 2月22日 | ||
22 | ゲゲゲのあんみつ妖怪ひな祭 | 高屋敷英夫 | 立場良 | 昆進之介 | 3月1日 | |
23 | バイトはつらいよ姫様奮闘篇 | 菅良幸 | 中村隆太郎 | 中山晴夫 | 増谷三郎 | 3月8日 |
24 | 謎のあまから城連続盗難事件 | 久島一仁 | 香川豊 | 川端宏 | 3月15日 | |
25 | スーパーあんみつブラザーズII | 浦沢義雄 | 中村隆太郎 | 和泉絹子 | 3月22日 | |
26 | 姫様結婚!?お見合い地獄篇!! | 石山タカ明 | 池上裕之 | 3月29日 | ||
27 | ギョッ!姫様アメリカ留学!? | 高屋敷英夫 | 立場良 | 昆進之介 | 4月5日 | |
28 | 怪獣アッシー哀しみの逆襲! | 菅良幸 | 岩本保雄 | 増谷三郎 | 4月12日 | |
29 | 甘えん坊将軍あんみつ評判記 | 浦沢義雄 | 八尋旭 | 青木佐恵子 | 青嶋克巳 | 4月19日 |
30 | 猛火!?あまから城が燃える日 | 山本優 | 中村隆太郎 | 和泉絹子 | 4月26日 | |
31 | 楽しい楽しい宇宙大戦争!! | 浦沢義雄 | 香川豊 | 日高麗 | 川端宏 | 5月3日 |
32 | 大出世!!甘栗の助の殿様物語 | 金春智子 | 石山タカ明 | 古宇田文男 | 5月10日 | |
33 | 爆走!!甘辛カーグランプリ!! | 高屋敷英夫 | 中村隆太郎 | 増谷三郎 | 5月17日 | |
34 | ミクロの姫様ミニミニ大戦争 | 菅良幸 | 立場良 | 和泉絹子 | 5月24日 | |
35 | 西部のあんみつ荒野の大決闘 | 浦沢義雄 | 青木佐恵子 | 昆進之介 | 5月31日 | |
36 | ドラキュラの夢は夜ひらく!? | 山本優 | 八尋旭 | 日高麗 | 池上裕之 | 6月7日 |
37 | 霧のロンドンあんみつ名探偵 | 金春智子 | 石山タカ明 | 川端宏 | 6月14日 | |
38 | ドラゴンあんみつ珍々西遊記 | 高屋敷英夫 | 中村隆太郎 | 増谷三郎 | 6月21日 | |
39 | カリブ海!海賊退治大作戦!! | 菅良幸 | 立場良 | 古宇田文男 | 6月28日 | |
40 | 銀河のロマンス、星に願いを | 浦沢義雄 | 八尋旭 | 青木佐恵子 | 池上裕之 | 7月5日 |
41 | 夢工場!!姫様はコンパニオン | 菅良幸 | 中村隆太郎 | 和泉絹子 | 7月12日 | |
42 | 涙の乙姫!思い出の渚!! | 山本優 | 岩本保雄 | 増谷三郎 | 7月26日 | |
43 | ゲゲゲのあんみつ亡霊夏祭り | 久島一仁 | 石山タカ明 | 川端宏 | 8月2日 | |
44 | 夏に御用心!友情の軽井沢 | 金春智子 | 立場良 | 古宇田文男 | 8月9日 | |
45 | 悲しきカッパ姫様怒りの逆襲 | 高屋敷英夫 | 岩本保雄 | 増谷三郎 | 8月16日 | |
46 | 宇宙の姫様ロケット大作戦!! | 山本優 | 八尋旭 | 日高麗 | 池上裕之 | 8月23日 |
47 | 大逆転!種介涙の結婚物語!! | 菅良幸 | 中村隆太郎 | 和泉絹子 | 8月30日 | |
48 | ゲゲゲのあんみつ死霊館の謎 | 高屋敷英夫 | 立場良 | 川端宏 | 9月6日 | |
49 | 蛇屋敷!謎の美少女を救え!! | 金春智子 | 石山タカ明 | 池上裕之 | 9月13日 | |
50 | 激動!甘辛城内大戦争!! | 浦沢義雄 | 中村隆太郎 | 和泉絹子 | 9月20日 | |
51 | 幸せに!花嫁はあんみつ姫 | 立場良 | 青嶋克巳 | 9月27日 |
※放送日時は個別に出典が提示されているものを除き1987年9月終了時点、放送系列は放送当時のものとする[38]
放送地域 | 放送局 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
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関東広域圏 | フジテレビ | 日曜 18:00 - 18:30 | フジテレビ系列 | 制作局 |
北海道 | 北海道文化放送 | |||
宮城県 | 仙台放送 | |||
秋田県 | 秋田テレビ | 1987年3月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局。 | ||
山形県 | 山形テレビ | |||
福島県 | 福島テレビ | |||
新潟県 | 新潟総合テレビ | 現・NST新潟総合テレビ。 | ||
長野県 | 長野放送 | |||
静岡県 | テレビ静岡 | |||
富山県 | 富山テレビ | |||
石川県 | 石川テレビ | |||
福井県 | 福井テレビ | |||
中京広域圏 | 東海テレビ | |||
近畿広域圏 | 関西テレビ | |||
島根県・鳥取県 | 山陰中央テレビ | |||
岡山県・香川県 | 岡山放送 | |||
広島県 | テレビ新広島 | |||
愛媛県 | 愛媛放送 | 現・テレビ愛媛。 | ||
福岡県 | テレビ西日本 | |||
佐賀県 | サガテレビ | |||
熊本県 | テレビ熊本 | フジテレビ系列 テレビ朝日系列 |
||
沖縄県 | 沖縄テレビ | フジテレビ系列 | ||
青森県 | 青森放送 | 木曜 17:00 - 17:30 | テレビ朝日系列 日本テレビ系列 |
|
岩手県 | テレビ岩手 | 日曜 7:15 - 7:45(1987年9月時点) ↓ 日曜 8:30 - 9:00[39] |
日本テレビ系列 | |
山梨県 | 山梨放送 | 火曜 17:00 - 17:30 | ||
山口県 | テレビ山口 | 月曜 17:00 - 17:30 | TBS系列 フジテレビ系列 |
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長崎県 | テレビ長崎 | 月曜 16:30 - 17:00 | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 |
|
鹿児島県 | 鹿児島テレビ | 水曜 16:30 - 17:00 | 1987年4月8日[40]から1988年4月6日[41]まで放送 |
フジテレビ系 日曜18時台前半枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
あんみつ姫(アニメ版)
|
ジャンル | アクションゲーム+アドベンチャーゲーム |
---|---|
対応機種 | セガ・マークIII/マスターシステム |
発売元 | セガ・エンタープライゼス |
人数 | 1人 |
メディア | 1Mbロムカートリッジ |
発売日 | 1987年7月19日 |
その他 | パスワードコンティニュー |
アニメの放送期間中にセガ・エンタープライゼスより同社のテレビゲーム機、セガ・マークIII用ソフトとして発売された。アドベンチャーゲームに分類されるが当時主流であったコマンド選択方式ではなく、あんみつ姫を直接操作して探索を行うなどアクションゲームの要素が強い。
物語は新装開店したケーキ屋「ぽんぽこ」に向かうため、8つに切断された店のチラシを探し回り、城を抜け出すというもの。ゲームには時刻の概念があり、移動を繰り返すたびに少しずつ時間が経過していく。夕方5時までにケーキ屋にたどり着かないとゲームオーバーになってしまう。
用意されている面はあまから城、城と町を繋ぐ森、町、町とケーキ屋を繋ぐ森の4つ。このうちあまから城と町は他のキャラクターとの会話やアイテムの捜索といった謎解きを行うアドベンチャーシーン、2つの森は左右への移動とジャンプ、唯一の攻撃方法となる金平糖投げを駆使し、敵や罠をかわしながら終点を目指すアクションシーンとなる。画面はいずれもサイドビュー表示。
ファミリーコンピュータを越える同時発色数というマークIIIの特徴を生かし、各キャラクターは小さいながらもアニメの雰囲気を損なうことなく再現された。しかしゲーム内では謎解きに関するヒントはほとんど用意されておらず、ある時刻に特定の場所で何かを行うといった複雑な謎やすぐゲームオーバーになる理不尽な罠が非常に多いなど、アニメの主な視聴者層である子供を対象としている作品にもかかわらず難易度が高く設定されており、マークIIIユーザーからの幅広い支持は得られなかった。
日本国外の市場ではキャラクターをあんみつ姫からセガのマスコット的存在であったアレックスキッドに変更し、Alex Kidd in High Tech Worldのタイトルで発売された。High Tech Worldと名が付いているもののキャラクターグラフィックに変更が加えられている程度で、あんみつ姫の舞台となった江戸時代の雰囲気は残されている。