あんみつ姫

あんみつ姫』(あんみつひめ)は、倉金章介による日本漫画作品。また、それをもとにした映画テレビドラマテレビアニメ作品、および同作品に登場する主人公の名前である。

漫画作品としては、1949年から1955年にかけて光文社少女』に連載された原作と、テレビアニメ化のタイアップとして1986年から1987年講談社なかよし』に掲載された竹本泉版がある。

概要

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やんちゃでお転婆おちゃっぴい な「あんみつ姫」が、城の内外で騒動を巻き起こす時代劇コメディ。菓子類に因んだキャラクターの名前や、江戸時代を舞台にしていながら現代のものが混在し、発表当時の出来事や流行が作中に数多く登場するという特徴がある。

原作漫画が一旦連載終了した[注 1]1954年に、東宝系の東京映画雪村いづみ主演の映画が2本作られ、以降何度も映像化されている。1958年にはKRT(ラジオ東京テレビ、現在のTBSテレビ)にて、中原美紗緒主演で連続ドラマ化。1960年のドラマ放送終了後には、松竹で再び映画化され、鰐淵晴子が主演した[1][2]

原作者の没後に作られた映像化作品は、全てフジテレビ系列で放送されている。1983年には小泉今日子主演で『月曜ドラマランド』にて再度ドラマ化された[注 2]1986年にはスタジオぴえろ製作のテレビアニメ作品として放送。小山茉美があんみつ姫の声を演じたほか、当時の人気アイドルグループであるおニャン子クラブが主題歌を務めた。このアニメ版をもとにしてセガ・マークIII用ソフトとしてテレビゲーム化もされている。また、1986年から1987年まで、関西電力CMのキャラクターに起用された。

その後も、1995年に第32回『新春かくし芸大会』で内田有紀が演じ、2008年には井上真央主演でドラマ化された。

登場人物

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原作に登場するキャラクター

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あんみつ姫
本作の主人公。きれいな着物を着たあまから城のお姫さま。長いまつげが特徴。器量よしで優しく朗らかな性格だが、おちゃっぴいなうえに大変なおてんば。好奇心旺盛で、城を抜け出すなど、無邪気で自由奔放な行動で腰元や周囲の者たちを困らせているが、皆から愛されている。勉強、料理、裁縫は苦手。
カステラ夫人
アメリカから来たあんみつ姫の家庭教師で、「カステラ先生」と呼ばれている。天狗のように長い鼻を持つ。多才な人物で、英語やアメリカ文化の他にも、遊びや様々なことを姫に教え、経験させた。城へ来て間もない頃は、風俗習慣の違いからたびたび珍事を引き起こしたが、次第にあまから城に馴染み、日本語も上達していった。運動神経がよく、人並み外れた腕力を持つ。連載当時に皇太子の英語教師であった「ヴァイニング夫人」をヒントにしたキャラクター[3]
まんじゅう
茶坊主。姓は甘井。元気でとんちのある利口な少年。弟のしお豆と共にあんみつ姫の遊び相手になることが多い。母を病気で亡くしており、あまから城へ来る前は、父親のラーメン屋台を手伝いながら、赤ん坊だった弟を背負って学校に通っていた。誘拐された姫を救った功によって茶坊主となり、以降もたびたび姫の危機を救っている。城下町の甘辛町に一人で暮らしている父親に、仕送りをしている[4]
しお豆
まんじゅうの弟。見習い茶坊主をしている。まだ幼く、わがままを言ったり、無茶をして周りを振り回すこともあるが、稀に兄に負けない活躍を見せる。まんじゅう、しお豆は、倉金章介の息子がモデルになっている[3]
あわのだんごの守
あんみつ姫の父で、あまから城の城主。姫からは「パパ」と呼ばれている。呑気な性格の反面、恥ずかしがり屋であがり性。口髭が薄いことを気にしている。一人娘の姫に甘い。大変な発明狂という一面も持っている[5][6]
しぶ茶の方
あんみつ姫の母。姫からは「ママ」と呼ばれている。生真面目な性格で、姫曰く「賢夫人」。姫や殿の行儀作法に厳しいが、おだてに乗りやすい。
甘ぐりの助
小姓の少年。まじめでやや要領が悪いところがある。剣術ができるが活躍の場は多くない。
せんべい
。しょっぱい顔をしているが、気は優しくて力持ちな城の門番。
腰元たち
皆同じような容姿に描かれており、読者からは見分けがつかない。城を抜け出したあんみつ姫の身代わりをさせられた「きなこ」の他に、「あんこ、しるこ、かのこ、だんご」がおり、腰元五人組を名乗っている。この他にも、腰元募集で採用された「もなか」、「ざらめ」など、数多くの腰元が存在する[7]
おはぎの局
腰元たちを束ねるお局独身

アニメ版で追加されたキャラクター

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あべ川彦左ェ門
口うるさい家老。竹本泉版、井上真央版にも同名のキャラクターが登場する。
柿の種介
おっちょこちょいの家臣。日頃からこき使われている。
平賀源内
城下に住む天才発明家だが、しばしば失敗しては爆発している。同じ顔をした愛犬のジュリーを飼っている。
おっとっと
右耳だけが長くて折れている猫。神社の金をギャンブルなどで使い果たして夜逃げした神主のペットだった。あんみつ姫が源内に頼んで作った「オートマからくり神社」によって借金を返した後、姫のペットになる。

漫画

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倉金章介版

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1949年、すでに創刊されていた光文社の少年雑誌『少年』と対をなす少女雑誌として、『少女』が創刊された。以来『少女』では、売出し中だった長谷川町子による漫画「仲よし手帖」が連載されていたが、さらにこの雑誌の柱となる漫画を求めた編集部は、長谷川と同じ田河水泡の門下である倉金章介[注 3]に白羽の矢を立てた。倉金と編集部は、終戦後の不自由な時代に少女たちを満足させるためには、衣食住、とくに「食べるものと着るもの」が必要であると考え、登場人物の名前を、当時は入手困難だった甘い食べ物に設定し、主人公を振袖のお姫さまとした。また、親たちが子供を気遣う余裕のない時代だったため、現実の厳しさから離れた夢のある物語を展開するための舞台として、江戸時代が設定された。こうして『少女』の第4号(5月号)から「あんみつ姫」の連載がスタートし、1万部程度だった『少女』の発行部数を70万部まで伸ばすほどの人気漫画となった[8]

少女たちだけでなく、少年たちの間でも人気を博した『あんみつ姫』は、単行本となり、映画化もされた[1]。『少女』での連載終了から1年後の1956年には、集英社の少女雑誌『りぼん』で連載を再開[9]。1958年からは、掲載誌を同社の芸能雑誌『明星』に移し、「あんみつ姫もお年頃」のタイトルで連載され、テレビドラマ化もされた[2][注 4]。講談社の『たのしい二年生』、小学館の『幼稚園』と平行しながら、『明星』での連載は1962年4月号まで続いた[9]

主題歌

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1950年キングレコードより発売[10]された漫画のイメージソング。

「あんみつ姫」
作詞 - 倉金章介、長田恒雄 / 作曲 - 山本雅之 / 編曲 - 山本雅之 / 歌 - 小谷和子、キング児童合唱団
「カステラ夫人」
作詞 - 長田恒雄 / 作曲・編曲 - 長谷川堅二 / 歌 - 田中洋子、金の鈴合唱団

竹本泉版

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1986年の竹本泉による漫画は、テレビアニメ版と広義のメディアミックスの関係にある作品ではあるが、アニメ版の新番組告知が公表される前から連載が始まり、アニメ版のコミカライズではなく、全く別内容のナンセンスコメディとなっている。 特徴的なこととして、主要キャラクターとして隣の国の若殿様“さくらもち太郎”というオリジナルのキャラクターが登場している。これは元々アニメ版の企画段階で用意されたキャラクターに起源を持つが、アニメ版では設定が正式決定するまでに没となって未登場になり、竹本版でのみ登場になったという経緯を辿ったものである[注 5]

  • 竹本はデビュー当初より、いわゆるスター・システム的な手法を駆使してきた漫画家の一人だが、『あんみつ姫』ではこれまでの作品と比べても、かなりの数のキャラクターで過去作品でも登場した常連キャラクターのデザインが用いられている。竹本の場合、手塚治虫のようにキャラクターに決まった名前が無く、文章だけではキャティングの説明が困難であるため、細かい説明は省くが、たとえばだんごの守は、デビュー作である『夢みる7月猫』の他に『あおいちゃんパニック!』や『ルプ☆さらだ』などたびたび登場している竹本の定番キャラクターの1つである。
  • 1995年に復刻版単行本が出た際、インディアン黒人の表現が差別的であるとして、「黒人差別をなくす会」より抗議を受けたため、この部分を人種とは無関係な表現に改変して再版された。
  • 2008年に「完全版」名義でリニューアル版が発売。完全版の名の通りカラーページも色付きで再録されている。あとがきでは竹本版を元にパチンコ化の話が持ち上がっていたが、ターゲット層不明のため流れた事が明かされている。

書籍情報

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倉金章介版

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光文社版収録作品34本のうちの28本を収録[注 6]。台詞が省略されている箇所がある。
  • 講談社漫画文庫版 - 上下2巻、1976年
絵と台詞の細部が変更されている。

竹本泉版

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  • 講談社 ワイドKC版 - 全4巻、1986年-1987年
  • 宙出版 ミッシィコミックスMSL版 - 全2巻、1995年
  • 幻冬舎 バーズコミックススペシャル - 全2巻、2008年

ラジオドラマ

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1951年12月30日から1952年3月30日まで[注 7]、ラジオ東京(現:TBSラジオ)で日曜日17:05 - 17:25に放送された音楽放送劇。光文社の一社提供[11]

キャスト

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  • 浅沼由美代[注 8]
  • 千葉信男

ほか

映画

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雪村いづみ版

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『妖術競べの巻』の新聞広告
(1954年11月20日付読売新聞夕刊)

雑誌『少女』に連載された「あんみつ姫」を原作としている。以下の二本が公開された。

  • 『あんみつ姫・甘辛城の巻』(東京映画制作・東宝配給、1954年11月10日公開)
  • 『あんみつ姫・妖術競べの巻』(東京映画制作・東宝配給、1954年11月23日公開)

キャスト

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スタッフ

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  • 監督:仲木繁夫
  • 製作:滝村和男、山崎喜暉
  • 原作:倉金章介
  • 脚色:若尾徳平、新井一
  • 撮影:遠藤精一
  • 音楽:浅井挙曄
  • 美術:島康平
  • 録音:西尾昇
  • 照明:島百味

主題歌

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「あんみつ姫」
作詞 - 井田誠一 / 作曲 - 吉田正 / 編曲 - 多忠修 / 歌 - 雪村いづみ
「愛の真珠貝」
作詞 - 井田誠一 / 作曲 - 吉田正 / 編曲 - 多忠修 / 歌 - 雪村いづみ

同時上映

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鰐淵晴子版

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『あんみつ姫の武者修業』のワンシーン
1960年12月29日付読売新聞

『あんみつ姫の武者修業』のタイトルで、1960年12月27日から松竹で正月映画として公開された。時代劇初主演の鰐淵晴子のほか、多数の歌謡スターやジャズ界の人気者が出演した[12]。雑誌『明星』に連載されていた「あんみつ姫もお年頃」を原作としており、姫の年齢は16歳に設定されている。

あんみつ姫の映像化作品としては初のカラー作品[2]

キャスト

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スタッフ

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  • 監督:大曽根辰保
  • 製作:島尾良造
  • 原作:倉金章介
  • 脚色:関沢新一
  • 撮影:倉持友一
  • 音楽:加藤三雄
  • 美術:大角純一
  • 録音:福安賢洋
  • 照明:蒲原正次郎

主題歌

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「小鳥とあんみつ」
作詞 - 関沢新一 / 作曲 - 浜口庫之助 / 歌 - 鰐淵晴子

テレビドラマ

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中原美紗緒版

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放送告知
(1958年12月1日付読売新聞掲載)

1958年12月1日から1960年10月28日まで、KRT(現:TBS)系列で月曜日の19:00 - 19:30→金曜日の19:00 - 19:30(JST)に放送された[13]ブラザーミシン販売一社提供[14][15]で、生放送番組[16]。全100回。

『明星』に連載されていた「あんみつ姫もお年頃」を原作としている[2]

キャスト

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脚注のないものは第50回台本[17]より。

スタッフ

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脚注のないものは第50回台本[17]より。

  • 原作:倉金章介
  • 脚本(脚色):山下与志一[20][21]能見正比古[22][21]、木村重夫、加藤文治[23]、津瀬宏[24]、宮田達男[25]
  • 音楽:石川皓也
  • 演出:長島嘉一郎[20]、篠原庸、松原呦一、萩原啓一、樋口祐三[26]、和気とし子[26]
  • 美術:柳沢満智男
  • 進行:服部展宏
  • 小道具:清水専二、加藤良明
  • 衣装:村山かよ
  • 化粧:小林チヤ
  • 代理店:博報堂
  • TD:金子正宏
  • 1CAM:宇田文夫
  • 2CAM:石井浩
  • 3CAM:岡本悦弥
  • CCU:年友達男
  • AUDIO:須藤良司、堀口隆司
  • LIGHT:島崎幸二、青木武、荒木誠
  • EFFECT:小松啓明、直井清明

主題歌

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「あんみつ姫」
作詞 - 山下与志一 / 作曲・編曲 - 石川皓也 / 歌 - 中原美紗緒 、ボニー・ジャックス

放送日程

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『朝日新聞』(東京・大阪・西部・名古屋)の番組表を基に作成。

放送回 放送日 サブタイトル 放送回 放送日 サブタイトル
1 1958年12月01日 あんみつ姫もお年頃 51 11月16日 あんみつ姫と金の鯱
2 12月08日 あんみつ姫と腰元たち 52 11月23日 あんみつ姫と感謝の日
3 12月15日 あんみつ姫のボーナス 53 11月30日 あんみつ姫と愛の大売出し[27]
4 12月22日 あんみつ姫とクリスマス 54 12月07日 あんみつ姫と忍術修業
5 12月29日 あんみつ姫のお年越 55 12月14日 あんみつ姫とボーイフレンド
6 1959年01月05日 あんみつ姫のファッションショー 56 12月21日 あんみつ姫と三太九郎助[27]
7 1月12日 あんみつ姫の乳兄妹 57 12月28日 あんみつ姫と年の暮
8 1月19日 あんみつ姫とお家の御法度 58 1960年01月04日 あんみつ姫の初夢
9 1月26日 あんみつ姫は御心配 59 1月11日 あんみつ姫と花嫁人形[27][注 9]
10 2月02日 あんみつ姫と花言葉 60 1月18日 あんみつ姫とお脈拝見[27]
11 2月09日 あんみつ姫の冒険 61 1月25日 あんみつ姫と新家老
12 2月16日 あんみつ姫の冒険2 62 2月01日 あんみつ姫とスパイ
13 2月23日 あんみつ姫と冷い戦争 63 2月08日 あんみつ姫と針供養[27]
14 3月02日 あんみつ姫と心の旅路 64 2月15日 あんみつ姫と春浅し
15 3月09日 あんみつ姫とご隠居 65 2月22日 あんみつ姫と入学試験
16 3月16日 あんみつ姫と春がすみ 66 2月29日 あんみつ姫と女の一大事[27]
17 3月23日 あんみつ姫と花見の喧嘩 67 3月07日 あんみつ姫と敵討の父娘
18 3月30日 あんみつ姫と時の氏神 68 3月14日 あんみつ姫とそばやの娘
19 4月06日 あんみつ姫と招待状 69 3月21日 あんみつ姫と就職の春[27][注 10]
20 4月13日 あんみつ姫と夕月姫 70 3月28日 あんみつ姫と精神修養
21 4月20日 あんみつ姫とゆく春 71 4月04日 あんみつ姫と愛のお作法[27]
22 4月27日 あんみつ姫とつみ草 72 4月11日 あんみつ姫と開かずの間
23 5月04日 あんみつ姫と旅立ち 73 4月18日 あんみつ姫と春の珍事
24 5月11日 あんみつ姫とゴマのハエ 74 4月25日 あんみつ姫とのんきな殿様[27]
25 5月18日 あんみつ姫と狐つき 75 5月06日 あんみつ姫と真空斬りの巻[注 11]
26 5月25日 あんみつ姫とある少女 76 5月13日 あんみつ姫と恐いお役人
27 6月01日 あんみつ姫と関所破り 77 5月20日 あんみつ姫と家宝の土瓶[27][注 12]
28 6月08日 あんみつ姫と鉄砲屋 78 5月27日 あんみつ姫と旅法師
29 6月15日 あんみつ姫と三休さん 79 6月03日 あんみつ姫の御縁談
30 6月22日 あんみつ姫と仙人 80 6月10日 あんみつ姫と初夏の風
31 6月29日 あんみつ姫と大海賊 81 6月17日 あんみつ姫と御意見無用[注 13]
32 7月06日 あんみつ姫とある島 82 6月24日 あんみつ姫と太陽がいっぱい[注 14]
33 7月13日 あんみつ姫と司令官 83 7月01日 あんみつ姫と庭の古井戸
34 7月20日 あんみつ姫と旅の宿 84 7月08日 あんみつ姫としゃっくり病
35 7月27日 あんみつ姫と竜神さま 85 7月15日 あんみつ姫と幽霊
36 8月03日 あんみつ姫とあまから城 86 7月22日 あんみつ姫とゆかたの季節[27]
37 8月10日 あんみつ姫と闇太郎 87 7月29日 あんみつ姫と殺し屋の巻[27]
38 8月17日 あんみつ姫とからくり城 88 8月05日 あんみつ姫と御駕籠騒動
39 8月24日 あんみつ姫と危険旅行 89 8月12日 あんみつ姫のノド自慢[注 15]
40 8月31日 あんみつ姫と謎のひな 90 8月19日 あんみつ姫と水騒動
41 9月07日 あんみつ姫と御前会議 91 8月26日 あんみつ姫と瓢箪騒動[注 16]
42 9月14日 あんみつ姫と北の旅 92 9月02日 あんみつ姫と秋近し
43 9月21日 あんみつ姫と旅の絵師 93 9月09日 あんみつ姫とオンボロ部落
44 9月28日 あんみつ姫と北の国 94 9月16日 あんみつ姫とやりくり大名[27]
45 10月05日 あんみつ姫と宝さがし 95 9月23日 あんみつ姫と江戸の隠密[27]
46 10月12日 あんみつ姫と竜神の池 96 9月30日 あんみつ姫とラブ・レター[注 17]
47 10月19日 あんみつ姫と三太夫 97 10月07日 あんみつ姫と外国大使
48 10月26日 あんみつ姫と黒雲一家大あばれ 98 10月14日 あんみつ姫と合カギ
49 11月02日 あんみつ姫と黒雲さんの草履とり 99 10月21日 あんみつ姫は名判官
50 11月09日 あんみつ姫と落葉の唄[27] 100 10月28日 あんみつ姫と晴れの鹿島立ち

放送局

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1960年9月時点。番組開始当初は南海放送でも放送されていた[34][35]

放送地域 放送局[15] 放送日時[36] 備考
関東広域圏 KRT 月曜 19:00 - 19:30 (第74回まで)

金曜 19:00 - 19:30 (第75回以降)
制作局
宮城県 東北放送テレビ 1959年4月1日開局。
中京広域圏 中部日本放送
近畿広域圏 朝日放送 1959年2月までは大阪テレビ放送
福岡県 RKB毎日
北海道 北海道放送 月曜 19:00 - 19:30
岩手県 ラジオ岩手テレビ 1959年9月1日開局。
新潟県 新潟放送 1958年12月22日サービス放送開始[37]
長野県 信越放送
静岡県 静岡放送
石川県 北陸放送
鳥取県島根県 ラジオ山陰テレビ 1959年12月15日開局。
香川県・岡山県 山陽放送
広島県 ラジオ中国テレビ 1959年4月1日開局。
熊本県 ラジオ熊本テレビ 1959年4月1日開局。
KRT(現:TBS) 月曜19:00枠
前番組 番組名 次番組
おさげ社長
あんみつ姫
(中原美紗緒版)
シャイアン
(19:00 - 20:00)
【ここから西部劇ドラマ枠】
KRT(現:TBS)系 金曜19:00枠
あんみつ姫
(中原美紗緒版)
【当番組よりドラマ枠
お嬢さん奮闘記
KRT(現:TBS)系 日本ミシン製造(ブラザー工業)一社提供
おさげ社長
あんみつ姫
(中原美紗緒版)
お嬢さん奮闘記

小泉今日子版

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放映

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  • 1983年5月23日
  • 1983年10月17日
  • 1984年1月9日
すべてフジテレビ『月曜ドラマランド』枠。

キャスト

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スタッフ

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  • 監督:大黒章弘(第1、2回)、杉村治司(第3回)
  • 脚本:奥津啓治
  • 企画:久保田榮一、石川泰平
  • プロデューサー:大黒章弘、福本義人
  • 制作:テレパック、フジテレビ

主題歌

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まっ赤な女の子」(第1作)
作詞 - 康珍化 / 作曲 - 筒美京平 / 編曲 - 佐久間正英 / 歌 - 小泉今日子
クライマックス御一緒に」(第2,3作)
作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 井上大輔 / 編曲 - 井上大輔 / 歌 - 小泉今日子(「あんみつ姫」名義)
フジテレビ系列 月曜ドラマランド
前番組 番組名 次番組
どっきり天馬先生
(第4作)
(1983.5.16)
あんみつ姫
(小泉今日子版第1作)
(1983.5.23)
どっきり天馬先生
(第5作)
(1983.5.30)
あんみつ姫
(小泉今日子版第2作)
(1983.10.17)
胸さわぎの放課後
(第1作)
(1983.10.24)
あんみつ姫
(小泉今日子版第3作)
(1984.1.9)
七にんめのいとこ
(1984.1.16)

井上真央版

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放映

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キャスト

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冒頭のナレーションも担当。
スポンサーの読み上げも担当。
  • いちご大福(あんみつ姫の親友) - 中川翔子
  • しるこ(腰元シスターズ) - 大島美幸森三中
  • あんこ(腰元シスターズ) - 村上知子(森三中)
  • きなこ(腰元シスターズ) - 黒沢かずこ(森三中)
  • しぶ茶(あんみつ姫の祖母) - 白川由美(特別出演)
  • 金つばのリュウ(謎の遊び人、その実態は甘辛国東町奉行あんみつ同心・遠山竜之進) - 京本政樹
  • てん茶(奥方・あんみつ姫の母上) - 和久井映見
  • あわの団子の守(殿様・あんみつ姫の父上) - 柳葉敏郎
第2作には「自ら発明した熱気球で旅行をしていて留守」との設定で登場していない。
第1作ゲスト
  • 煎兵衛(スリ集団「こんぺい党」のリーダー) - 小出恵介
  • おはぎ(「こんぺい党」の一員) - 森迫永依
  • あられ(「こんぺい党」の一員) - 岩井進士郎
  • あめ吉(「こんぺい党」の一員) - 浅沼太貴
  • 銭形うい郎(同心) - 脇田寧人ペナルティ
  • やき餅(岡っ引き) - 中川秀樹(ペナルティ)
  • ハナカミ王子(杉の木国の王子・あんみつ姫の見合い相手) - 渡辺和洋(フジテレビアナウンサー
  • 横綱王子(ちゃんこ国の王子・あんみつ姫の見合い相手) - 脇知弘
  • 一発屋王子(お笑い国の王子・あんみつ姫の見合い相手) - ダンディ坂野
  • ギョロリ王子(K-1王国の王子・あんみつ姫の見合い相手) - ボビー・オロゴン
  • 桃山三太夫(町で人気の役者) - 早乙女太一
  • 喜多内太郎(悪党の僧侶) - 段田安則
  • 腹黒伊蔵(悪党の家老) - 中条きよし
第2作ゲスト
  • 野牛九兵衛 (浪人となり身を変えていた吉良吉良国の若様・かがみ餅之助) - 内田朝陽
  • 胡桃姫(吉良吉良国の姫、実は甘栗の助の母) - 大塚寧々
  • 五平餅(ちまきの父・提灯屋、元武士) - 温水洋一
  • ちまき(吉良吉良国に暮らす娘) - 八木優希
  • 巴里酢(比留豚姉妹・「比留豚」の仲居) - はるな愛
  • 肉桂(比留豚姉妹・「比留豚」の仲居) - 前田健
エンディングの振付も担当。
  • かがみ大福餅(吉良吉良国の殿様) - 山田明郷
  • 団子屋のオヤジ - 春海四方
  • 動物浜口(天下一武闘会の出場者) - アニマル浜口
  • おニャン子太郎(天下一武闘会の出場者) - 猫ひろし
  • 一発屋王子(天下一武闘会の出場者) - ダンディ坂野
  • 髭男爵[注 18]
  • 我滅猪生(吉良吉良国の勘定奉行) - 竹内力
  • 錦玉(宿場「比留豚」の女将) - 杉本彩
  • 阿久田偉観(吉良吉良国を牛耳る大老) - 中尾彬

スタッフ

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  • 演出:西浦正記
  • 脚本:いずみ吉紘
  • 企画:松崎容子
  • プロデューサー:浅野澄美、三田真奈美
  • 制作:フジテレビ、FCC

主題歌

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ダイアモンド
作詞 - 中山加奈子 / 作曲 - 奥居香
歌・あんみつファミリー(井上真央中川翔子柳葉敏郎夏木マリ泉谷しげる京本政樹白川由美森三中

テレビアニメ

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あんみつ姫

ジャンル 時代劇アニメ、ギャグアニメ
アニメ
原作 倉金章介
総監督 案納正美
シリーズ構成 浦沢義雄
脚本 浦沢義雄、高屋敷英夫菅良幸など
キャラクターデザイン 南家こうじ
音楽 小笠原寛
アニメーション制作 スタジオぴえろ
製作 フジテレビ、読売広告社、スタジオぴえろ
放送局 フジテレビ系列
放送期間 1986年10月5日 - 1987年9月27日
話数 全51話
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

1986年10月5日から1987年9月27日まで、フジテレビ系列(テレビ大分テレビ宮崎各局を除く)で毎週日曜18:00 - 18:30枠に於いて放送された。

サントリー スポーツ天国』、『スポーツ特Q』と、それまでスポーツニュース番組が放送されていたこの枠でアニメ作品が放送されるのは、『未来警察ウラシマン』の枠移動前の1983年3月末以来3年半振りとなった。なお、従来本枠で放送されたアニメの制作を請け負っていたタツノコプロは、本作では企画協力という形で参加している。

原則として各話一話完結であるが、以前の回で登場したキャラクターやストーリーがのちの回で言及されることも多い。

キャスト

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スタッフ

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主題歌・挿入歌

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オープニングテーマ - 「恋はくえすちょん[注 19]
作詞 - 秋元康 / 作曲・編曲 - 見岳章 / 歌 - おニャン子クラブ(レーベル - キャニオン・レコード
エンディングテーマ - 「あんみつ大作戦」
作詞 - 秋元康 / 作曲 - 長沢ヒロ / 編曲 - 山川恵津子 / 歌 - おニャン子クラブ(レーベル - キャニオン・レコード)
挿入歌
プリンセスあんみつ
作詞 - 伊藤アキラ / 作曲・編曲 - 小笠原寛 / 歌 - 小山茉美
あまから城あっぱれ音頭
作詞 - 伊藤アキラ / 作曲・編曲 - 小笠原寛 / 歌 - 小山茉美

各話リスト

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話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 放送日
1 プリンセスは誕生日がお好き 浦沢義雄 八尋旭 日高麗 池上裕之 1986年
10月5日
2 御先祖様のステキな贈り物 石山タカ明 高岡希一 10月12日
3 天才科学者源内さん登場! 香川豊 川端宏 10月19日
4 初めまして!私の城下町!! 金春智子 本郷満 本山浩司 10月26日
5 オートマからくり神社 浦沢義雄 立場良 岸義之 11月2日
6 黄門様がやって来た!! 高屋敷英夫 石山タカ明 千明ゆり 11月9日
7 謎の必殺中国拳法、来々拳!! 菅良幸 石井文子 石井邦幸 11月16日
8 せんべいさん、涙の大ズモウ 久島一仁 香川豊 川端宏 11月23日
9 謎の忍者軍団、こんぺい党 菅良幸 八尋旭 青木佐恵子 三原武憲 11月30日
10 恐怖の雪山スキー!! 高屋敷英夫 石山タカ明 増谷三郎 12月7日
11 源内さんのアッパレ一日殿様 浦沢義雄 立場良 池上裕之 12月14日
12 屋根裏のメリークリスマス! 金春智子 香川豊 千明ゆり 12月21日
13 あの素晴らしい愛をもう一度! 浦沢義雄 本郷満 柳田義明 12月28日
14 初春の大空に舞うケンカ凧!! 菅良幸 石山タカ明 三原武憲 1987年
1月4日
15 天才爆発浮世絵師、写楽の謎 高屋敷英夫 立場良 池上裕之 1月11日
16 暗黒港、姫様対ギャング! 浦沢義雄 中村隆太郎 岩本保雄 増谷三郎 1月18日
17 姫様家出!あんみつ一人旅! 菅良幸 石井文子 重国勇二 1月25日
18 モーレツ姫様ダメ鬼猛特訓! 久島一仁 中村孝一郎 柳田義明 2月1日
19 発覚!家老のスキャンダル! 高屋敷英夫 香川豊 千明ゆり 2月8日
20 初恋は波止場の夜霧とともに 浦沢義雄 岩本保雄 和泉絹子 2月15日
21 走れ!名馬アマカラシンボリ 石山タカ明 池上裕之 2月22日
22 ゲゲゲのあんみつ妖怪ひな祭 高屋敷英夫 立場良 昆進之介 3月1日
23 バイトはつらいよ姫様奮闘篇 菅良幸 中村隆太郎 中山晴夫 増谷三郎 3月8日
24 謎のあまから城連続盗難事件 久島一仁 香川豊 川端宏 3月15日
25 スーパーあんみつブラザーズII 浦沢義雄 中村隆太郎 和泉絹子 3月22日
26 姫様結婚!?お見合い地獄篇!! 石山タカ明 池上裕之 3月29日
27 ギョッ!姫様アメリカ留学!? 高屋敷英夫 立場良 昆進之介 4月5日
28 怪獣アッシー哀しみの逆襲! 菅良幸 岩本保雄 増谷三郎 4月12日
29 甘えん坊将軍あんみつ評判記 浦沢義雄 八尋旭 青木佐恵子 青嶋克巳 4月19日
30 猛火!?あまから城が燃える日 山本優 中村隆太郎 和泉絹子 4月26日
31 楽しい楽しい宇宙大戦争!! 浦沢義雄 香川豊 日高麗 川端宏 5月3日
32 大出世!!甘栗の助の殿様物語 金春智子 石山タカ明 古宇田文男 5月10日
33 爆走!!甘辛カーグランプリ!! 高屋敷英夫 中村隆太郎 増谷三郎 5月17日
34 ミクロの姫様ミニミニ大戦争 菅良幸 立場良 和泉絹子 5月24日
35 西部のあんみつ荒野の大決闘 浦沢義雄 青木佐恵子 昆進之介 5月31日
36 ドラキュラの夢は夜ひらく!? 山本優 八尋旭 日高麗 池上裕之 6月7日
37 霧のロンドンあんみつ名探偵 金春智子 石山タカ明 川端宏 6月14日
38 ドラゴンあんみつ珍々西遊記 高屋敷英夫 中村隆太郎 増谷三郎 6月21日
39 カリブ海!海賊退治大作戦!! 菅良幸 立場良 古宇田文男 6月28日
40 銀河のロマンス、星に願いを 浦沢義雄 八尋旭 青木佐恵子 池上裕之 7月5日
41 夢工場!!姫様はコンパニオン 菅良幸 中村隆太郎 和泉絹子 7月12日
42 涙の乙姫!思い出の渚!! 山本優 岩本保雄 増谷三郎 7月26日
43 ゲゲゲのあんみつ亡霊夏祭り 久島一仁 石山タカ明 川端宏 8月2日
44 夏に御用心!友情の軽井沢 金春智子 立場良 古宇田文男 8月9日
45 悲しきカッパ姫様怒りの逆襲 高屋敷英夫 岩本保雄 増谷三郎 8月16日
46 宇宙の姫様ロケット大作戦!! 山本優 八尋旭 日高麗 池上裕之 8月23日
47 大逆転!種介涙の結婚物語!! 菅良幸 中村隆太郎 和泉絹子 8月30日
48 ゲゲゲのあんみつ死霊館の謎 高屋敷英夫 立場良 川端宏 9月6日
49 蛇屋敷!謎の美少女を救え!! 金春智子 石山タカ明 池上裕之 9月13日
50 激動!甘辛城内大戦争!! 浦沢義雄 中村隆太郎 和泉絹子 9月20日
51 幸せに!花嫁はあんみつ姫 立場良 青嶋克巳 9月27日

放送局

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※放送日時は個別に出典が提示されているものを除き1987年9月終了時点、放送系列は放送当時のものとする[38]

放送地域 放送局 放送日時 放送系列 備考
関東広域圏 フジテレビ 日曜 18:00 - 18:30 フジテレビ系列 制作局
北海道 北海道文化放送
宮城県 仙台放送
秋田県 秋田テレビ 1987年3月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局。
山形県 山形テレビ
福島県 福島テレビ
新潟県 新潟総合テレビ 現・NST新潟総合テレビ。
長野県 長野放送
静岡県 テレビ静岡
富山県 富山テレビ
石川県 石川テレビ
福井県 福井テレビ
中京広域圏 東海テレビ
近畿広域圏 関西テレビ
島根県鳥取県 山陰中央テレビ
岡山県・香川県 岡山放送
広島県 テレビ新広島
愛媛県 愛媛放送 現・テレビ愛媛。
福岡県 テレビ西日本
佐賀県 サガテレビ
熊本県 テレビ熊本 フジテレビ系列
テレビ朝日系列
沖縄県 沖縄テレビ フジテレビ系列
青森県 青森放送 木曜 17:00 - 17:30 テレビ朝日系列
日本テレビ系列
岩手県 テレビ岩手 日曜 7:15 - 7:45(1987年9月時点)

日曜 8:30 - 9:00[39]
日本テレビ系列
山梨県 山梨放送 火曜 17:00 - 17:30
山口県 テレビ山口 月曜 17:00 - 17:30 TBS系列
フジテレビ系列
長崎県 テレビ長崎 月曜 16:30 - 17:00 日本テレビ系列
フジテレビ系列
鹿児島県 鹿児島テレビ 水曜 16:30 - 17:00 1987年4月8日[40]から1988年4月6日[41]まで放送
フジテレビ 日曜18時台前半枠
前番組 番組名 次番組
あんみつ姫(アニメ版)

映像ソフト

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VHS
テレビアニメ版
  • 放送順とは関係なく、各巻セレクトされた3話ずつを収録。
テレビドラマ版
  • 小泉今日子のあんみつ姫:全3巻。
DVD
テレビアニメ版
  • あんみつ姫 DVD-BOX1:2005年6月29日発売。1 - 27話を収録。キャラクターデザイナー、岸義之が描き下ろしたジャケットにDVDシリーズが入っている。
  • あんみつ姫 DVD-BOX2:2005年8月31日発売。28 - 51話を収録。
テレビドラマ版
  • あんみつ姫:2008年6月27日発売。井上真央版。

テレビゲーム

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あんみつ姫
ジャンル アクションゲーム+アドベンチャーゲーム
対応機種 セガ・マークIII/マスターシステム
発売元 セガ・エンタープライゼス
人数 1人
メディア 1Mbロムカートリッジ
発売日 1987年7月19日
その他 パスワードコンティニュー
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アニメの放送期間中にセガ・エンタープライゼスより同社のテレビゲーム機、セガ・マークIII用ソフトとして発売された。アドベンチャーゲームに分類されるが当時主流であったコマンド選択方式ではなく、あんみつ姫を直接操作して探索を行うなどアクションゲームの要素が強い。

ゲーム内容

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物語は新装開店したケーキ屋「ぽんぽこ」に向かうため、8つに切断された店のチラシを探し回り、城を抜け出すというもの。ゲームには時刻の概念があり、移動を繰り返すたびに少しずつ時間が経過していく。夕方5時までにケーキ屋にたどり着かないとゲームオーバーになってしまう。

用意されている面はあまから城、を繋ぐ森、町、町とケーキ屋を繋ぐ森の4つ。このうちあまから城と町は他のキャラクターとの会話やアイテムの捜索といった謎解きを行うアドベンチャーシーン、2つのは左右への移動とジャンプ、唯一の攻撃方法となる金平糖投げを駆使し、敵や罠をかわしながら終点を目指すアクションシーンとなる。画面はいずれもサイドビュー表示。

操作方法

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  • 方向ボタン : あんみつ姫の移動
    • 左右 : 移動
    • : 階段を上る・部屋や建物に入る・モノを調べる
    • : 階段を降りる
  • 1ボタン(左) : ゲーム画面とマップ画面の切り替え・ジャンプ
  • 2ボタン(右) : メッセージの切り替え・ショット

備考

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ファミリーコンピュータを越える同時発色数というマークIIIの特徴を生かし、各キャラクターは小さいながらもアニメの雰囲気を損なうことなく再現された。しかしゲーム内では謎解きに関するヒントはほとんど用意されておらず、ある時刻に特定の場所で何かを行うといった複雑な謎やすぐゲームオーバーになる理不尽な罠が非常に多いなど、アニメの主な視聴者層である子供を対象としている作品にもかかわらず難易度が高く設定されており、マークIIIユーザーからの幅広い支持は得られなかった。

日本国外の市場ではキャラクターをあんみつ姫からセガのマスコット的存在であったアレックスキッドに変更し、Alex Kidd in High Tech Worldのタイトルで発売された。High Tech Worldと名が付いているもののキャラクターグラフィックに変更が加えられている程度で、あんみつ姫の舞台となった江戸時代の雰囲気は残されている。

脚注

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注釈

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  1. ^ 後に再開している。
  2. ^ この作品は1989年にビデオソフト化もされた。
  3. ^ 初出時の筆名は「倉金良行」で、1949年9月号より「倉金章介」。
  4. ^ また、集英社の雑誌連載と並行して、1957年から2年間、小学館の学習雑誌『小学四年生』では、「まんじゅうくん しお豆くん」のタイトルで漫画が連載されている。あんみつ姫も登場するが、本作品では茶坊主の兄弟が主役になっている。
  5. ^ アニメタイアップ商品の企画時期などの関係から、アニメ版の南家こうじのデザインによるキャラクター対比表が放映前の段階で業界内部に出回っていた為、アニメ版さくらもち太郎が描かれているタイアップ商品も僅かであるが発売されている。
  6. ^ 「ほたるがり」、「アメリカパノラマ展」、「交換教授」、「マゲきり丸」、「東京見物」、「まんじゅう しお豆物語」が未収録。
  7. ^ 朝日新聞』東京朝刊の番組表では、1952年の1月13日から1月27日の期間と、3月23日、3月30日の放送は確認できない。
  8. ^ 『朝日新聞』1951年12月30日付東京朝刊、4頁では「浅沼弓子」
  9. ^ 台本の表紙では「花嫁修業」から「花嫁人形」に訂正されている[28]。『朝日新聞』1960年1月11日付朝刊「テレビ欄」では、東京・西武・名古屋では「あんみつ姫と花嫁修業」となっている。
  10. ^ 『朝日新聞』1960年3月21日付名古屋朝刊、5頁では、「あんみつ姫と彼岸桜」となっている。
  11. ^ この回より金曜日に放送。
  12. ^ これ以降の台本の表紙にVTRと書かれているのが確認できる[29]
  13. ^ 台本では「あんみつと御意見無用」[30]
  14. ^ 台本では「あんみつと太陽がいっぱい」[31]
  15. ^ 台本では「あんみつ姫とノド自慢」[26]
  16. ^ 台本では89回[32]
  17. ^ 台本では「あんみつ姫とラブレター」[33]
  18. ^ 役名は不明だが、山田ルイ五十三世が演じるキャラクターは、ひぐち君が演じているキャラクターを「ひぐち君」と呼んでいる。
  19. ^ 同曲は、『月曜ドラマランド』でもエンディングテーマとして使われていた。こちらではおニャン子クラブのメンバーの歌唱映像を使用した。

出典

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  1. ^ a b 講談社編『昭和 二万日の全記録 第8巻 占領下の民主主義 昭和22年-24年』講談社、1989年、276-277頁。ISBN 4061943588
  2. ^ a b c d e 倉金章介「楽しい思い出」『少年漫画劇場』第5巻、筑摩書房、1971年、312-313頁。ASIN B00KNPFZBQ
  3. ^ a b 「モデルはだれでしょう 人気漫画のタネあかし」『週刊娯楽よみうり 12月23日号』読売新聞社、1955年、14-15頁。NDLJP:3553476
  4. ^ No.43「まんじゅう しお豆物語」
  5. ^ 『少女』昭和30年2月号、光文社、1955年、37頁。NDLJP:1819515
  6. ^ 『文藝春秋増刊 漫画読本』昭和30年3号、文藝春秋新社、1955年、92頁。NDLJP:3198054
  7. ^ No.36「腰元大ぼしゅう」
  8. ^ 尾崎秀樹「あんみつ姫」『小さい巨像』朝日新聞社、1974年、47-53頁。
  9. ^ a b 小学館漫画賞事務局編『現代漫画博物館』小学館、2006年、27頁。ISBN 4091790038
  10. ^ あんみつ姫 - 歴史的音源”、国立国会図書館 歴史的音源、2018年11月20日閲覧。
  11. ^ 『TBS50年史 資料編』東京放送、2002年、193頁。
  12. ^ 「中二タワー 映画物語」『中学時代二年生2月号』旺文社、1961年、10頁。NDLJP:1741617
  13. ^ a b 『TBS50年史 資料編』東京放送、2002年、203頁。
  14. ^ 『朝日新聞』1958年12月1日付東京朝刊、5頁。「ブラザーミシン」広告より。
  15. ^ a b あんみつ姫と江戸の隠密”. 脚本データベース. 2019年11月2日閲覧。
  16. ^ 「テレビ番組CM内容一覧表」『Voice of voices』第17集、朝日放送、1960年、73頁。NDLJP:1828144
  17. ^ a b 『あんみつ姫:あんみつ姫と落葉の唄. 50』 国立国会図書館デジタルコレクション。NDLJP:10256609
  18. ^ a b c d e f 「ラジオ・テレビのページ」『明星』2月号、集英社、1959年、202頁。NDLJP:1721889
  19. ^ 中原美紗緒『唄(シャンソン)に恋して』紀尾井書房、1991年、265頁。
  20. ^ a b 「主要放送テレビ・ドラマ一覧」『年刊テレビ・ドラマ代表作選集 1959年版』清和書院、1959年、281頁。NDLJP:1358541
  21. ^ a b 『少女ブック』昭和34年5月号、集英社、1959年、133頁。NDLJP:1832273
  22. ^ 『放送作家年鑑 1966』日本放送作家協会、1966年、67頁。NDLJP:1348510
  23. ^ 『放送作家年鑑 1966』日本放送作家協会、1966年、37頁。NDLJP:1348510
  24. ^ あんみつ姫と開かずの間”. 脚本データベース. 2019年11月2日閲覧。
  25. ^ あんみつ姫と幽霊”. 脚本データベース. 2019年11月2日閲覧。
  26. ^ a b c あんみつ姫とノド自慢”. 脚本データベース. 2019年11月2日閲覧。
  27. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 放送脚本資料一覧(タイトル順)” (PDF). リサーチ・ナビ. 国立国会図書館. pp. 54-55. 2019年11月9日閲覧。
  28. ^ あんみつ姫と花嫁人形 脚本データベース、2019年11月2日閲覧。
  29. ^ あんみつ姫と家宝の土瓶 脚本データベース、2019年11月2日閲覧。
  30. ^ あんみつと御意見無用 脚本データベース、2019年11月2日閲覧。
  31. ^ あんみつと太陽がいっぱい 脚本データベース、2019年11月2日閲覧。
  32. ^ あんみつ姫と瓢箪騒動 脚本データベース、2022年6月4日閲覧。
  33. ^ あんみつ姫とラブレター 脚本データベース、2022年6月4日閲覧。
  34. ^ 「明星連載人気テレビ・マンガ あんみつ姫もお年頃」グラビア『明星』2月号、集英社、1959年。NDLJP:1721889
  35. ^ 『南海放送十年』南海放送、1964年、123頁。NDLJP:2505399
  36. ^ 『明星』11月号、集英社、1960年、183頁。NDLJP:1721994
  37. ^ 『新潟放送十五年のあゆみ』新潟放送、1967年、261頁。NDLJP:2518084
  38. ^ 「全国縦断放映リスト」『アニメージュ』1987年10月号、徳間書店、110頁。 
  39. ^ 「TV STATION NETWORK」『アニメディア』1988年6月号、学研、79頁。 
  40. ^ 南日本新聞』1987年4月8日付朝刊、テレビ欄。
  41. ^ 『南日本新聞』1988年4月6日付朝刊、テレビ欄。

外部リンク

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