かつらぎちょう かつらぎ町 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 和歌山県 | ||||
郡 | 伊都郡 | ||||
市町村コード | 30341-1 | ||||
法人番号 | 4000020303411 | ||||
面積 |
151.69km2 | ||||
総人口 |
14,888人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 98.1人/km2 | ||||
隣接自治体 |
橋本市、紀の川市、伊都郡九度山町、高野町、海草郡紀美野町、有田郡有田川町 大阪府:河内長野市、和泉市、岸和田市 奈良県吉野郡野迫川村 | ||||
町の木 | キンモクセイ | ||||
町の花 | アジサイ | ||||
かつらぎ町役場 | |||||
町長 | 中阪雅則 | ||||
所在地 |
〒649-7192 和歌山県伊都郡かつらぎ町大字丁ノ町2160番地 北緯34度17分47秒 東経135度30分13秒 / 北緯34.29647度 東経135.50375度座標: 北緯34度17分47秒 東経135度30分13秒 / 北緯34.29647度 東経135.50375度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
橋本市から和歌山市に至るまでの紀の川本流域では、隣の九度山町とともに数少ない町であるが、農業分野では近畿地方全域でも有数の規模と言われており[誰によって?]、年間を通じて様々な果物が栽培されている。
南北に細長く、和歌山県の北東部、伊都郡の西部に位置しており、北に和泉山脈(町名のもととなった和泉葛城山が所在)、南に紀伊山地がある。旧・かつらぎ町域は紀ノ川が東西に流れており、旧・かつらぎ町の最南端にある新城地域には貴志川が東西に流れている。また、旧・花園村域は有田川が流れている。
旧・かつらぎ町と旧・花園村は、自動車の通れないウォーキング用ルートも含めて直接連絡する道路が一切用意されていないが、伊都郡高野町を経由する国道480号、もしくは国道480号の途中で交差する国道370号(高野西街道)から和歌山県道115号花園美里線経由で連絡している。
紀伊山地と和泉山脈に挟まれていることに加え、両者が直線的に並行せずに入り組んでおり、盆地に近い地形となっているため、寒暖の差が大きい。特に夏季には猛暑になることが多く、1994年8月8日には観測史上歴代2位(当時)となる40.6℃を記録している。また、この寒暖差を利用し、様々な果物の栽培が行われている。
かつらぎ(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 18.6 (65.5) |
22.0 (71.6) |
24.9 (76.8) |
30.1 (86.2) |
32.7 (90.9) |
35.8 (96.4) |
38.2 (100.8) |
40.6 (105.1) |
37.9 (100.2) |
32.4 (90.3) |
27.5 (81.5) |
25.7 (78.3) |
40.6 (105.1) |
平均最高気温 °C (°F) | 8.8 (47.8) |
10.0 (50) |
14.0 (57.2) |
19.8 (67.6) |
24.6 (76.3) |
27.3 (81.1) |
31.2 (88.2) |
33.0 (91.4) |
28.5 (83.3) |
22.5 (72.5) |
16.7 (62.1) |
11.2 (52.2) |
20.6 (69.1) |
日平均気温 °C (°F) | 3.8 (38.8) |
4.5 (40.1) |
7.9 (46.2) |
13.2 (55.8) |
17.9 (64.2) |
21.6 (70.9) |
25.5 (77.9) |
26.5 (79.7) |
22.6 (72.7) |
16.6 (61.9) |
11.0 (51.8) |
6.0 (42.8) |
14.8 (58.6) |
平均最低気温 °C (°F) | −0.3 (31.5) |
−0.2 (31.6) |
2.4 (36.3) |
7.1 (44.8) |
12.1 (53.8) |
17.1 (62.8) |
21.4 (70.5) |
21.9 (71.4) |
18.2 (64.8) |
12.1 (53.8) |
6.3 (43.3) |
1.8 (35.2) |
10.0 (50) |
最低気温記録 °C (°F) | −5.9 (21.4) |
−6.3 (20.7) |
−4.1 (24.6) |
−2.0 (28.4) |
2.3 (36.1) |
7.8 (46) |
14.2 (57.6) |
14.6 (58.3) |
8.1 (46.6) |
2.0 (35.6) |
−1.3 (29.7) |
−4.7 (23.5) |
−6.3 (20.7) |
降水量 mm (inch) | 59.9 (2.358) |
72.2 (2.843) |
111.0 (4.37) |
105.9 (4.169) |
146.5 (5.768) |
196.2 (7.724) |
184.6 (7.268) |
123.2 (4.85) |
166.2 (6.543) |
149.8 (5.898) |
86.5 (3.406) |
62.1 (2.445) |
1,464 (57.638) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 8.2 | 8.6 | 10.9 | 10.1 | 9.9 | 12.3 | 10.9 | 7.9 | 10.5 | 9.9 | 7.8 | 8.5 | 115.4 |
平均月間日照時間 | 104.5 | 119.7 | 159.9 | 188.7 | 200.3 | 144.7 | 180.4 | 221.5 | 155.7 | 151.3 | 135.5 | 112.0 | 1,874.1 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[1] |
町域の北端にある葛城山脈(和泉葛城山)に因み、当時の和歌山県知事であった小野真次によって命名された。
町長:中阪雅則(2019年 - )
定数:14[2](そのうち1人が女性で、議員の6.67%が女性。)
かつらぎ町の「か」を図案化したもので、全体を平和と発展の精神に見たて、円形は友愛と団結、上辺左右の翼状は永遠の発展と限りなき飛躍を象徴している[3]。
果樹栽培が基幹である。
平核無柿の生産高日本一である。また、四郷(広口・滝・東谷・平)地区を中心に作られる串柿も日本一の規模で、11月23日に串柿まつりも開催されている。ほかにも、イチゴ、梅、桃、ブルーベリー、梨、ブドウ、柑橘類、和歌山県では珍しいリンゴまで広く栽培しており、年中観光農園が開設され、「フルーツ王国」を謳っている[要出典]。
江戸時代には、紀ノ川を利用して和歌山城下で重宝された川上酒や川上木綿の産地でもあった。
かつらぎ町内の郵便番号は以下の通り。
かつらぎ町と全国の年齢別人口分布(2005年) | かつらぎ町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― かつらぎ町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
かつらぎ町(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
かつては和歌山バス那賀が町内に路線を多数保有していたが、2017年3月31日の橋本線(那賀営業所前 - 橋本駅前)廃止により運行から撤退した。また2017年4月29日から和泉かつらぎ観光路線バスの実証実験が行われていた(運行は南海バスと和歌山バス那賀)が、2019年3月31日で運行を終了した。