きまぐれオレンジ☆ロード | |||
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ジャンル | 少年漫画・ラブコメディ | ||
漫画 | |||
作者 | まつもと泉 | ||
出版社 | 集英社 | ||
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掲載誌 | 週刊少年ジャンプ | ||
レーベル | ジャンプ・コミックスほか | ||
発表号 | 1984年15号 - 1987年42号 | ||
発表期間 | 1984年3月 - 1987年9月 | ||
巻数 | 単行本:全18巻 愛蔵版:全10巻 文庫版:全10巻 | ||
話数 | 全158話(本編156話+特別編2話) | ||
その他 | 1986年42号から1987年11号まで休載。 | ||
アニメ | |||
原作 | まつもと泉 | ||
監督 | 小林治 | ||
シリーズ構成 | 寺田憲史 | ||
キャラクターデザイン | 高田明美 | ||
音楽 | 鷺巣詩郎 | ||
製作 | 東宝、スタジオぴえろ | ||
放送局 | 日本テレビ系列ほか | ||
放送期間 | 1987年4月6日 - 1988年3月7日 | ||
話数 | 全48話 | ||
映画:きまぐれオレンジ☆ロード あの日にかえりたい | |||
原作 | まつもと泉 | ||
監督 | 望月智充 | ||
脚本 | 寺田憲史 | ||
キャラクターデザイン | 高田明美 | ||
音楽 | 鷺巣詩郎 | ||
製作 | 東宝、スタジオぴえろ | ||
配給 | 東宝 | ||
封切日 | 1988年10月1日 | ||
上映時間 | 69分 | ||
映画:新きまぐれオレンジ☆ロード そして、あの夏のはじまり | |||
原作 | まつもと泉、寺田憲史 | ||
監督 | 湯山邦彦 | ||
脚本 | 寺田憲史(※シナリオ) | ||
キャラクターデザイン | 後藤隆幸 | ||
音楽 | 梶浦由記 | ||
製作 | 新きまぐれオレンジ☆ロード製作委員会 | ||
配給 | 東宝 | ||
封切日 | 1996年11月2日 | ||
上映時間 | 95分 | ||
ラジオドラマ:きまぐれオレンジ☆ロード Original | |||
原作 | まつもと泉 | ||
脚本 | 會川昇 | ||
演出 | 三間雅文(音響演出) | ||
放送局 | NACK5ほか | ||
番組 | ※タイトルと同名 (『VIRTUAL ADVENTURE』枠) | ||
発売元 | ビクターエンタテイメント | ||
話数 | 全20話 | ||
枚数 | 全5枚 | ||
その他の作品 | |||
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テンプレート - ノート | |||
プロジェクト | 漫画・アニメ | ||
ポータル | 漫画・アニメ・ドラマ・文学 |
『きまぐれオレンジ☆ロード』は、まつもと泉による日本の漫画[1]。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1984年15号から1987年42号まで連載された(ただし1986年42号から1987年11号まで休載)。また、特別編として「パニックin 銭湯!の巻」が『スーパージャンプ』1996年10号に、「ほんでもって とーめー恭介!の巻」が『週刊プレイボーイ』1999年44号にそれぞれ掲載された。2020年10月時点でシリーズ累計発行部数は2000万部を記録している[2]。
漫画家・まつもと泉の連載デビュー作。超能力をもつ優柔不断な主人公・春日恭介と、かつて不良だった美少女・鮎川まどか、まどかの幼馴染みである檜山ひかるの三角関係を中心に物語が展開される。
1984年の連載開始以降、ヒロインの鮎川まどかを中心に人気を集め、1985年にはイベント『ジャンプ・スペシャルアニメ・大行進』用の作品として初のアニメ化。1987年にはテレビアニメ化され、劇場版アニメ、OVA、ラジオドラマなどといった各種メディアミックス作品も製作された。
超能力一家の長男春日恭介は、父の隆、双子の妹まなみとくるみの4人家族。超能力が使えることは春日家だけの秘密事であり、超能力がバレるたびに春日家は転居を繰り返していた。くるみが以前の中学校で超能力を使い100メートルを3秒で走ったため、春日家は7度目の転居で新しい町にやってきた。
恭介が散歩がてらに石段を登っていると、真っ赤な麦わら帽子が飛んで来る。超能力でキャッチすると、その持ち主は少し大人びた美少女だった。恭介は石段の数を巡り女の子と軽い口論になるが、間をとるということで落着。別れ際、その帽子を「あげる、なかなか似合ってるよ」といわれ、名前も知らない彼女に恭介は一目惚れしてしまう。
後日、転校先の学校に向い教室の空席に座ろうとすると、そこは学校一の不良少女鮎川まどかの席だと注意される。放課後、部活を見学に行ったくるみが校舎裏で女の子たちに絡まれているのを知った恭介は、心配になって様子を見に行くと、そこには昨日出会った少女と檜山ひかるという少女がタバコを吸っており、くるみは2人を注意したのだった。昨日出会って一目ぼれした少女との予期せぬ再会に、昨日のことを話しかけようとするが、彼女は恭介のことを「知らない」と隠そうとする。ひかるが彼女にかける言葉で彼女が『鮎川まどか』であるとわかり、恭介は超能力で煙草の火を消し、「丈夫な赤ちゃんが産めなくなるぜ」と注意するが、まどかから頬を平手打ちされてしまう。恭介は麦わら帽子の女の子と不良少女まどかが同じ女の子だとは思えず戸惑うばかりだった。
まどかはクラスでも浮いた孤高の存在であった。容姿も良く、頭脳明晰、体育の授業ではまどかは運動神経の良さを見せ、他の生徒から一目置かれるものの、不良とみられ孤立していた。
男子の体育のバスケットボールの授業に参加した恭介はまどかの前でいいところを見せようとするが、超能力を使ってズルをするのを躊躇い超能力を使わなかった結果、シュートを外してしまう。それが原因で試合に敗北して、恭介は体育館で一人落ち込む。そこへたまたまタバコを吸いに来たひかるが体育館裏に現れる。「こんなのは超能力さえ使えば幾らでも入れられる」と、恭介が超能力で反対側のゴールに超ロングシュートを放つところをひかるが密かに目撃してしまい、憧れの気持ちから恭介に一目惚れしてしまう。
こうして、恭介、まどか、ひかるは微妙な三角関係となってしまう。ひかるはまどかと恭介が両片思いのような状態だとは知らずにまどかに相談を持ちかけ、まどかは妹のようなひかるを思う気持ちと気になる恭介の間で悩まされることになる。恭介はまどかに惹かれながらも、根が素直で可愛らしいひかるを邪険には扱えず、優柔不断な態度を余儀なくされる。
恭介は自分と同じ超能力者の祖父と過去にタイムスリップした際、小学生のまどかに赤い麦わら帽子を渡したのが自分だと知る。まどかの初恋の相手は恭介だった。
バンドでのテレビ出演やバイトが学校にばれて自宅謹慎中のまどかは、両親のいるロサンゼルスに旅立つことを決める。ひかるはまどかの初恋の相手が恭介と知ってショックを受ける。恭介はまどかにひかるへの気持ちを「Like or Love?」と聞かれ「ひかるちゃんはlike、鮎川は、あいしてる」と告白する。まどかが旅立つ日、空港に駆けつけたひかるは、自分のために身を引かないでくれと泣きながらまどかと抱き合い再会を願う。
翌年の春、大学に進学し石段を上る恭介の前に帰国したまどかがあらわれる。恭介が「Like or Love?」と聞くとまどかは「like!」と即答。その後に「ただし…限りなく……LOVEに近い…ね」と付け加え、恭介と口づけを交わす。
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声の項は、テレビアニメ版、OVA版、劇場版 / ジャンプスペシャルアニメ版 / ラジオドラマ版の順。なお、1人しか記載されていない場合はテレビアニメ版のみに登場したキャラクター(もしくはOVA版のみに登場したキャラクター)の声優とする。
作中、いくつかの持ち物や場所が、それぞれの出会いや思い出に影響している。ここではその中でも特に象徴的なものを記述する。
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ライターの岩佐陽一は、本作品について次のように評している[4]。
まつもとさんはもともとロックミュージシャンを目指して上京。スコアが読めずにその道を断念した経緯があり、音楽志向がとても強く、そのセンスが作品に反映されたこともヒットの要因だろう。とにかく『ストップ!! ひばりくん!』(1981年)などで有名な江口寿史作品と並んで“オシャレな漫画”として「週刊少年ジャンプ」(集英社)誌上で一世を風靡した。
また、本作品のファンで、本作品のテレビアニメ化に関わった元日本テレビプロデューサーの堀越徹は、「当時の[週刊少年ジャンプ]の編集方針は“友情・努力・勝利”でしたが、『オレンジ☆ロード』はおよそ[ジャンプ]らしくない恋愛マンガでした。」としている[5]。
まつもと泉と寺田憲史による『きまぐれオレンジ☆ロード』の小説版『新きまぐれオレンジ☆ロード』(しんきまぐれオレンジロード)が、1994年から1997年にかけて発売された。全3巻。第1作「そして、あの夏のはじまり」は、1988年に公開されたアニメ映画『きまぐれオレンジ☆ロード あの日にかえりたい』の続編であり、これを劇場アニメとして制作した作品が1996年に公開された。
『きまぐれオレンジ☆ロード』初のアニメ化作品は、「ジャンプ・スペシャルアニメ・大行進イベント」用として制作された、いわゆるパイロットフィルムである。1985年11月23日より同イベントの会場で上映された。イベントは全国を行脚する形で行われ、本作品はイベント後に各地の放送局で放送された。なお、同時上映は『こちら葛飾区亀有公園前派出所』である。
本作品については、その後製作された一連のアニメ作品とはキャストとスタッフの一部が異なっているが、キャラクターデザインは後のアニメ作品でもキャラクターデザインを手がけた高田明美が担当した。そのため、両者間のキャラクターの絵柄の差異はほとんどない[注 4]。
1989年8月16日にVHSがビクター音楽産業より、LDはパイオニアLDCより発売された。本編の後に特典映像が入っており、原作者のペン入れなどの仕事風景、鮎川まどかをイメージしたであろう実写の女性の映像と漫画原稿の恭介がリンクした映像が挿入されたイメージビデオが収録されている。
以後、本作品を「少年ジャンプスペシャルアニメ版」または「パイロット版」と表記する。
原作のエピソードの中の一話をアニメ化したもので、恭介、まどか、ひかる、一弥、勇作が主な登場人物。ストーリーの内容はほぼ原作のエピソードを踏襲しているが、原作では「冬にスキーに行く」話なのに対して、このアニメでは「夏に海に行く」話に変更された。また、季節感の変更によって、物語の細部も一部原作と異なる部分がある。この原作のエピソードは後のOVA作品でも映像化され、そちらでは原作通り「冬にスキーに行く」話として作られた。
いずれもビクター音楽産業(ビクターエンタテイメント)より発売。本作品のサントラ盤には原作者のまつもと泉がドラムを演奏している曲も収録されている。
タイトル | 規格 | 発売日 | 規格品番 | 備考 |
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きまぐれオレンジ☆ロード | LP | 1985年11月21日 | JBX-25075 | |
CT | VCK-6160 | |||
きまぐれオレンジ☆ロード CDコレクション[24] | CD | 1986年3月21日 | VDR-1171 | 1985年発売のLP版では未収録のBGMも収録。 |
きまぐれオレンジ☆ロード[25] | 1994年3月24日 | VICL-23073 | ビクター・アニメ・ミュージック“殿堂”シリーズ 第17巻 |
1985年の初アニメ化の後、東宝とスタジオぴえろの製作でテレビアニメ化された[26]。1987年4月から1988年3月まで、日本テレビ系列ほかにて全48話が放送された[27]。
放送中には、毎月1日と15日に内容が更新されるテレホンサービスがNTTによって実施されていた[28]。
日本国外でも放送が行われ、フランスではアニメが『Max et Compagnie』のタイトルで放送された。吹き替えに伴い登場人物は現地の名前に置き換えられている(恭介→Maxime、まどか→Sabrina、ひかる→Pamela、など)。
当時日本テレビのプロデューサーで、『きまぐれオレンジ☆ロード』のファンであった堀越徹が集英社にテレビアニメ化を願い出たことで本作品の制作が実現した[5]。
少年ジャンプスペシャルアニメ版でアニメーション制作を担当したスタジオぴえろが、東宝とともにテレビアニメの制作を担当[26]。同作品で監修・レイアウトを担当した小林治が監督を務めるなど、少年ジャンプスペシャルアニメ版の制作に参加したスタッフの一部がテレビアニメの制作にも参加した。ただしキャストは少年ジャンプスペシャルアニメ版から変更されている。
エピソードのほとんどが原作同様、一話完結型のストーリー構成である。各ストーリーは原作をなぞっている回が多いが、個々のエピソードを大きくアレンジしたもの、二つのエピソードを組み合わせた回もある[注 5][注 6]。これについて堀越は、「内容については私たちに任せてくださいました。1話完結ですので、話を増やしたり、他のエピソードとくっつけたり、思い切った展開もありましたが、(まつもと泉)先生はいつも温かく見守ってくださいました」としている[5]。
また、テレビアニメと原作で、大筋にはあまり影響しないが異なった設定がいくつかある[注 7]。物語が描かれる時間は、原作では恭介が中学3年生から大学合格後までの間に対し、テレビアニメでは中学3年生約1年間となっている。
キャラクターについては、ジンゴロという太った猫(春日家の飼い猫)がアニメオリジナルキャラクターとして登場。一方で、テレビアニメには登場しないキャラクターもいる[注 8]。
本作品のキャラクターデザインは高田明美が担当[1]。原作者・まつもと泉の指名により起用された[30]。高田によると、まつもとは高田がキャラクターデザインを手がけた『魔法の天使クリィミーマミ』が好きだったという[30]。まつもとの描くポップで軽い印象の絵に対し、肉感的なキャラクターデザインに仕上げた高田は、自身のデザインについて次のように語っている[30]。
やっぱり『うる星やつら』の影響があったんでしょうね。『クリィミーマミ』も、かなり『うる星やつら』を引きずっていて、しかも『マミ』は人形的な存在にするために少女体型を意識していたので、その反動でキャラのラインがしっかりした感じになったんじゃないでしょうか。『うる星やつら』はあまりバリエーションのあるイラストを描く余裕がなかったんですけれど、けっこうお任せだった『オレンジロード』はどっちかというと芸能プロの社長みたいな感覚で、「預けてもらった大事なタレントをどう売っていこうかな」みたいな視点で描いていました。
本作品では1985年に制作された少年ジャンプスペシャルアニメ版からキャストを一新し、主人公・春日恭介役には古谷徹が、ヒロイン・鮎川まどか役には鶴ひろみがそれぞれ起用された[1]。
古谷は常々、今まで演じた中で最も気に入っている作品とキャラクターに、本作品と春日恭介を上げている[31][32]。また、鶴ひろみも同様に自身の役に入れ込んで、鮎川まどかと同じ髪型にするほどのお気に入りだったという[33]。
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『キャッツ♥アイ』(主題歌「CAT'S EYE」は杏里の代表曲)の成功で本格的なアーチストを主題歌に起用し、いかにもアニメソングといった雰囲気ではなく、原作を知らない人からも支持される楽曲を使う流れにより、本作品と同じ日に放送開始となった『シティーハンター』(エンディングテーマはTMネットワークの代表曲「Get Wild」)と同様に「NIGHT OF SUMMER SIDE」、「鏡の中のアクトレス」といった一連の主題歌も好評で80年代後半を代表するアニメ主題歌として根強いファンも多い。その後も日本テレビ系列制作のアニメはこの傾向を継承し、他誌の作品だが現在も続く『名探偵コナン』にまで受け継がれている。これとは逆でフジテレビ系列でのアニメ化となった少年ジャンプ原作の『ハイスクール!奇面組』、『ついでにとんちんかん』は当時人気を博したおニャン子クラブを起用し、秋元康の手がけたいわゆる「アイドルソング」を主題歌とした。
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本作品の最高視聴率は14.9%、平均視聴率は11.6%を記録した(関東地区・ビデオリサーチ社の調査による)[26]。
鮎川まどかと檜山ひかるは、当時のアニメキャラクターの人気投票で何度もランクインするほど人気が高く、特に鮎川まどかについては『アニメージュ』誌主催、読者人気投票により決定する「第10回(1988年)アニメグランプリ」女性キャラクター部門で1位、1987年の『アニメディア』(学研)の女性キャラ人気投票でも1位に輝いている。さらに『アニメージュ』では放送終了後も何回もランクインしていた[要出典]。
使用話 | 曲名 | 歌手 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | タイトル アニメーション |
備考 | |
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オープニングテーマ | ||||||||
第1話 - 第19話 |
NIGHT OF SUMMER SIDE[34] | 池田政典 | 売野雅勇 | NOBODY | 新川博 | 望月智充 | 映像での曲名表記は「ナイトオブサマーサイド」となっている。カット数が245もあり[35]、そのうち一部のカットは劇中(主に第1話)でも使用されている。 | |
第20話 - 第36話 | オレンジ・ミステリー[34] | 長島秀幸 | 鷺巣詩郎 | 望月智充、 森川滋 |
第18話、第19話では挿入歌として使用された。エフェクトを除く、全編モノクロのアニメーション。一部、初代のオープニングアニメーションが歌詞テロップが付いたまま流用されている。 | |||
第37話 - 第48話 | 鏡の中のアクトレス[36] | 中原めいこ | 西平彰 | 望月智充 | ||||
エンディングテーマ | ||||||||
第1話 - 第19話 |
夏のミラージュ[1][26] | 和田加奈子 | 湯川れい子 | TSUKASA | 鷺巣詩郎 | 平野俊弘、 垣野内成美 |
第6話までの映像での曲名表記は「夏の | |
第20話 - 第36話 | 悲しいハートは燃えている[26] | 松本一起 | 井上大輔 | 新川博 | 飯面雅子、 三原武憲、 下田正美 |
第21話までの映像での曲名表記は「fire love 悲しいハートは燃えている」となっている。全編、砂絵アニメである。 | ||
第37話 - 第48話 | Dance in the memories[1][26] | 中原めいこ | 西平彰 | 後藤真砂子、 後藤隆幸 |
サウンドトラックなどでの曲名表記では「ダンス・イン・ザ・メモリーズ」となっている場合もある。 |
使用話 | 曲名 | 歌手 アーティスト |
作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
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第11話、 第17話 |
危険なトライアングル | 池田政典 | 売野雅勇 | 和泉常寛 | 新川博 | |
第12話 | ジェニーナ | 和田加奈子 | 湯川れい子 | 鷺巣詩郎 | ||
第13話、 第20話、 第25話 |
ブレイキングハート | 坪倉唯子 | SHOW | ボーカルがインストに差し替えて使われたこともある。 | ||
第22話 | サルビアの花のように | 和田加奈子 | 湯川れい子 | 小田裕一郎 | 入江純 | 作詞が鮎川まどかの「スイングトップの新曲」として演奏する。 |
第23話、 第29話 |
ふり向いてマイ・ダーリン | 藤代美奈子 | 澤地隆 | 鷺巣詩郎 | ||
第30話 | Again | |||||
第35話、 第38話、 第46話 |
NIGHT & DAY | BLUEW | 片山圭司 | BLUEW |
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 初放送日 |
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第1話 | 転校生!恥ずかしながら初恋します | 寺田憲史 | 小林治 | 小林和彦 | 重国勇二 | 1987年 4月6日 |
第2話 | あの娘にちょっぴりレモンのキスを | 須田裕美子 | 柳田義明 | 4月13日 | ||
第3話 | 気分はゆれて ローリング初デート | 郷満 | 杉山東夜美 | 4月20日 | ||
第4話 | ひかるちゃん!?お騒がせのC体験 | 富田祐弘 | 池上和彦 | 玉野陽美 | 深大寺三十郎 | 4月27日 |
第5話 | 2人のひみつ、とまどいアルバイト | 寺田憲史 | 松園公 | 八幡正 | 5月4日 | |
第6話 | あいつがライバル、恋の中間試験 | 大橋志吉 | 中村孝一郎 | 重国勇二 | 5月11日 | |
第7話 | まどかの私生活!?口づけスパーク色 | 富田祐弘 | 森川滋 | 高倉佳彦 | 5月18日 | |
第8話 | 君は笑顔!渚のシャッターチャンス | 寺田憲史 | 新林実 | 貴志夫美子 | 5月25日 | |
第9話 | くるみちゃん デートの仕方教えます | 富田祐弘 | 須田裕美子 | 柳田義明 | 6月1日 | |
第10話 | 予知夢!?ひかるちゃんが死んじゃう | 寺田憲史 | 松園公 | 杉山東夜美 | 6月8日 | |
第11話 | 鳴らさないで!ウエディングベル | 静谷伊佐夫 | 森川滋 | 渡辺真由美 | 6月15日 | |
第12話 | アメリカ留学!サヨナラまどか | 寺田憲史 | 中村孝一郎 | 林桂子 | 6月22日 | |
第13話 | 視線集中!ひかるちゃん大変身 | 大橋志吉 | 池上和彦 | 新林実 | 高倉佳彦 | 6月29日 |
第14話 | 予知夢!まどかと恭介ついに破局! | 寺田憲史 | 松園公 | 貴志夫美子 | 7月6日 | |
第15話 | まどかの決心!三角関係にピリオド | 富田祐弘 | 石井文子 | 佐々木和宏 | 柳田義明 | 7月13日 |
第16話 | 信じる信じない UFOを見たまどか[注 9] | 大橋志吉 | 森川滋 | 後藤隆幸 | 7月20日 | |
第17話 | 夏の誘惑!いきなりダブルデート | 静谷伊佐夫 | 新林実 | 林隆文 | 7月27日 | |
第18話 | まどか挑戦!幽霊海岸の大波伝説 | 寺田憲史 | 須田裕美子 | 林桂子 | 8月3日 | |
第19話 | 二人の体験!禁じられた恋の島 | 安濃高志 | 高倉佳彦 | 8月10日 | ||
第20話 | ひかる目撃!合宿は危険がいっぱい | 富田祐弘 | 松園公 | 貴志夫美子 | 8月17日 | |
第21話 | 恭介ピンチ!嵐が丘の甘いささやき | 中村孝一郎 | 柳田義明 | 8月24日 | ||
第22話 | 大人の関係!?まどか秘密の朝帰り | 寺田憲史 | 池上和彦 | 八幡正 | 8月31日 | |
第23話 | 恭介まどか大ゲンカ!恋の二人三脚 | 大橋志吉 | 森川滋 | 林隆文 | 9月7日 | |
第24話 | 一弥登場!パニックキッドにご用心 | 富田祐弘 | 飛羽たかゆき | 林桂子 | 9月14日 | |
第25話 | あぶない自己暗示!恭介くん変身す | 静谷伊佐夫 | 新林実 | 高倉佳彦 | 9月21日 | |
第26話 | 子供になった恭介!まどかに大接近 | 寺田憲史 | 中村孝一郎 | 柳田義明 | 9月28日 | |
第27話 | ねらわれたまどか!恭介男の証明 | 大橋志吉 | 松園公 | 貴志夫美子 | 10月5日 | |
第28話 | 危険な決心!まなみちゃんの大冒険 | 富田祐弘 | 飛羽たかゆき | 林桂子 | 10月12日 | |
第29話 | 泣くなジンゴロ!愛と青春の発情期[注 9] | 寺田憲史 | 森川滋 | 林隆文 | 10月19日 | |
第30話 | 木の葉物語!くるみの初恋・地獄編 | 大橋志吉 | 中村孝一郎 | 柳田義明 | 10月26日 | |
第31話 | まどかと勇作!青春かけおち行進曲 | 富田祐弘 | 横山広行 | 貴志夫美子 | 11月2日 | |
第32話 | 誕生日は二度来る!?時をかける恭介 | 新林実 | 山本哲也 | 11月9日 | ||
第33話 | 大橋志吉 | 飛羽たかゆき | 小林和彦 | 林桂子 | 11月16日 | |
第34話 | ルーツパニック 不思議の里のまどか | 寺田憲史 | 安濃高志 | 林隆文 | 11月23日 | |
第35話 | カメラでエッチ!ロボット恭ちゃん | 森川滋 | 貴志夫美子 | 11月30日 | ||
第36話 | さらば恭介!ビデオに写った超能力[注 9] |
| 中村孝一郎 | 柳田義明 | 12月7日 | |
第37話 | オレンジ任侠伝!まどか吹雪の対決[注 9] | 富田祐弘 | 松園公 | 渡辺真由美 | 12月14日 | |
第38話 | 恭介時間旅行!3度目のクリスマス | 大橋志吉 | 須田裕美子 | 林桂子 | 12月21日 | |
第39話 | まどかに催眠術!恭介あぶない正月 | 寺田憲史 | 横山広行 | 山本哲也 | 1988年 1月4日 |
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第40話 | 初夢だよ!大怪獣ジンゴロの逆襲[注 9] | 新林実 | 千明孝一 | 1月11日 | ||
第41話 | 動けないまどか!恭介のフシギ時計 | 静谷伊佐夫 | 中村孝一郎 | 柳田義明 | 1月18日 | |
第42話 | モテモテのまどか!恭介ついに告白 | 大橋志吉 | 上村修 | 鈴木吉男 | 林隆文 | 1月25日 |
第43話 | 傷心のひかる!追いかけて冬海岸[注 9] | 富田祐弘 | 森川滋 | 山本哲也 | 2月1日 | |
第44話 | 恋のお味?恭介地獄のバレンタイン | 寺田憲史 | 松園公 | 貴志夫美子 | 2月8日 | |
第45話 | ひかる死す そして誰もいなくなった | 大橋志吉 | 須田裕美子 | 小林和彦 | 林桂子 | 2月15日 |
第46話 | 白銀の一夜!二人ぼっちでゴンドラ | 富田祐弘 | 上村修 | 新林実 | 林隆文 | 2月22日 |
第47話 | さよならの予感 まどかの初恋を探せ | 寺田憲史 | 森川滋 | 山本哲也 | 2月29日 | |
第48話 | 恋つかまえた そしてダ・カーポ | 望月智充 | 後藤隆幸 | 3月7日 |
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放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [37] | 備考 |
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1987年4月6日 - 1988年3月7日 | 月曜 19:30 - 20:00 | 日本テレビ | 関東広域圏 | 制作局 |
札幌テレビ | 北海道 | |||
青森放送 | 青森県 | |||
テレビ岩手 | 岩手県 | |||
ミヤギテレビ | 宮城県 | |||
秋田放送 | 秋田県 | |||
山形放送 | 山形県 | |||
福島中央テレビ | 福島県 | |||
テレビ新潟 | 新潟県 | |||
北日本放送 | 富山県 | |||
福井放送 | 福井県 | |||
山梨放送 | 山梨県 | |||
静岡第一テレビ | 静岡県 | |||
中京テレビ | 中京広域圏 | |||
読売テレビ | 近畿広域圏 | |||
日本海テレビ | 鳥取県・島根県 | |||
広島テレビ | 広島県 | |||
山口放送 | 山口県 | |||
四国放送 | 徳島県 | |||
西日本放送 | 香川県・岡山県 | |||
南海放送 | 愛媛県 | |||
高知放送 | 高知県 | |||
福岡放送 | 福岡県 | |||
熊本県民テレビ | 熊本県 | |||
1987年10月16日[38] - 1988年3月11日[39] 1988年4月1日[40] - 11月11日[41] |
金曜 16:00 - 16:30 金曜 17:00 - 17:30 |
テレビ大分 | 大分県 | |
(遅れネット) | 木曜 17:00 - 17:30 | テレビ信州 | 長野県 | |
水曜 19:30 - 20:00 | テレビ長崎 | 長崎県 | ||
鹿児島テレビ | 鹿児島県 | |||
金曜 17:30 - 18:00 | 宮崎放送 | 宮崎県 | ||
月曜 16:00 - 16:30 | 沖縄テレビ | 沖縄県 | 途中で打ち切り 1988年2月中旬 - 3月終了時点では放送なし |
|
放送時間は個別に出典が提示されているものを除き1988年2月中旬 - 3月終了時点(沖縄テレビについては1987年9月中旬 - 10月上旬時点[42])のものとする[43]。 |
バップより1988年4月21日[44]から翌年3月21日[45]にかけて単巻レーザーディスク(LD)が毎月1巻ずつ発売された(全12巻)。1994年7月1日には全巻収録のLDも発売された[46]。
2007年2月23日にテレビアニメ全話をニュープリント・ニューマスターして収録したDVD-BOX『きまぐれオレンジ☆ロード The Series』が発売された[47]。
2021年10月20日にテレビアニメ全話とOVA全作品、映画「きまぐれオレンジ☆ロード あの日にかえりたい」などを収録したBlu-ray BOX『きまぐれオレンジ★ロード Blu-ray BOX』が発売された[48][49]。また、これを記念して同年11月13日から28日まで東京都の有楽町マルイにて、アニメの企画展「『きまぐれオレンジ★ロード』Blu-ray BOX発売記念展」が開催された[27]。
発売元は特記のあるものを除きすべて東芝EMI(後のEMIミュージック・ジャパン)である。
タイトル | 規格 | 発売日 | 規格品番 | 備考 |
---|---|---|---|---|
きまぐれオレンジ☆ロード Sound Color 1 | LP [50] |
1987年6月21日 | LB28-5049 | |
2021年4月24日 | UPJY-9157 | [注 10] | ||
CT | 1987年6月21日 | LC28-5049 | ||
CD | LD32-5049 | |||
1995年3月15日[51] | TYCY-5427 | [注 11] | ||
きまぐれオレンジ☆ロード Sound Color 2 | LP [52] |
1987年10月26日 | LB28-5056 | |
2021年4月24日 | UPJY-9158 | [注 10] | ||
CT | 1987年10月26日 | LC28-5056 | ||
CD | LD32-5056 | |||
1995年3月15日[53] | TYCY-5428 | [注 11] | ||
きまぐれオレンジ☆ロード Singing Heart | LP [54] |
1987年12月25日 | LB28-5061 | |
2021年4月24日 | UPJY-9159 | [注 10] | ||
CT | 1987年12月25日 | LC28-5061 | ||
CD | LD32-5061 | |||
1995年3月15日[55] | TYCY-5434 | [注 11] | ||
きまぐれオレンジ☆ロード Sound Color 3 | LP [56] |
1988年2月25日 | LB28-5067 | |
2021年4月24日 | UPJY-9160 | [注 10] | ||
CT | 1988年2月25日 | LC28-5067 | ||
CD | LD32-5067 | |||
1995年3月15日[57] | TYCY-5429 | [注 11] | ||
きまぐれオレンジ☆ステーション | LP [58] |
1988年4月6日 | LB28-5069 | |
2021年4月24日 | UPJY-9161 | [注 10] | ||
CT | 1988年4月6日 | LC28-5069 | ||
CD | LD32-5069 | |||
1995年3月15日[59] | TYCY-5430 | [注 11] | ||
きまぐれオレンジ☆ロード カセットテープの伝言[注 12] | LP [60] |
1988年4月29日 | LB28-5072 | |
2021年4月24日 | UPJY-9162 | [注 10] | ||
CT | 1988年4月29日 | LC28-5072 | ||
CD | LD32-5072 | |||
1995年3月15日[61] | TYCY-5431 | [注 11] | ||
きまぐれオレンジ☆ロード Loving Heart | CT | 1989年4月8日 | LC28-5099 | |
CD | LD32-5099 | |||
1995年3月15日 | TYCY-5435 | [注 11] | ||
きまぐれオレンジ☆ロード ETERNAL COLLECTION SOUND COLOR BOX |
1990年1月24日[62] | TYDY-2018/26 | [注 13] | |
きまぐれオレンジ☆ロード Singing Heart 2 sweet memories |
1993年9月17日[63] | TYCY-5321/7 | [注 13] |
ここではテレビアニメに関連した、VHS・Beta、またはVHS・Beta・LDで発売された映像作品について記述する。
日本テレビ系列 月曜 19:30 - 20:00 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
セーラー服反逆同盟
(1986年10月13日 - 1987年3月23日) |
きまぐれオレンジ☆ロード
(1987年4月6日 - 1988年3月7日)
|
燃える!お兄さん
(1988年3月14日 - 9月19日) |
テレビアニメの放送終了後、OVAが計8作品製作された。テレビアニメの制作を担当したスタッフ・キャスト陣がそのままOVAの製作も担当した。
テレビアニメの映像ソフトは放送した日本テレビの関連会社であるバップから発売されたが、OVAは東宝の関連会社である東宝ビデオが発売元になった。1989年まではベータマックス方式でも発売されていたが、1990年からはベータマックスでの発売はなくなり、VHS方式とレーザーディスクだけの発売となった[65]。また、2007年3月27日にOVA全作品をニュープリント・ニューマスターしたDVD-BOX『きまぐれオレンジ☆ロード The O.V.A』が発売された[64]ほか、2021年10月20日にはOVA全作品とテレビアニメ全話、映画「きまぐれオレンジ☆ロード あの日にかえりたい」などを収録したBlu-ray BOX『きまぐれオレンジ★ロード Blu-ray BOX』が発売された[48][49]。
なお、テレビアニメの最終話で中学3年生15歳の鮎川まどかは春日恭介が超能力者であることを知ってしまうが、OVAでは鮎川まどかは春日恭介が超能力者であることを認知しているかははっきりしてしない。
第3作「吾輩は猫であったり おサカナであったり」から第6作「恋のステージ=HEART ON FIRE! 〈スタア誕生!〉」までの計4作品については『きまぐれオレンジ☆ロード もぎたてスペシャル』のタイトルでビデオリリース前の1989年12月16日より劇場で先行公開されており、『アニメージュ』誌のパーフェクトデータでは4作品をまとめて劇場版アニメ『きまぐれオレンジ☆ロード もぎたてスペシャル』として扱っている[66]。
タイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 発売日 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1st | 白い恋人たち | 寺田憲史 | 中村孝一郎 | - | 柳田義明 | 1989年 3月1日 |
2nd | ハワイアン・サスペンス | 大橋志吉 | 森川滋 | 摩砂雪 | 4月1日 | |
3rd | 吾輩は猫であったり おサカナであったり | 静谷伊佐夫 | - | 中村孝一郎 | 高木弘樹 | 12月27日 |
4th | ハリケーン! 変身少女あ・か・ね | 寺田憲史 | 森健 | 1990年 2月1日 |
||
5th | 恋のステージ=HEART ON FIRE! 〈春はアイドル!〉 | 青木康直 | 5月1日 | |||
6th | 恋のステージ=HEART ON FIRE! 〈スタア誕生!〉 | 7月1日 | ||||
7th | 思いがけないシチュエーション | 静谷伊佐夫 | 森健 | - | 青嶋克己 | 1991年 1月18日 |
8th | ルージュの伝言 | 寺田憲史 | 吉永尚之 |
1st | 2nd | 3rd | 4th | 5th | 6th | 7th | 8th | |
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原作 | まつもと泉 | |||||||
監督 | 中村孝一郎 | 森川滋 | 中村孝一郎 | 森健 | 吉永尚之 | 森健 | 吉永尚之 | |
企画 |
| |||||||
プロデューサー |
| |||||||
|
- | |||||||
構成 | 寺田憲史 | |||||||
キャラクターデザイン | 高田明美 | |||||||
総作画監督 | 後藤真砂子 | |||||||
美術監督 | 三浦智 | |||||||
美術設定 | 佐藤正浩 | |||||||
色指定 | 勝沼まどか |
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井延恭子 | |||||
撮影監督 | 金子仁 | 小松寿一 | ||||||
音響監督 | 松浦典良 | |||||||
音響制作 | 現 | |||||||
音楽 | 鷺巣詩郎 | |||||||
音楽プロデューサー | 大場龍男 | - | ||||||
音楽制作 |
| |||||||
編集 |
| |||||||
- |
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牧岡栄吾 | ||||||
製作 |
使用作品 | 曲名 | 歌手 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 | |
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オープニングテーマ | |||||||
1st、2nd | 鏡の中のアクトレス | 中原めいこ | 西平彰 | テレビアニメ第3代オープニングテーマ[1]。 | |||
3rd - 8th | チューズ・ミー | 坪倉唯子 | SHOW | 和泉一弥 | 鷺巣詩郎 | ||
エンディングテーマ | |||||||
1st、2nd | Dance in the memories | 中原めいこ | 西平彰 | テレビアニメ第3代エンディングテーマ[1]。 | |||
3rd - 6th | ときどきBlue | 橘友賀 | 澤地隆 | 和泉一弥 | 鷺巣詩郎 | ||
7th、8th | もうひとつのイエスタデイ | 和田加奈子 | 湯川れい子 | 小田裕一郎 | 入江純 |
使用作品 | 曲名 | 歌手 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2nd | 夏のミラージュ | 和田加奈子 | 湯川れい子 | TSUKASA | 鷺巣詩郎 | テレビアニメ初代エンディングテーマ[1]。 |
5th、6th | ギリギリLOVE | 土田一徳 | 鷺巣詩郎 | 鷺巣詩郎 | ||
風のまなざし | 坪倉唯子 | SHOW | ||||
7th | 青いボーイフレンド | 橘友賀 | 澤地隆 | 瀬井広明 |
きまぐれオレンジ☆ロード あの日にかえりたい | |
---|---|
監督 | 望月智充 |
脚本 | 寺田憲史 |
原作 | まつもと泉『きまぐれオレンジ☆ロード』 |
出演者 |
古谷徹 鶴ひろみ 原えりこ |
音楽 | 鷺巣詩郎 |
主題歌 | 和田加奈子「あの空を抱きしめて」 |
撮影 | 金子仁 |
編集 |
掛須秀一 石田悟 牧岡栄吾 |
製作会社 |
東宝 スタジオぴえろ |
配給 | 東宝 |
公開 | 1988年10月1日 |
上映時間 | 69分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『きまぐれオレンジ☆ロード あの日にかえりたい』(きまぐれオレンジロード あのひにかえりたい)は、1988年10月1日より東宝系で公開された、日本の長編アニメーション映画[67]。まつもと泉の漫画『きまぐれオレンジ☆ロード』を原作とするアニメオリジナル作品である。監督を務めたのは、少年ジャンプスペシャルアニメ版(1985年)で監督を務め、テレビアニメの制作にも参加した望月智充である[68]。また、テレビアニメと同様東宝とスタジオぴえろが製作を担当した[68]。
『きまぐれオレンジ☆ロード』初の劇場アニメ作品となった本作品では、高校生である恭介、まどか、ひかるの三角関係に焦点を当てているが、その作風はテレビアニメどころか、原作漫画とも大きく異なる。3人の性格、心情描写の一部がこれまでとは違うものになっているほか[注 14]、作品の終盤に見られる、恭介がひかるを突き放す描写は、原作にないものであった。
原作者のまつもと泉は本作を酷評しており、自らのウェブサイトでも「原作から離れたパラレルワールドと考えてほしい」と記述している[69][注 15]。一方、恭介役の古谷徹にとっては一番好きなエピソードで、恭介の行動にも共感したと述べている[31]。
望月は本作品ついて、Twitterで次のように明かしている[69]。
オレンジロード『あの日にかえりたい』を作ったことで、おれは原作を壊した人間のように言われてきた。まつもと泉氏からはかなり憎まれていたと思う。
まつもと氏とは一度だけ会ったことがある。『あの日』の作業が進み、アフレコ直前の頃だった。先方から会いたいというオファーがあったのだ。
まつもと氏はアフレコ台本を見ながら、この映画の内容は全然違うということをおれに言った。驚いたことに、アニメ映画化が決定し進行していることを、数日前まで知らなかったと言う。原作者に対するこの扱いは、今では考えられないことだ。とても気の毒だと思ったのを覚えている。 — 望月智充による2020年10月14日のツイートより[70][71]
本作品の公開後、映像ソフトとしてVHS、LDは発売されたが、DVD化はされていない。ただし日本国外ではすでにDVD化済みであり、英語版やフランス版などが発売されている。なお、2021年10月20日に本作品とテレビアニメ全話、OVA全作品などを収録したBlu-ray BOX『きまぐれオレンジ★ロード Blu-ray BOX』が発売された[48][49]。
作中、恭介とまどかが映画館で鑑賞する映画として『タッチ 背番号のないエース』(1986年公開)の映像がそのまま使用されている。
2月。同じ大学を受験した春日恭介と鮎川まどかは、合格発表の日を迎え、受験した大学へと向かう。大学の敷地内を歩いていると、恭介はひとりの女性が男性に話しかけているのを見つける。そのとき女性が言った言葉を聞いて、恭介は自分の芝居を見に来るよう頼む檜山ひかるの言葉を思い出した。
まどかに呼ばれて我に返った恭介。この日は合格発表の日だけでなく、ひかるが主演の芝居の上演日でもあった。恭介とまどかは合格し、ひかるの芝居は成功した。
全8作品あるOVAのうち、「吾輩は猫であったり おサカナであったり」「ハリケーン!変身少女あ・か・ね」「恋のステージ=HEART ON FIRE! 〈春はアイドル!〉」「恋のステージ=HEART ON FIRE! 〈スタア誕生!〉」の4作品をまとめて劇場公開したもの(4作品の詳細については#OVA節を参照)。ビデオリリースに先駆けて、1989年12月16日より東京のテアトル池袋、大阪の玉造東宝の2館で興行が行われた。
新きまぐれオレンジ☆ロード そして、あの夏のはじまり | |
---|---|
監督 | 湯山邦彦 |
脚本 | 寺田憲史(※シナリオ) |
原作 |
まつもと泉 寺田憲史 |
製作 |
坂田信久 藤原正道 中島忠史 布川ゆうじ |
出演者 |
古谷徹 鶴ひろみ 原えりこ |
音楽 | 梶浦由記 |
主題歌 | Agua「DAY DREAM~そばにいるよ」 |
撮影 | 福島敏行 |
編集 |
掛須秀一 船見康恵 |
製作会社 |
日本テレビ 東宝 バップ スタジオぴえろ |
配給 | 東宝 |
公開 | 1996年11月2日 |
上映時間 | 95分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『新きまぐれオレンジ☆ロード そして、あの夏のはじまり』(しんきまぐれオレンジロード そして、あのなつのはじまり)は、1996年11月2日に東宝系で公開された、日本の長編アニメーション映画[72]。まつもと泉と寺田憲史による同名の小説を原作とするアニメ作品である。
1991年に発売されたOVA以来となる『きまぐれオレンジ☆ロード』の新作アニメ作品。原作となった小説(1994年発売)は、前述した『きまぐれオレンジ☆ロード あの日にかえりたい』の続編にあたるもので、本作品でも『あの日にかえりたい』の内容を扱う回想シーンが描かれている。同じ大学に進学した春日恭介と鮎川まどかはすでに恋人関係にあるほか、まどかは恭介が超能力者であることを知っている。一方、檜山ひかるは家族とともに北海道へ引っ越し、さらに舞台勉強のために渡米している。
本作品の製作においては製作委員会方式がとられ、これまでテレビアニメとOVAの製作に携わった東宝とスタジオぴえろに加えて、テレビアニメの企画制作を担当した日本テレビと、テレビアニメの映像ソフトを手がけたバップが製作に参加した。
本作品ではこれまでのアニメ作品に対し、キャストに変更はないが、スタッフが大幅に変更されている。例えば、キャラクターデザインは後藤隆幸が担当したが、高田明美が手がけたこれまでの作品とはキャラクターデザインが大幅に異なる。また、作曲家の梶浦由記は本作品で初めてアニメ劇伴を手がけた。
2007年5月23日に本作品のDVDが発売されたが[73]、Blu-ray化はされていない。
1991年夏、19歳の春日恭介は横断歩道で車にはねられ、生死を彷徨う状態となるが、その際自らの魂をどこかへ飛ばしてしまう。
「19歳の恭介」が目を覚ますと、そこは3年後、つまり1994年夏の世界であった。どうすればもとの時代へ戻れるかを考えながら町を歩いていると、自分が事故に遭った場所で20歳になった檜山ひかると出会う。ひかるは家族で北海道へ引っ越し、小樽の高校を卒業。その後単身で渡米し、ニューヨークで生活しながらミュージカルの勉強をしていたが、日本でミュージカルのオーディションを受けるため一時的に帰国していた。
「19歳の恭介」は、自分の体に異変を感じながら町を歩いていると、通りがかった家電量販店のテレビでニュースが流れているのを目にするが、そこで彼は、学生カメラマンである「22歳の恭介」が紛争中のボスニアを取材していたところ、行方不明となってしまったことを知る[注 16]。交通事故に遭った「19歳の恭介」と、紛争地域で攻撃に巻き込まれた「22歳の恭介」。このふたりの魂はともに時空の狭間へ飛ばされ、そこで互いにぶつかる。その際強い衝撃を受けた「22歳の恭介」は異空間の谷間に落ち込んでしまい、「19歳の恭介」は3年後、つまり「22歳の恭介」がいるべき世界にワープしてしまったのだ。
この事実を恭介の祖父から聞いた22歳の鮎川まどかは、「19歳の恭介」を探し始める。そんな中ひかるが帰国していることを知り、次の日、彼女が宿泊しているホテルへ向かう。一方、オーディションを受けたひかるは「19歳の恭介」とホテルでディナーを楽しみ、ともに一夜を明かす[注 17]。翌朝、まどかは「19歳の恭介」と対面するとともに、ひかると再会。3人はプールで楽しい時間を過ごした。
その晩、「19歳の恭介」は祖父から自分の身に何が起こっているかを知る。祖父によると、「19歳の恭介」のパワーと祖父のパワーを合わせることで、「22歳の恭介」を呼び戻すことができるという。なかなかうまくいかず苦戦するが、まどかのピアノの演奏に支えられ、「19歳の恭介」は自らのパワーを最大限に発揮。そして、異空間の谷間で眠っていた「22歳の恭介」が、目を覚ます。
戦地で行方不明となっていた「22歳の恭介」は、無事に救出された。
「22歳の恭介」が帰国する日、ひかるの姿は新東京国際空港(後の成田国際空港)にあった。彼女はその日の便でニューヨークへ戻っていったが、彼女が「22歳の恭介」と会うことはなかった。同じ頃、南ウイングの到着ロビーには大勢の報道陣が集まっていた。フラッシュの先には、まどかを抱き寄せる「22歳の恭介」の姿があった。そして、「19歳の恭介」と「22歳の恭介」が出会う。ふたりは会話を交わした後、パワーを合わせ、「19歳の恭介」はもとの世界へと戻っていった。
タイトル | 規格 | 発売日 | 規格品番 | 備考 |
---|---|---|---|---|
きまぐれオレンジ☆ロード あの日にかえりたい | ||||
きまぐれオレンジ☆ロード あの日にかえりたい | LP [74] |
1988年10月5日 | LB28-5084 | |
2021年4月24日 | UPJY-9163 | [注 10] | ||
CT | 1988年10月5日 | LC28-5084 | ||
CD | LD32-5084 | |||
1995年3月15日[75] | TYCY-5432 | [注 11] | ||
きまぐれオレンジ☆ロード もぎたてスペシャル | ||||
きまぐれオレンジ☆ロード もぎたてスペシャル | CT | 1989年12月20日 | TYTY-5119 | |
CD | TYCY-5119 | |||
1995年3月15日[76] | TYCY-5433 | [注 11] | ||
2004年7月22日[77] | ABCA-5058 | [注 19] | ||
新きまぐれオレンジ☆ロード そして、あの夏のはじまり | ||||
新きまぐれオレンジ☆ロード イメージ・アルバム[78] |
CD | 1996年8月1日 | VPCG-84283 | |
新きまぐれオレンジ☆ロード そして、あの夏のはじまり オリジナル・サウンドトラック[79] |
1996年11月1日 | VPCG-84613 | ||
新きまぐれオレンジ☆ロード~Madoka’s Piano Files[80] | 1996年12月1日 | VPCG-84614 |
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きまぐれオレンジ☆ロード Original | |
---|---|
ジャンル | トーク番組・ラジオドラマ |
放送方式 | 収録 |
放送期間 | 1995年10月8日 - 1996年3月 |
放送時間 | 日曜 23:20 - 23:50 |
放送局 | NACK5ほか |
制作 | ファーストサウンズ |
パーソナリティ | 岩田光央、宮村優子 |
プロデューサー | 桜井裕子 |
ディレクター | 楢戸雅也 |
提供 | ビクターエンタテイメント |
特記事項: NACK5は『VIRTUAL ADVENTURE』内での放送。 |
『きまぐれオレンジ☆ロード Original』(きまぐれオレンジロード オリジナル)は、まつもと泉の漫画『きまぐれオレンジ☆ロード』を原作とするラジオドラマ、およびこれに関連するトークコーナーを合わせたラジオ番組。NACK5『VIRTUAL ADVENTURE』枠のほか、ラジオ大阪をはじめとする一部のNRN系列のAM放送局で放送された。放送期間は1995年10月8日 - 1996年3月。
本番組で放送されたラジオドラマは全20話。スタッフ、キャストをテレビアニメ版から一新し、ストーリーを再構成した。テレビアニメと同様、原作に沿いつつもアレンジが加えられている。
ラジオ本放送のトークコーナーでは本作品に出演している岩田光央と宮村優子がパーソナリティを務めた。宮村の母や原作者のまつもと泉がゲストで登場したこともある。
話数 | サブタイトル | 脚本 |
---|---|---|
第0話 | パラレル・シーズン | 會川昇 |
第1話 | 真っ赤な麦藁帽子 | |
第2話 | ハートにシュート | |
第3話 | 彼女が煙草をやめる理由 | |
第4話 | ウワサの深層 | |
第5話 | 予知夢は現か幻か | |
第6話 | 口づけの判例 | |
第7話 | 何度でもクリスマス | |
第8話 | 恋のライバル 怒りの鉄拳 | |
第9話 | リッスン・トゥ・ミー | 高山克彦 |
第10話 | おまじないに似た言葉 | 會川昇 |
第11話 | 侵略者の夜 | |
第12話 | 或る夜の出来心 | 川崎ヒロユキ |
第13話 | 困難で宴会 | 會川昇 |
第14話 | 人形使い | |
第15話 | 土曜日の朝、恭介は | 高山克彦 |
第16話 | 待っている人がいる | 會川昇 |
第17話 | さよならは言わない | |
第18話 | ストローハット・ラビリンス(前編) | |
第00話 | ストローハット・ラビリンス(後編) |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1995年10月8日 - 1996年3月 | 日曜 23:20 - 23:50 | NACK5 | 埼玉県 | 『VIRTUAL ADVENTURE』内で放送 |
1995年10月14日 - 1996年3月30日 | 土曜 20:00 - 20:30 | 北海道放送 | 北海道 | [81][82] |
1995年10月15日 - 1996年4月7日 | 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜) | ラジオ大阪 | 近畿広域圏 | [83][84] |
大分放送 | 大分県 | [85][86] | ||
1995年10月16日 - 1996年 | 月曜 22:00 - 22:30 | 東海ラジオ | 中京広域圏 | 『今夜もやっぱりFUNKYパジャマ』内で放送[87] |
1995年から1996年にかけて、全話を収録したCD全5巻とサウンドトラックがビクターエンタテインメントより発売された。
トラックリスト | 発売日 | 規格品番 | 出典 |
---|---|---|---|
1995年11月22日 | VICL-8170 | [88] | |
1995年12月16日 | VICL-8171 | [89] | |
1996年2月21日 | VICL-8172 | [90] | |
1996年3月23日 | VICL-8173 | [91] | |
1996年4月24日 | VICL-8174 | [92] | |
1996年1月24日 | VICL-712 | [93] |
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