さそり座ε星[1] Epsilon Scorpii | ||
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仮符号・別名 | Larawag[2] | |
星座 | さそり座 | |
見かけの等級 (mv) | 2.29[1] 2.24 - 2.35(変光)[3] | |
変光星型 | 疑わしい[3] | |
位置 元期:J2000.0[1] | ||
赤経 (RA, α) | 16h 50m 09.82023s[1] | |
赤緯 (Dec, δ) | −34° 17′ 35.6590″[1] | |
赤方偏移 | -0.000008[1] | |
視線速度 (Rv) | -2.50km/s[1] | |
固有運動 (μ) | 赤経: -618.817 ミリ秒/年[1] 赤緯: -254.881 ミリ秒/年[1] | |
年周視差 (π) | 40.9296 ± 1.2309ミリ秒[1] (誤差3%) | |
距離 | 80 ± 2 光年[注 1] (24.4 ± 0.7 パーセク[注 1]) | |
絶対等級 (MV) | 0.4[注 2] | |
ε星の位置
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物理的性質 | ||
スペクトル分類 | K1III [1] | |
色指数 (B-V) | +1.15[4] | |
色指数 (U-B) | +1.27[4] | |
色指数 (R-I) | +0.60[4] | |
他のカタログでの名称 | ||
さそり座26番星[1] CD -34 11285[1] FK5 628[1] Gaia DR2 6026152137854405248[1] HD 151680[1] HIP 82396[1], HR 6241[1] SAO 208078[1] LTT 6711[1] NSV 7983[1] |
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2017年11月17日、国際天文学連合の恒星の命名に関するワーキンググループ (Working Group on Star Names, WGSN) は、さそり座ε星の固有名として、Larawag を正式に定めた[2]。これは、オーストラリアのノーザン・テリトリーに住むオーストラリア先住民のWardaman族が使っていた呼称を採用したものである[5]。
明るい星でありながら長らく知られた固有名がなかったことから、パトリック・ムーアによって、θ星、λ星、υ星等さそり座近辺の星で構成される中国の二十八宿一つ尾宿の名前にちなんで[6]、中国語で「尾」という意味のWeiと名づけられたことがある[7]。