「さよならを教えて」 | ||||||||
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フランソワーズ・アルディ の シングル | ||||||||
初出アルバム『さよならを教えて』 | ||||||||
B面 | 愛の欠乏 | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
ジャンル | フレンチ・ポップス | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | Disques Vogue | |||||||
作詞・作曲 |
アーノルド・ゴーランド ジャック・ゴールド セルジュ・ゲンスブール(フランス語詞) | |||||||
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「さよならを教えて」(原題: Comment te dire adieu)は、フランスの歌手、フランソワーズ・アルディが1968年に発表した楽曲。オリジナルはアーノルド・ゴーランドとジャック・ゴールドが作詞作曲したアメリカのポピュラーソング「It Hurts to Say Goodbye」で、セルジュ・ゲンスブールがフランス語の詞を付けた。
アーノルド・ゴーランドとジャック・ゴールドが書いた「It Hurts to Say Goodbye」は、マーガレット・ホワイティングが1966年に発表したアルバム『The Wheel of Hurt』に収録され、翌1967年にヴェラ・リンのカバー・バージョンがヒットした(ビルボード・イージーリスニング・チャート7位)。同じ年、カナダのモントリオール出身の歌手、ジネット・リノが「Avant de dire adieu」というタイトルでフランス語でカバー。
ここまではオーソドックスな曲調のバラードであった。ブラジルのオルガン奏者、ワルター・ワンダレイがビートを効かせたインストゥルメンタル・バージョンを発表したことから運命は変わった。フランソワーズ・アルディがアップテンポの本作品のインストゥルメンタル(演奏者不明)をどこかで聴き、アルディのマネージャーがそれを元にしたフランス語詞をセルジュ・ゲンスブールに依頼することとなった[2]。
1968年、アルディはシングルのA面として発表。B面はゲンスブールが書いた「愛の欠乏(L'Anamour)」だった[3][1]。4曲入りのEPにはレナード・コーエンの「スザンヌ」のフランス語カバーも収録された。同年11月に同名のアルバムに収録。
アルディはイタリア語バージョン(「Il pretesto」、1969年のシングル)とドイツ語バージョン(「Was mach' ich ohne dich」、1970年のアルバム『Träume』)も録音している。