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しりあがり 寿(しりあがり ことぶき、1958年1月1日 - )は、日本の漫画家。神戸芸術工科大学特任教授、横浜美術大学客員教授、日本大学藝術学部非常勤講師。
静岡県静岡市葵区出身。男性。本名は望月寿城(もちづき としき)。[要出典]
代表作は『真夜中の弥次さん喜多さん』、『弥次喜多 in DEEP』など。
白土三平や貸本ホラー漫画などをネタにした漫画マニア向けのパロディ作品や、『流星課長』などのシュールなサラリーマン物などを手がけ、独特のギャグ漫画家として評価を獲得する[要出典]。
現在では[いつ?]時事ネタ、家庭ネタ、サラリーマンネタ、果てには哲学的なテーマまで幅広く扱い、ギャグによって文学の領域にまで達した漫画家として評価が高い[要出典]。
青林工藝舎発行の『アックス』に2002年から2004年まで連載した「ジャカランダ」は、登場人物に主人公すら設定せず、ある日突然生えてきた一本の巨樹ジャカランダによって徹底的に東京が崩壊する阿鼻叫喚の地獄絵図だけを300ページに渡り描き、ラストに人類再生へと続く希望を見せ、物語は終了するという特異な漫画作品も描いている。芸人の鳥居みゆきは、「のうのうと生きてちゃいけないな」と本作への衝撃を語っている[要出典]。
非常にラフで、一見描き殴りのような「ヘタウマ」絵を描く漫画家として知られるが、生前の手塚治虫に「この人は実はものすごく絵がうまい人だ」と評され、時事ネタとしてアニメ調の画風でネタを描いた事がある。その手塚治虫に2作目の『エレキな春』では真似が出来ないと言わしめた[要出典]。
自身の事務所である「有限会社さるやまハゲの助」の新年会として行われる社内ロックフェスティバル「しりあがり寿 presents 新春! (有)さるハゲロックフェスティバル」(通称:さるフェス)を、新宿Loftにて毎年、一般公開している[1]。