アカバナチシャノキ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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![]() アカバナチシャノキ
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保全状況評価[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Cordia sebestena L. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Geiger tree, large-leaf Geigertree, Orange Geigertree |
アカバナチシャノキ(赤花萵苣木、別名 アメリカチシャノキ、学名:Cordia sebestena)はムラサキ科カキバチシャノキ属の常緑低木~高木。IUCNレッドリストLC(低危険種)。
高さ5–8 mほど。葉は濃緑色で長さ7.5–20 cmの楕円形でやや厚く、葉縁は波打ち全縁、葉脈は凹む。葉裏に軟らかい毛をもつ。短い葉柄をもち、互生する。花は鮮やかな赤橙色のラッパ状で、枝の先端にまとまってつき、花冠は6–7裂し、ひだをもつ。周年開花性。果実は長さ2.5 cmほど、白色の卵型で、甘みがあり可食[2][3][4][5][6]。
中南米熱帯域(フロリダ~西インド諸島~ベネズエラ、コロンビア~メキシコ)原産[2][3][3][4][5][6]。POWOでは中南米原産でフロリダ等は導入とされる[7]。
観賞用。熱帯地方で広く栽培され、材は工芸用に、葉や果実は薬用。自生地では多幹に育つ。沖縄県内では公園や街路樹に利用される。樹形が整っているので基本的には自然樹形とする。冬期には葉縁部が褐変するが生育には影響しない。病虫害は少ない。繁殖は実生による[2][3][4][5]。
パラオ共和国アンガウル州の州旗の中央には、アカバナチシャノキ(Kelau)の花が描かれている[8]。