アギラ1号

アギラ1号
名称パラパB2P (1987年-1996年)
アギラ1号(1996年-1998年)
任務種別通信衛星
運用者PTパシフィク・サテリット・ヌサンタラ (1987年-1996年)
マブハイ・サテライト (1996年-1998年)
COSPAR ID1987-029A
SATCAT №S17706
任務開始
打ち上げ日1987年3月20日 22時22分(UTC)[1]
ロケットデルタ3000英語版 PAM-D
打上げ場所ケープ・カナベラル LC-17英語版
任務終了
最終通信1998年1月

アギラ1号は複数の国が利用した通信用人工衛星

1987年3月20日パラパB2-Pとしてケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げられた。もともとはインドネシア企業パシフィク・サテリット・ヌサンタラ英語版が所有していた衛星であったが、PLDT傘下のマブハイ・サテライトが所有権を1996年に購入した。マブハイの購入によって、この衛星は軌道上でフィリピン最初の人工衛星となった。パラパB2-Pは後にフィリピンでフィリピンワシを意味するアギラ1号に改名された。衛星は1998年1月まで運用を続けられ、その後大気圏に再突入した[2][3][4][5][6]

註釈

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  1. ^ McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 13 March 2015閲覧。
  2. ^ Palapa B2P”. WEEBAU Space Encyclopedia. 13 May 2015閲覧。
  3. ^ Palapa B1, B2, B2P, B2R, B4 / Palapa Pacific / Agila 1 / NewSat 1”. Gunter Space Page. 13 May 2015閲覧。
  4. ^ “Mabuhay acquires Indon satellite;sets new orbit”. Manila Standard. (July 25, 1996). https://news.google.com/newspapers?nid=1370&dat=19960725&id=9mUVAAAAIBAJ&sjid=0goEAAAAIBAJ&pg=6158,3894648 
  5. ^ Mabuhay Acquires Pasifik Satellite”. Telecompaper (August 6, 1996). June 30, 2014閲覧。
  6. ^ 宇宙情報センター / SPACE INFORMATION CENTER :マブハイ・アギラ2号”. JAXA 宇宙情報センター. 2020年6月19日閲覧。

関連項目

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  • パラパ
  • アギラ2号 - フィリピンが初めて所有した状態で打ち上げられた人工衛星
  • Diwata-1 - フィリピンが初めて設計製造を行った人工衛星