アサド・マジード・カーン(ウルドゥー語: اسد مجید خان、英語: Asad Majeed Khan)は、パキスタンの外交官、大使[1]。2019年1月より駐米パキスタン大使[2]。九州大学にて博士(法学)取得[3]。
1986年から1988年にかけて、ラホールで法曹家として勤務。その後、外務省に入省[3]。
1990年から1991年にかけて、日本で語学研修。1993年から1996年にかけて、駐日パキスタン大使館で二等書記官[1]。
1998年から2002年にかけて、九州大学法学部で修学、国際経済法と国際商法(英語: International Economic and Business Law, IEBL)の「博士(法学)」(英語: Legum Doctor, LL.D.)を取得[3]。
2010年から2011年にかけて、外務省の国連局局長、国連の持続可能な開発会議局の副議長[1]。
2012年3月から2015年9月にかけて、駐米パキスタン大使館の首席公使(英語: Deputy Chief of Mission, DCM)。うち2013年5月から2014年1月にかけて、臨時代理大使[1]。
2015年9月から2016年2月にかけて、外務省の西アジア局局長。2016年6月から8月にかけて、外務省の北南米局局長[1]。
2017年より、駐日パキスタン大使。同年8月17日、皇居で信任状を捧呈[4]。
2018年10月26日、パキスタン政府がカーン大使を次期駐米大使に指名する[5]。
2019年1月11日、アメリカ合衆国ワシントンD.C.のホワイトハウスでドナルド・トランプ大統領に信任状を捧呈し、駐米大使として正式に着任した[2]。
2017年8月17日、皇居で信任状を捧呈し、駐日大使として正式に着任[4]。同年12月12日、日本記者クラブからの招待を受けて記者会見を開いた[6]。
2017年12月18日、安倍晋三内閣総理大臣が日本語を話す駐日各国大使23名および次期駐日大使1名を総理公邸に招いて昼食会を主催したが、カーン大使も参加した各国大使のうちの一人であった[7]。また、2018年12月14日に開催された昼食会にもカーン大使が参加している[8]。
2018年4月10日、自民党動画チャンネル「CafeSta(カフェスタ)」が配信する武井俊輔司会の番組「ディスカバーワールドin Cafesta」に出演[9]。
2018年4月13日、福岡県庁にて小川洋県知事を表敬訪問[10]。その後、福岡を拠点に活動するジャーナリストのフマユン・A・ムガールからインタビューを受ける[11]。
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