アジ化アンモニウム | |
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別称 Ammonium trinitride | |
特性 | |
化学式 | NH4N3, NH3.HN3 |
モル質量 | 60.059 g/mol |
外観 | 白色の結晶性固体 |
匂い | 無臭 |
密度 | 1.3459 g/cm3 |
融点 |
160 °C, 433 K, 320 °F |
沸点 |
400 °C, 673 K, 752 °F (分解) |
水への溶解度 | 25.3 g/100mL (20°C) |
危険性 | |
主な危険性 | 毒性、爆発性 |
構造 | |
結晶構造 | rhombic |
関連する物質 | |
その他の陰イオン | 硝酸アンモニウム シアン化アンモニウム |
その他の陽イオン | アジ化ナトリウム アジ化カリウム |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
アジ化アンモニウム(ammonium azide)は、組成式がNH4N3の無機化合物である。アンモニアのアジ化物である。初めて単離したのはドイツ人化学者のテオドール・クルティウス(1890年)である。
他のアジ化物と同様に無色の塩で、強力な爆発性を持つが、刺激感受性は低い。イオン結晶であり水に溶ける。