種類 | 公開会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンノゼ (1700 Technology Drive San Jose, CA 95110) |
設立 | 1998年5月 |
業種 | 半導体 |
事業内容 | 通信ネットワーク機器用IC開発・販売 |
代表者 | CEO クレイグ・H・バレット[1] |
資本金 | 約7.32億米ドル(FY 2009) |
売上高 | 約5.42億米ドル(FY 2009) |
営業利益 | 約2220万米ドル(FY 2009) |
総資産 | 約9.15億米ドル(FY 2009) |
従業員数 | 1079人 |
主要株主 | クアルコム 100% |
関係する人物 | Teresa H. Meng(創業者) |
外部リンク | [1] |
アセロス・コミュニケーションズ (Atheros Communications, Inc.) は、アメリカ合衆国の半導体開発企業である。主にLAN関連の製品を得意とし、特に無線LANのチップベンダーとしては業界でも有数のシェアを誇っている。2011年1月5日に米クアルコム社が総額31億ドルで買収すると発表[2][3][4]。2011年5月24日付で買収手続が完了しクアルコム社の完全子会社となり、「クアルコム・アセロス(Qualcomm Atheros, Inc.)」に商号変更した[5]。
1998年にスタンフォード大学・カリフォルニア大学バークレー校などから信号処理の専門家が集まり設立された企業。設立当初は主に5GHz帯の無線LAN技術を手がけていたが、IEEE 802.11bの普及と共に2.4GHz帯のチップにも進出し成功を収める[6]。2004年にはNASDAQ上場を果たした。最近では無線LAN以外にBluetoothやGPS関連チップなども手がけている。
同社の製品は主要ネットワークベンダーのほか、ソニーや米 Appleなどの製品にも採用されている。同社の社長兼CEOクレイグ・バラットは、クアルコムによる買収完了後も社長職にとどまり、クアルコム社のネットワーク&コネクティビティ部門の責任者を兼任する[3][5]。
日本には2001年に日本法人を設立し本格的に進出[7]。社長に元NECで無線LAN関連の開発を手がけていた大澤智喜を据え、積極的に営業活動を展開している。