アフナ山の衛星写真。上が南。 | |
種類 | 山 |
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天体 | ケレス |
座標 | 南緯10度28分 東経315度48分 / 南緯10.46度 東経315.8度座標: 南緯10度28分 東経315度48分 / 南緯10.46度 東経315.8度 |
標高 | 約 4 km[1] |
発見者 | ドーン探査機 |
名の由来 | ナガ族の豊穣祭 |
アフナ山(ラテン語: Ahuna Mons)[2]は、準惑星ケレスの山。ケレスの最高峰である。
アフナ山は、ケレスの平らな地表の中に飛び出したように存在する山である。衝突により形成された地形ではないと考えられるが、似た地形は他にも存在するものの、これほど高くはっきりしたものはケレス全球において他に存在しない。上面から底面にかけては明るい筋が走っているが、これらはクレーターで発見された明るい点と同様に塩などの物質によるものではないかと[3]、またケレス内部からの氷の火山のような現象の結果ではないかと考えられている[4]。ケレスの地形には豊穣に因んだ名称が付けられており、アフナ山もインドのナガ族の豊穣祭から名付けられた。
アフナ山は2015年のドーン探査機による軌道からの観測で初めて発見された[5]。平均標高は約4km、最大標高は約5kmと推定されており、山麓の大きさは約20kmにも上る[1]。