アメリカ | |
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基本情報 | |
運用者 | アメリカ海軍 |
級名 | アメリカ級強襲揚陸艦 |
モットー |
"Bello vel pace paratus" ("Ready for War or Peace") |
母港 | 佐世保海軍基地 |
艦歴 | |
発注 | 2007年6月1日 |
起工 | 2009年7月17日 |
進水 | 2012年6月4日 |
就役 | 2014年10月11日 |
要目 | |
満載排水量 | 45,693トン |
全長 | 844ft(257m) |
最大幅 | 106ft(32m) |
機関 | CODLOG方式 |
主機 |
高速機 ・LM2500+ガスタービン(35,000hp)×2基 巡航機 ・APS、4,000kW ディーゼル発電機×6基 ・補助電動機(5,000hp)×2基 |
推進 | ロールス・ロイス製直径5m可変ピッチスクリュープロペラ×2軸 |
出力 | 70,000hp |
速力 | 約22ノット |
航続距離 | 9,500海里(20ノット巡航時) |
乗員 |
士官:65名 下士官兵:994名 海兵隊員:1,687名~1,871名 |
兵装 |
・発展型シースパロー短SAM Mk 29 8連装発射機×2基 ・RAM近SAM Mk 49 21連装発射機×2基 ・Mk 15 20mm ファランクスCIWS×2基 ・Mk 38 25 mm 機関砲×3門 ・Mk 95 12.7mm連装機銃[1] 7基 |
搭載機 |
制海艦運用の場合 V/STOL機を中心に20機前後 通常時 V/STOL機6機及び回転翼機を加えて合計約30機[2] |
アメリカ(英語: USS America, LHA-6)は、アメリカ海軍の強襲揚陸艦であり、アメリカ級強襲揚陸艦の1番艦である。同名の艦としては4代目。
2009年7月17日、ミシシッピ州パスカグーラのインガルス造船所で起工。2012年6月4日に進水、2014年10月11日にサンディエゴ海軍基地で就役した。
2019年1月30日、「ワスプ」に代わって在日米軍佐世保基地に配備される方針が発表され[3][4][5]、同年4月26日、ドック能力補完のためのドック型揚陸艦「ニューオリンズ」と共に日本に配備されることが発表された[6]。
同年12月6日、佐世保基地に配備され、午前7時40分ごろ同基地に入港した[7]。
2020年10月20日、三沢基地航空自衛隊所属のF-35らと太平洋沖で共同訓練を行った。航空自衛隊所属のF-35Aが米海軍の軍艦との共同訓練を行ったのはこれが初である[8]。
2021年6月12日から同月14日まフィリピン海にて演習を行った。本艦に搭載されるF-35の夜間飛行訓練も行われ、随伴艦としてドック型揚陸艦「ニューオリンズ」、ドック型揚陸艦「ジャーマンタウン」が参加した[9]。
同年7月14日から同月31日にかけて共同訓練「タリスマンセイバー」にドック型輸送揚陸艦「ニューオリンズ」、ドック型揚陸艦「ジャーマンタウン」、ミサイル駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」、補給艦「アラン・シェパード」、給油艦「ラパハノック」らと参加した[10]。
同年8月22日から同月24日にかけて、本艦を中心とする遠征打撃群(AMA ESG)はイギリス海軍空母「クイーン・エリザベス」を中心とする英国空母打撃群(CSG21)と共同訓練を実施し[11][12]、24日には海上自衛隊ヘリコプター搭載護衛艦「いせ」、護衛艦「あさひ」を加え、日米英蘭の共同訓練を実施した[12][13]。
同年11月3日、東シナ海において海上自衛隊護衛艦「いせ」、「はるさめ」、「あさひ」、ミサイル艇「おおたか」、掃海艇「ひらしま」、「やくしま」、「たかしま」と日米共同訓練を実施した[14]。
2023年2月20日、大阪に寄港。アメリカの艦船が大阪港に入港するのは7年ぶり[15][16]。