アメリカセンナ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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アメリカセンナ
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分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Senna hebecarpa (Fernald) H.S.Irwin & Barneby | |||||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Cassia hebecarpa Fernald | |||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
American Senna, American Wild Senna |
アメリカセンナ(学名:Senna hebecarpa[1])はマメ科センナ属の常緑低木~多年草。帰化植物[2]。
本項ではYList[1]に従いS. hebecarpaの学名を充てるが、林・名嘉(2022)[3]は学名不明としている。
高さ0.5–1.5 m。葉は3 cmほどの葉柄をもつ偶数羽状複葉で互生し、長さ15–20 cm。小葉は4–8対で歪んだ披針形、長さは3–6 cmほどで、各小葉の先は尖る。小葉柄は長さ2 mmほどで有毛。花は鮮やかな黄色で径4 cmほど、頂生の散房花序に多数つく。開花期は春~夏。豆果は長さ約10 cm、幅約1 cmでゆるやかに曲がり10–20節で、下を向く。種子は倒卵形~卵状楕円形で長さ約4–5 mm、幅約2 mm[4][2][3]。
本種と同様に琉球諸島へ帰化しているとされる同属のハブソウ[5]に小葉の形態が似るが[3]、ハブソウの豆果は上を向き[6]こん棒状になる[7]点で本種とは異なる。
北米原産。沖縄県へは1970年頃に庭園樹として導入、庭や公園に植栽される。また、逸出したものが集落内外で生育[2][8][3]。