アメリカ標準版聖書 | |
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アメリカ標準版聖書の表紙 | |
正式名称 | Revised Version, Standard American Edition |
略称 | ASV |
旧約聖書 出版時期 | 1901年 |
新約聖書 出版時期 | 1900年 |
オンライン | アメリカ標準版聖書 - Wikisource |
派生元 | 英国版 改訂版聖書 1881–1885年 |
原文 |
旧約聖書: マソラ本文 で、多少の七十人訳聖書 の影響もあり。 新約聖書: WHギリシャ語聖書(1881年)・Tregellesギリシャ語聖書(1857年)、双方がまとまったたテキスト(Palmerにより1881年)。 |
翻訳の 種類 | 形式等価 |
対象年齢 | 中高生 |
改訂版 | 1929年(著作権の更新) |
著作権状態 | 著作権は切れている |
教派 | プロテスタント諸派 |
In the beginning God created the heavens and the earth. And the earth was waste and void; and darkness was upon the face of the deep: and the Spirit of God moved upon the face of the waters. And God said, Let there be light: and there was light.
For God so loved the world, that he gave his only begotten Son, that whosoever believeth on him should not perish, but have eternal life. |
英語訳聖書 |
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ドゥアイ・リームズ聖書 (DRV, 1582年) |
『アメリカ標準版聖書』(アメリカひょうじゅんばんせいしょ、英語: American Standard Version、略称:ASV)は1901年にアメリカのトーマス・ネルソン&サンズ社(Thomas Nelson & Sons)から出版された英語聖書で、19世紀後半にイギリスでジェームズ王版聖書(1611年出版)を改訂して出版された『改訂版聖書』のアメリカ版である。
『改訂版聖書』の訳出・編集にはアメリカからも参加したが、必ずしもすべてが取り入れたわけではなく、アメリカにふさわしい版が発行された。[1]
この聖書は当初『The Revised Version, Standard American Edition of the Bible』という長い名称で知られていたが、1928年にはその後米国キリスト教会協議会へ合併する団体がネルソン社から著作権を買い、『アメリカ標準版聖書』と改名した。[2]
最新の聖書研究に基づいて、イギリスの『改訂版聖書』と同じく、旧約聖書の「四字神名」(YHVH)が『ジェームズ王版聖書』(KJV)にある「主」(the Lord)でなくて、「ヤハウェ」(Jehovah)を使っている。また、KJVにある約300年前の英語を現代風の英語に直して、アメリカではHoly Ghost(聖霊)をHoly Spiritと直している。
『アメリカ標準版聖書』はアメリカで、その後次のような改訂を経る。
『アメリカ標準版聖書』の無料版が『世界英語聖書』(World English Bible、1997年、略称:WEB)として配布されている。[3]