アラカベサン島(アラカベサンとう、Ngerekebesang Island)は、パラオ共和国コロール州に属する島の1つ。
マルキョク州の州都マルキョクに遷都するまでは、この島に大統領府があった。コロール中心部から離れており、パラオ・パシフィック・リゾートなどリゾート志向のホテルが多く点在する。日本大使館もこの島にある。
この島には、アラカベサン(Ngerekebesang)、ミューンス(Meyuns)、エイアン(Echang)の3つの集落がある。エイアン集落の住民は、パラオ南西諸島(ソンソロール州、ハトホベイ州)の出身者で、自然災害がきっかけで移住した人たちである。ミューンス集落には、ベラウ国立病院というパラオ最大の病院がある。
アラカベサン島とコロール島の間には陸橋で接続されている。この陸橋は日本統治時代に建設され、今でも改修しながら使用されている。