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アラシグサ属(アラシグサぞく、学名:Boykinia、和名漢字表記:嵐草属)はユキノシタ科の属の一つ。属名は米国の博物学者Samuel Boykinへの献名である[1]。
多年草。茎や葉に腺毛が生える。葉は落葉性で、葉身は円形で掌状に分裂する。葉柄があり、柄は葉身の基部につく。花は小型の両性花が集散状円錐花序をなし、花弁は5個で、色は白色または淡黄色。雄蘂は5個。花柱は離生する。果実は蒴果となり、種子は小型。
北半球に約7種知られ、日本に1種、アジアからアラスカ、カナダにかけて1種、残りは北アメリカに分布する。
- アラシグサ Boykinia lycoctonifolia (Maxim.) Engl.
- Boykinia aconitifolia Nutt. -Allegheny brookfoam
- Boykinia intermedia (Piper) G.N. Jones -Sierra brookfoam
- Boykinia major A.Gray -Large boykinia
- Boykinia occidentalis Torr. & A.Gray -Coastal brookfoam
- Boykinia richardsonii (Hook.) Rothr. -Richardson's brookfoam
- Boykinia rotundifolia Parry -Roundleaf brookfoam