アラビス (HMNZS Arabis) はニュージーランド海軍のコルベット。改フラワー級[1]。
1943年2月26日起工[1]。グリーノックのジョージ・ブラウン社で同年10月28日に進水[1]。1944年2月22日就役[1]。同年3月16日竣工[1]。艦長はJ. H. Seelye中佐[2]。
5月23日にグリーノックより出航[1]。アゾレス諸島までは船団と共に進み、それからパナマ運河経由でオークランドへ向かい、8月15日に到着した[2]。
12月26日に「アラビス」はオークランドから出航してソロモン諸島へ向かい、12月14日にRenard Soundに到着した[1]。以後ソロモン諸島にあり[1]、1945年4月6日から6月初めまではエリス諸島に配備された[3]。6月12日に「アラビス」はガダルカナル島より出航し、6月20日にオークランドに着いた[1]。7月、「アラビス」は掃海艇「トゥイ」とともにヌメアからオークランドまでFairmile B motor launchを護送した[1]。12月、トンガを訪問[1]。
1946年3月7日から6月4日までキュビエ島水域の掃海が行われ、「アラビス」はコルベット「アービュタス」、掃海艇「Kiwi」とともにそれに従事した[4]。
7月25日、予備役となる[1]。1948年、「アラビス」と同型の「アービュタス」はイギリス海軍に返還された[5]。2隻は4月にニュージーランドを離れて6月29日にポーツマスに着いた[6]。
1951年8月、解体[1]。