アリゾナ・フォールリーグ | |
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競技 | 野球 |
開始年 | 1992年 |
参加チーム | 6 |
国 | アメリカ合衆国 |
前回優勝 | サプライズ・サグアロズ(2023年) |
アリゾナ・フォールリーグ(Arizona Fall League)は、毎年オフシーズンにアリゾナ州で開催されるメジャーリーグベースボール(MLB)傘下の教育リーグ(広義のウィンターリーグ)。
毎年、ワールドシリーズ終了後から11月中旬まで、MLBがスプリングトレーニングで使用する球場を舞台に6チームが約30試合[1]を行う。2021年までは2地区に分かれて、各地区の優勝チームがチャンピオンシップに進出し優勝を決定していた(2022年より地区制を廃止)。
MLB各球団から有望株(プロスペクト)7名が選出され、5つのMLB球団のマイナー選手が合同チームを結成して試合を行う。
このリーグは、選手をふるいにかける場であるルーキーリーグなどとは違い、未来のスター候補と指導者が参加して「育成の仕上げ」を行う場である[2]。一例として、2022年のMLBオールスターゲームに選出された全選手の約50%がこのリーグの卒業生であった[2]。
1992年 - リーグ設立。
1994年 - 当時シカゴ・ホワイトソックス傘下AA級に所属していたマイケル・ジョーダンがスコッツデール・スコーピオンズの一員としてプレーした。
2004年 - 前年のこのリーグに参加中にカージャックに遭遇して殺害されたダーネル・ステンソンの名を冠した「ダーネル・ステンソン・スポーツマンシップ・アワード(通称:ステンソン・アワード)」が制定された。この賞は、全力プレー・献身的プレー・リーダーシップの価値を示した最も模範的なプレーヤーを表彰するものであり、マーク・ティーエン(2004年)やアンドレ・イーシア(2005年)などが受賞している。
2020年 - 新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、リーグの開催が中止となった。
2022年 - 2地区制を廃止。レギュラーシーズンの2位と3位が行う準決勝の勝者と、レギュラーシーズン1位のチームがチャンピオンシップを行うことになった。
チーム | 提携先MLBチーム | 本拠地 |
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グレンデール・デザートドッグズ Glendale Desert Dogs |
ボストン・レッドソックス シカゴ・ホワイトソックス ロサンゼルス・ドジャース ミネソタ・ツインズ ニューヨーク・メッツ |
アリゾナ州グレンデール キャメルバック・ランチ |
メサ・ソーラーソックス Mesa Solar Sox |
ボルチモア・オリオールズ シカゴ・カブス ヒューストン・アストロズ ニューヨーク・ヤンキース オークランド・アスレチックス |
アリゾナ州メサ スローン・パーク |
ピオリア・ハベリーナズ Peoria Javelinas |
クリーブランド・ガーディアンズ マイアミ・マーリンズ サンディエゴ・パドレス シアトル・マリナーズ タンパベイ・レイズ |
アリゾナ州ピオリア ピオリア・スポーツ・コンプレックス |
ソルトリバー・ラフターズ Salt River Rafters |
アリゾナ・ダイヤモンドバックス アトランタ・ブレーブス コロラド・ロッキーズ デトロイト・タイガース ピッツバーグ・パイレーツ |
アリゾナ州スコッツデール ソルトリバー・フィールズ・アット・トーキング・スティック |
スコッツデール・スコーピオンズ Scottsdale Scorpions |
ロサンゼルス・エンゼルス フィラデルフィア・フィリーズ サンフランシスコ・ジャイアンツ セントルイス・カージナルス ワシントン・ナショナルズ |
アリゾナ州スコッツデール スコッツデール・スタジアム |
サプライズ・サグアロズ Surprise Saguaros |
シンシナティ・レッズ カンザスシティ・ロイヤルズ ミルウォーキー・ブルワーズ テキサス・レンジャーズ トロント・ブルージェイズ |
アリゾナ州サプライズ サプライズ・スタジアム |