アルギニルtRNAシンテターゼN末端ドメイン | |||||||||
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酵母のアルギニルtRNAシンテターゼ | |||||||||
識別子 | |||||||||
略号 | Arg_tRNA_synt_N | ||||||||
Pfam | PF03485 | ||||||||
InterPro | IPR005148 | ||||||||
SCOP | 1f7u | ||||||||
SUPERFAMILY | 1f7u | ||||||||
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アルギニンtRNAリガーゼ(Arginine—tRNA ligase、EC 6.1.1.19)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
従って、この酵素は、ATPとL-アルギニンとRNAの3つの基質、AMPと二リン酸とL-アルギニルtRNAArgの3つの生成物を持つ。
この酵素はリガーゼに分類され、特にアミノアシルtRNAと関連化合物に炭素-酸素結合を形成する。系統名はL-アルギニン:tRNAArgリガーゼ(AMP生成)(L-Arginine:tRNAHis ligase (AMP-forming))である。アルギニルtRNAシンターゼ、アルギニントランスラーゼ等とも呼ばれる。この酵素は、アルギニン、プロリンの代謝及びアミノアシルtRNAの生合成に関与している。N末端に、アルギニル tRNAシンテターゼN末端ドメインまたはアディショナルドメイン1(Add-1)と呼ばれる保存ドメインを持つ。このドメインは約140残基の長さで、tRNA認識に関わっていると考えられている[1]。
2007年末時点で、4個の構造が解かれている。蛋白質構造データバンクのコードは、1BS2、1F7U、1F7V、1IQ0である。