アルブレヒト・オットー・ヨハネス・ウンゼルト(Albrecht Otto Johannes Unsöld, 1905年4月20日- 1995年9月23日)は、ドイツの天体物理学者である。恒星大気の研究や、『恒星大気の物理学』『現代天文学』の著者として知られている。
バーデン=ヴュルテンベルク州のボルハイム (de:Bolheim) に生まれた。テュービンゲン大学、後にミュンヘン大学でアルノルト・ゾンマーフェルトなどに物理学を学んだ。1932年にキール大学の教授となり1973年までその職にあった。
恒星大気のスペクトル線のプロファイルから、恒星大気の運動等を求める方法を提案し、1939年にB0型の恒星のスペクトル線についての研究を発表した。これは太陽以外の恒星の大気についての最初の研究であった。