アレクサンダー・リッチ(Alexander Rich, 1925年11月15日 - 2015年4月27日)は アメリカ出身の生物学者・生物物理学者。マサチューセッツ工科大学、ハーバード大学医学部の教授を務める。
コネチカット州ハートフォード生まれ。ハーバード大学医学部卒業後、カリフォルニア工科大学のライナス・ポーリングのもとで博士研究員として働き、1958年マサチューセッツ工科大学に移った。通常DNAの二重らせんは右巻きであるが(B-DNA)、1979年左巻きのDNAを発見しZ-DNAと名付けた。また転移RNAの立体構造を解明した。全米科学アカデミー会員。2015年ボストンで死去[1]。