アレホ・ベラ Alejo Vera | |
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生誕 |
1834年7月14日 スペイン、Viñuelas |
死没 |
1923年2月4日 スペイン、マドリード |
アレホ・ベラ(Alejo Vera y Estaca、1834年7月14日 - 1923年2月4日)はスペインの画家である。
カスティーリャ・ラ・マンチャ州、グアダラハラ県のビニュエラス(Viñuelas)で生まれた。地元の学校の教師が絵の才能を認め、グアダラハラ県に美術を学ぶための奨学金の申請することを勧め、申請が認められ、1850年からマドリードの王立サン・フェルナンド美術アカデミーで学び、卒業後はフェデリコ・デ・マドラーソの工房でも学んだ[1]。1856年のスペイン国内の展覧会に出展して佳作を受賞し、1868年のスペインの全国展(Exposición nacional)でもメダルを得た。後援者を得て、1860年からローマに留学した。留学中にスペインの全国展に出展し、高い評価を得た。
1871年からマドリードの商工会議所の天井画を描き、1874年からマドリードの美術学校(Escuela Especial de Pintura, Escultura y Grabado de Madrid)の教授を務めた。1876年にはフィラデルフィア万国博覧会にも出展した[1]。1878年から再びローマに滞在し、1881年にスペインに戻り、その年亡くなったフランシスコ・サンス・カボット(Francisco Sans Cabot:1828-1881)の後任としてサン・フェルナンド美術アカデミーの教授になった。