『アンセムズ・オブ・リベリオン』 | ||||
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アーチ・エネミー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
プリプロダクション: 2003年1月 ハルムスタッド Rockstugan[3] イングランド ダービーシャー バックステージ・スタジオ[3] | |||
ジャンル | ヘヴィメタル、メロディックデスメタル | |||
時間 | ||||
レーベル | センチュリー・メディア・レコード | |||
プロデュース | アンディ・スニープ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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アーチ・エネミー アルバム 年表 | ||||
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『アンセムズ・オブ・リベリオン』(Anthems of Rebellion)は、スウェーデンのメロディックデスメタル・バンド、アーチ・エネミーが2003年に発表した5作目のスタジオ・アルバム。アンジェラ・ゴソウ加入後としては2作目に当たる[1]。
収録曲「エンド・オブ・ザ・ライン」と「デヒューマナイゼーション」では、クリストファー・アモットによるメロディック・ボーカルが導入されており、バンドの中心人物マイケル・アモットは「いつもと違う味を加えてみたかった」「彼がそういうスタイルで歌えると分かったことで、バンドは新しい楽器を手に入れたと思っている」「メインはあくまで、アンジェラの凶悪なボーカル・スタイルさ」と語っている[8]。前作『ウェイジズ・オブ・シン』(2001年)でエンジニアリングやミキシングに貢献したアンディ・スニープが、本作ではプロデューサーとしてもクレジットされた[9]。
バンドの拠点であるスウェーデンでは、2003年9月5日付のアルバム・チャートで60位を記録し、同国において初のアルバム・チャート入りを果たした[2]。アメリカでは、総合アルバム・チャートのBillboard 200入りは果たせなかったが、『ビルボード』のインディペンデント・アルバム・チャートでは15位、トップ・ヒートシーカーズでは26位を記録した[10]。
トッド・クリステルはオールミュージックにおいて5点満点中2.5点を付け「アンジェラ・ゴソウのボーカルは獰猛で、前任のヨハン・リーヴァよりも幾分優れているが、一本調子なことも多く、バンド・サウンドと完全に一体化できていない」と評している[11]。Blabbermouth.netのレビューでは10点満点中7.5点が付けられ「彼女(ゴソウ)加入時の過剰な喧伝や期待に反して、彼女の声は中音域を主体とした他のグロウル・ボーカリストほどの殺傷力はない」「バンドの実力が完全に発揮されていない」と評されている[12]。一方、『オーランド・ウィークリー』紙のレビューでは「マイケル&クリストファーのアモット兄弟によるギターは、メロディと苛烈な重厚さの両方に関して高水準だが、アーランドソンによる規格外のドラミングと、ゴソウによる特徴的な不気味さがなければ、単に『優れたメタル・アルバム』で終わっていたかもしれない。そうした強力なメンバーの存在により、本作は驚異的な作品となった」と評されている[13]。
収録曲「デッド・アイズ・シー・ノー・フューチャー」は、2005年の映画『アローン・イン・ザ・ダーク』のサウンドトラック・アルバムにも収録された[14]。
ヨーロッパ初回盤(CM 77483-2)のボーナス・ディスクは、「イグジスト・トゥ・イグジット」の5.1ミックスを除く5トラック入りである[15]。
オーディオ・トラック
DTSトラック
アディショナル・ミュージシャン